こう、気候も、の〜びりしてくると、
注意力や集中力も、なくなってきちゃって、
ついついやらかしちゃいますよね、「まつがい」。
本日も、全国のそそっかしいみなさんから、
いろんな「まつがい」を集めてお届けします。
ちいさな「まつがい」、おおきな「まつがい」、
そして、中くらいの「まつがい」まで。
どうぞ最後まで、ごゆっくりー。
只今仕事の昼休み中です。
自分のデスクでごはんを食べていました。
そこに一本の電話が。
慌ててとると、上司への電話でしたので
そのまま取り次ぎました。
そしてまたごはんを一口。
何か感触が違う、と思って手元を見ると
鉛筆と、お箸1本ずつが手の中に。
(実は出前の中身もまつがってた)
先日、食器を洗っていて
箸立てに箸を入れようとしたところ
そこにはなぜか父の歯ブラシが。
間違えたんだろうと思い、
歯ブラシを歯ブラシ立てに戻そうとしたところ
そこにはが立ってました。
(のロボ)
小さい頃、兄弟とおままごとをしていた時
サイフ(おままごと用の)がなくなりました。
私はあわてていたるところを
探し回ったのにありません。
10分ぐらい探してもありません。
しかしふと手のひらを見るとそのお財布が!
ちょっと自分にあきれました‥‥。
(そこまでアホだったのか)
晩ご飯を食べていたときのこと。
旦那のご飯のおかわりをよそいに台所に行き、
炊飯器のフタを開けたつもりで
冷蔵庫の野菜室のドアを開けました。
(旦那は失笑)
うちの母はシナモントーストが大好き。
ある朝いつものように、
シナモンシュガーをトーストに景気良くふりかけ、
大口で噛り付き一気に半分以上
食べた‥‥あとで異変に気付きました。
いつものシナモンのよい香りが
ちっともしないのはなぜ?
腐ってんのかと慌てて棚の瓶を調べかけて、
そこで、自分がシナモンではなく、
隣のナツメグをかけてた事に気づきました。
自分の失敗に笑い転げるお母さん。
でもその後、また間違えたりしないよう
瓶の位置を変えたりしない所が彼女らしいなと
一部始終を隣で見ていた娘は思いました。
(絶対またやるわ)
先日、職場の先輩と
宿泊してみたい旅館の話をしていた時の事。
私 「一度でいいから○○って旅館、
   行ってみたいんですよね!」
先輩「あ、あたし、行った事あるよ〜。
   すっごいよかった!!」
私 「ホントですかっ?!
   女性は浴衣とか選べて
   内装もいいそうですよね。
   いいな〜、私も行ってみたい‥‥」
先輩「‥‥え‥‥浴衣‥‥‥‥選べるの‥‥?
   ‥‥‥‥ゴメ〜ン行ってないや〜‥‥
   雑誌読んで行った気になってた〜
私 「‥‥‥‥‥‥」
‥‥安上がりな方です。
(夢か現か)
数年前、仕事中に銀行へお使いを頼まれました。
職場周辺の地理にうとく、
その銀行の場所がわからない私は
先輩に場所を聞いてから出発しました。
先輩が言うには、その銀行は
「ダイエーの奥の角を左折して
 真直ぐ行けば右手にある」という。
この、わかりやすさ極まりない説明のおかげで、
やがて私は銀行らしい建物の前に着いた。
‥‥が、どうも、雰囲気が違う。
いぶかしく思い、一旦は足を止めたものの、
「やっぱり、由緒あるA銀行は違うわね〜」
と私は自己完結し、いざ銀行の中へ。
すると入り口を入ってすぐのところに守衛さんがいる。
守衛さんにうろんな眼差しで見られ、
「‥‥何か‥‥物々しい‥‥かも‥‥」
とは感じたが、そのまま中へ入る。
‥‥入った瞬間、固まりました。他のお客がいない。
銀行らしい広々感はなく、窓口にお姉さんがいない。
なんで昔の切符売り場みたいに
窓口にプラスティックの板が張ってあって下に隙間が?
っていうか、この右手にある、
「警察官云々」と書いたこのスペースは何?
明らかに銀行らしからぬ気配におののき、
ようやく自分が場所を間違えたらしいことに気づく。
慌ててその場を後にしようとした私、
守衛さんに職務質問を受ける!
「あ、あの、A銀行って‥‥
 ここじゃ‥‥ないです‥‥よね‥‥」
しどろもどろに尋ねた私に守衛さんがひと言。
「あ〜、A銀行は一本向こうだよ」
私はダイエーの奥ではなく、
手前を曲がっていたのでした。
守衛さんのおかげで無事お使いは果たせました。
ちなみに、私が間違えて入った所も一応銀行でしたよ。
(日本銀行)
読みながら、過去の自分の「まつがい」を
思い出したときこそ、投稿のチャンスです!
そう、それは、まさにいま!
ま、そんなに大げさにする必要もないですけど、
とりあえず下の「投稿する」ボタンをクリック。
ことのあらましをシンプルに書き表して、
できたところで送信ボタンを押してください。
お待ちしておりますー。

イラスト:しりあがり寿


2008-05-11-SUN
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN