ぼちぼち、暑くなってきましたねー。
ま、そんなこと言っててもしかたがない。
額の汗をぬぐって、麦茶でも飲んで、
そんでもってついでに
元祖「言いまつがい」でも読んで
気分転換してくださいねー。
べつに涼しくはなりませんけど、
ま、最後まで、のんびりどうぞー。 |
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遅刻ギリギリの朝。
出る直前に、手を拭く物を持って行かなきゃ!
と気付いて、焦りながら 「タンカチ!」と叫んでしまいました。
独り言だったので、
何事もなかったかのように出勤しました。
(ハンカチかタオルか迷った) |
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先日、妻が知人と電話で話しながら、
「それってシンデレラドリームよね!」
と連発していました‥‥が‥‥、
シンデレラストーリーも
アメリカンドリームも似たようなものなので、
私としてはよしとしました。
(R) |
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先日、一人っ子で彼氏がいない自分のことを
「基本的にひとりだから」と
友達に説明しようとして
「個人的にひとりだから」
と、とっさに言ってしまった‥‥。
寂しさを強調しすぎました。
(せつなれんさ) |
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高校のときの国語の守谷(もりや)先生の話です。
その先生が国語研究室で仕事をしている横で、
私たちは掃除をしていました。
その時電話が鳴り、
受話器を取った守谷先生はこう言いました。
「もりもり、もしやです」
自分の名前なのに‥‥。
(今では私も教師) |
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今日の朝、学校で、することがなかったので
友達に話し掛けたところ、私の口から出た言葉は
「ねえねえ、ひまんなーい」。
「暇」と「つまんない」が混ざったと思われます。
(雛) |
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今朝、洗濯機が壊れた。
あわてた彼は
「やっぱり掃除機壊れた」
違うと思った私は
「ちがう、冷蔵庫でしょ!」
(まだ若い二人) |
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上司が昔の武勇伝を話してくれた時のこと。
友達と原付の二人乗りをしていたという話を、
「若い頃は、よくツレと
原チャを半ケツして
警察に追いかけられてさぁ」。
無理に若者の言葉使おうとするから‥‥。
「それって2ケツでの事ですよね?」
とは訂正しませんでした。
(ペリー) |
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母方のいとこの結婚式の後に、
みんなでお茶でもしてから帰ろうか~と
ホテルのラウンジにぞろぞろと向かいました。
ふだんからおっちょこちょいの伯母が
「私は紅茶にするわ~」。
ウェイトレスさん
「アイスとホットとどちらになさいますか?」
伯母「ティー紅茶で!」
親戚一同「わっはっは!!」
ホテルのウェイトレスさんは
顔色ひとつ変えずさすがでした。
(マナティ) |
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古い話ですが、シドニーオリンピックの時。
当時、田村亮子さんの金メダルにかける決意
「最高でも金! 最低でも金!」
を、聞いた友人の母上は、仕事から帰宅した
娘にこう伝えたそうです。
「ヤワラちゃんね~、
金メダルを取る宣言したのよ!
『勝っても金! 負けても金!』
かっこよかったのよ~」
いやいや、お母様、負けたら金は‥‥。
(あの金メダルはうれしかった!) |
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母「あの花瓶のバラ、きれい。いい色」
私「あれ、つけものよ」
「作り物」って言いたかったんです。
(とろろ) |
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