その1523
♪キーンコーンカーンコーン。
はいはい、みんな、席についてー。
静かに、静かに、し・ず・か・に!
はい、じゃあ、こないだやったテストを返すぞー。
はいはい、静かに、し・ず・か・に!
今回も「珍解答」が満載で、
先生、自宅で採点しながら大笑いしてたら
1階に住んでる大家さんから
「なにかあったんですか?」って
質問されちゃったぞー。
みんな、おもしろいのもいいけど、
もうちょっと真面目に勉強してくれよなー。
はい、じゃあ、名前を呼ばれた人から取りにきてー。
小山内〜、稲葉〜、田所〜、与那嶺〜、権堂〜‥‥。
小6のとき理科のテストで、
「胃」と書くところを勢いあまって
「畳」
と書いて
不正解になったのは私です。
15年ぐらい経った今でも誰にも言ってません。
(豪)
小学校の頃の社会のテストのこと。
当時の私は何をトチ狂ったのか、
「杉田玄白」を
「杉田かおる」
と
大真面目に書いていました。
(北岩)
小学校の社会で、友人が
「大名が勢力を伸ばすことを避けるために
江戸と地方とを行き来することを
なんというか」という問題に
「三種混合」
と書いていたのを思い出します。
ちょうどその時期に三種混合の注射があり、
他のクラスでも何名か同じ答案があったそうです。
4字だし、ぴったりだ、と感心したものです。
(参勤交代)
中学時代、理科の定期試験でのことです。
生き物の体の表面の形状
(人間なら皮膚、魚類ならウロコ、というような)
を答える問題で、
鳥類の場合は「羽毛」が正解だったのですが、
僕は自信満々に
「鳥肌」
と書き×をもらいました。
先生から珍解答としてみんなに紹介され、
はずかしかった〜。
(さむがり)
中1の初めての中間テストのとき。
アヤノちゃんが歴史の先生に
「先生、これ合ってるよー」と抗議。
問題:
「弥生時代の遺跡から出土した、
人や馬の形のものの名前は?」
アヤノちゃんの答え:
「はには」
先生爆笑。でもバツはバツ。
アヤノちゃんは
「三角で1点ちょうだいよ!」
と食い下がっていました。
(めと)
字が乱雑な友人F。
高校生のとき、保健体育のテストで
「大外刈り」が答えの問題があった。
本人は正解の自信があったが
返ってきたテストを見ると
しっかりとバツが‥‥。
彼は文句を言っていたが、
答案用紙に書かれていた答えはどう見ても
「オタトメリり」
としか読めなかった。
‥‥字は丁寧に。
(あと「ガソリン」が「ガリリソ」に見える)
会社の同僚から聞いた話です。
同僚の子ども(小学3年生位)が
塾の実力テストを受けたそうです。
国語の問題で
「『○○を案じる』の
『案じる』とはどういう意味か?」
という問題で、その子は、
「あんこの味噌汁」
と解答したそうです。
好きだなぁ〜、こういう子。
(ケン)
うちの妹が小学校1年生のとき。
母と、妹の「夏休みの友」
(今もあるのかな?)の
答えあわせをしているときです。
問:次の言葉の反対の言葉を書きなさい。
「おおきい」→
「いきおお」
「ひろい」→
「いろひ」
「とおい」→
「いおと」
‥‥私と母の頭に一瞬「?」マークが。
数秒後、妹の意図するところがわかり、
二人で大爆笑しました。
(素直に「反対」にしちゃったのね)
ミッション系の高校に通っていました。
「聖書」の授業の定期テストにて
「『人はパンのみで生きるものではない』
の意味を答えよ」という設問に対し、
友人は
「ジャムも必要である」
と解答。
たしかにそのほうがおいしいよね‥‥。
(牧師さますら吹き出した)
いつも周囲を驚かせる地理音痴な友人K。
外国の首都クイズを出題されて
苦戦していた時のこと。
「フランスの首都は?」
の問いに、得意げに一言。
「いくらなんでもそれくらいわかるよ〜、
バリ!
」
(バリジェンヌ)
はいはい、いいかー、みんな、
自分の答案はよく見直しておくようにー。
もしもさらなる「珍解答」を見つけたら、
先生にメールして教えてくださいねー。
それから、課題図書の
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
を
まだ読んでいない人は、読んでおくようにー。
「ほぼ日ストア」
でも売ってるぞー。
はい、じゃあ、今日はここまで。
起立! 礼! 着陸!
♪キーンコーンカーンコーン。
イラスト:しりあがり寿
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2008-04-16-WED
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN