ま、とにかく、そういう面倒くさいことは、
いったん置いておいて、ですね。
元祖「言いまつがい」でも読んで
ひと息入れることにしましょうや。
ほら、ちょっとリラックスすると、
見方が変わってナイスな考えが
浮かぶかもしれませんよ。
どうぞ最後までのんびりとお楽しみください。 |
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片方のストッキングが見つからず、
いらいらしながら
妻が言い放ちました。
「カタッキングない!」
そもそも、そんなものないわ。
(畑) |
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同僚が昔のつらかった思い出を
話そうして、開口一番、 「忘れたくても
思い出せないよ!」
と叫んだ。
(松岡かよ) |
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その昔、父はご飯の上に餅をのせて
茶漬けにして食べるのが好きでした。
それについてコメントしようとした私は、 「もはんとごち」
と言ってしまいました。
(踊るハニワ) |
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飲食店でのバイト中、
お客さんに、お冷やをくれとたのまれ、
「ただいまお持ちします!」
と言おうとしたところ、 「たとえば‥‥」
と言ってしまった。
お冷やを持っていくのに
なんのたとえが必要なのか‥‥
ひとり顔を赤らめました。
(まちこ) |
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先日行われた大学の大同窓会。
3次会の帰り際、後輩が
「T先輩(男)が
マタニティーブルーに
なってるようなので
慰めてあげてくださいね」
いやいや、Tくんは
これから結婚するのですよ、後輩。
(なったことないマリッジブルー) |
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「僕さぁ、
テレパシーのない人って
嫌いなんだよね」
と9歳の息子。
「普通、ないんじゃない?」
「いや、けっこういるよ。
給食時間にウンコとか言う人」
「‥‥デリカシー?」
「あっ、それそれ!」
(あんたご飯中におならしてるよ) |
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先日、万歩計について
話していた中で知人が発言。
「そんなええのんでなくてええねん、
百均で千円くらいのでいいねん」
いや、それは売ってないやろ。
ていうか売ってたら
すでに百均とちゃうし。
(言わんとする
ニュアンスはわかったが) |
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選抜高校野球のさなか、
言いまつがいを耳にしました。
試合の中盤、
打線に定評のあるチームの選手が、
きれいなヒットで出塁した直後の実況。
「さすが○○高校!
ふるどいすりです!」
飲んでいたココアを噴出しました。
(アキラ) |
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野生動物のドキュメンタリー番組なんかで
よく見かけるシーン。
「あ、これ知ってる!」
と思い得意げに私は言った。
「命がけで川を渡るんだよね、ムー」
ダンナ「‥‥」
はっ! なんか違う!? とあわてて
「あ、モーだっけ?」
と訂正したらダンナは
「モーって‥‥」と。
ヌーだった。
(ミチ・茨城) |
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野球中継を家族で見ていたら、
「岸和田魂」という横断幕がありました。
私「岸和田って、あの
すごいお祭りのある所でしょ?」
母「ああ、どんじり祭りね」
私「違うよー。
だんじき祭りだよねー」
父「違う。
お前らのを足して2で割れ!」
私・母「えー?
あっ、どんじきだ!」
父「岸和田だんじり祭りだっ!」
(祭りオンチ) |
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毎朝私は、
「いつもありがとうございます。
今日も一日頑張ります」
とお仏壇に手を合わせますが、時々 「お電話
ありがとうございます」
と言ってしまいます。
ちなみに私の仕事はオペレーターです。
(ちえ) |
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どのような「言いまつがい」でも
ためらわず私たちにお送りくださいな。
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連載の傑作をそれぞれ700以上も収録した 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』は
おかげさまでロングセラー。
まだの方は、ぜひどうぞ。 イラスト:しりあがり寿 |