あなたがもしもいま、
ちょっとしたヒマを持て余しているのなら、
どうぞ、元祖「言いまつがい」でお楽しみください。
あなたの友だちがもしもいま、
ちょっとしたヒマを持て余しているのなら、
どうぞ、元祖「言いまつがい」を
教えてあげてください。
今日も痛快。じわじわクスクスの傑作ぞろい。
どうぞ、最後までお楽しみくださいませー。 |
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私は図書館で働いています。
書店さんが配達してくれた
本のタイトルを同僚に伝えようと
「知恵蔵とイミダス届きました」
と言うつもりが
「チミダス届きました」
と言ってしまいました。
すっごく恥ずかしかったです。
(ありんこ) |
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登校中、友達に
「一時間目に間に合うかな」と聞かれた僕は、
「時間はまだまだじゅっぷりあるよ」
などと言ってしまいました。
「じゅうぶん」と「たっぷり」が
合わさったのだと思います。
言った後、なんだか口によだれがたまりました。
(中) |
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遅刻常習犯の友人、ひろが、
めずらしく待ち合わせ時間に来た。
びっくりして
「ぴったりじゃん、ひろ!」
と言うつもりが、口から出てきたのは 「ぴろ!」
一瞬固まってから自分で大爆笑してしまいました。
ひろはよくわかってないようでしたが
それ以降、あだなは「ぴろ」です。
(最近はピロリ菌) |
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母の靴の紐がほどけていたので
教えてあげようとした時に出てしまった。
「お母さん。
靴のほも、ひどけてる!」
意味不明‥‥。
(チカズ) |
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一回り歳の離れた兄の結婚式の打ち合わせ。
中学生だった私は、
家族初の大イベントに舞い上がってしまい、
しゃべり続けである。
「ねぇねぇ、化粧まわしは何色?
何回ぐらいやるの~?」
‥‥あんまりうれしくない言いまつがいであった。
(こ) |
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「私だって、
背渡り上手になったもんよ!」
お前は因幡の白兎か!
今度中2になるムスメは、
きっと世渡りが下手でしょう。
(きょんぴー今度中2の母) |
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ある日の音楽の時間。
その日はリコーダーの試験でした。
試験開始前の先生の最後のアドバイス‥‥。
それは、 「ノーミスをしないように!」
でした。
始めは気づかずに流しましたが、
さすがに違和感を覚えました。
(冬のドナタ) |
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知り合いの青年、Gくん(29才、独身)。
最近プライベートライフが
充実していないところに
とどめをさすような出来事があったらしいです。
口調も重く
「もう、身もカラダもぼろぼろです‥‥」
と。
「ココロは何ともないんなら平気だよ!」
と力づけてあげました。
(三毛猫) |
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家族で回転寿司に行った時の言いまつがいです。
母がエビと紋甲イカを注文しようとして
「エビと紋甲エビ、ひとつずつ!」
まつがいに気がつき家族で爆笑!
もう一度注文し直したのですが、またもや
「エビと紋甲エビ!」
3度目はしっかり注文できましたが、
いくら経っても紋甲イカはこず、
店員と話すのがハズカシくて
母は紋甲イカをあきらめました。
(たなぼん) |
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昨年退職の折、
私が暑がりということと、時期もあって、
扇子をいただきました。
ブルーの地に白ウサギがポイントのものでした。
見た目にも涼やかで
「まあ、さわやかなお色」
と言いたかったのに、私の口から出た言葉は
「まあ、ササヤカな‥‥」
人のご厚意を蹴散らかすようなものでした。
あわてて言い直し、
周りの人が笑ってくれて助かりました。
(じゅたのママ) |
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とある休日、テレビを見ていた夫が
大きな声で叫びました。
「わぁ、おいしそうなナポレオン!」
よく画面を見ると、老舗洋食店の
おいしそうなナポリタンが‥‥。
(子供食が好きな夫の妻) |
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ははははは、と笑いながら、
自分の「言いまつがい」などを思い出したときは、
すみやかに下の「投稿する」ボタンをクリック。
その愉快なエピソードを
長からず短からずといった適度な量でタイピングし、
できあがったら、えいやと送信してください。
連載の傑作をそれぞれ700以上も収録した 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』は
大手書店やネット書店などで購入可能です。
よろしくお願いしますー! イラスト:しりあがり寿 |