その1650

ぐずぐずした天気? いらいらする気持ち?
かさかさする心? じめじめした室内?
そんなときは、笑ってスカッと切り替えましょう!
ぼんやり目を通すだけでクスクス笑える
非常に便利なコンテンツをご紹介します。
すなわち、元祖「言いまつがい」!
どうぞ最後までのんびりとご覧くださいませー。
うちの母は、
「お久しぶり」と言おうとして
「うしさしぶり」と言い、
言ったほうも言われたほうも
大笑いしてました。
(私も笑った)
結婚の準備で忙しいSちゃん
ドレスのことでもめている様子。
電話を切り私に向かって
「ここのドレス、
 デザインいまいちやのに
 値段はブラボーに高いねん」
私は冷静に「ベラボーでしょ」と訂正。
旦那さんにはがんばってほしいものです。
(ふく)
会社の先輩が取引先の人と
電話で話しているとき、しきりに
お気に召さないで下さい、
 いや、もう、
 お気に召さないで下さい
と連発していた。
「お気になさらないで下さい」
と意味を勘違いしていたらしい。
(りーずん)
娘に注意をしていてまちがえました。
「自分のことを棚において
あれ、と思った瞬間
「棚においてどうする!」
と娘に突っ込まれました。
結局注意したかったことは
尻切れとんぼで終わりました。
(ぷく)
刑法の授業で「正当防衛」について
やっていたときのこと。
先生が例として言いました。
「XがYをピストルで
 刺して殺したとき‥‥」
Xはすごいと思います。
(法学部生)
このまえ友人と、童話の世界の
どこへ行きたいかを話していました。
「ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家」やら
「不思議の国のアリスの世界」やら
とカワイイ答えが続く中、私の放った一言
ムーミン寺へ行ってみたい」
いったい何を修業するのか???
と一斉につっこまれたのは言うまでもありません。
(さみぷ)
仕事が終わって帰宅し、
玄関から「ただいまー」と言うと、
居間から家族が
「おかえりー」
「おかえりー」
「おかえりなさーい」
「いってらっしゃーい」
ん!? まつがったのは母でした。
もうちょっと働いてこい、と?
(黒猫)
私が18才のころ、クリーニング屋さんで
バイトしていたときのことです。
カウンターがあって、
私はその奥のお客様から見えない場所で
お弁当をひろげようとしてました。
ちょうどそこへ「すいませ〜〜〜ん」の声。
「あっ、お客様だ」とにこやかに大きな声で
「いただきまーーす」
言いながらカウンターへ。
目が点になってるお客様と固まった私‥‥。
それまでクリーニング屋の看板娘だったのに、
腹減り娘といわれるようになっちゃいました。
(つぶた)
昨夜のテレビの天気予報、
見事なのを聞きました。
「明日は朝晩多少冷え込みます。
 ぞうど‥‥どうぞ、
 暖かくしてお休み下さい」
さらっと直しました、お天気お兄さん。
(Pete)
もし、そこの人。
もしも心に残る「言いまつがい」があるのなら、
どうぞ私たちにメールしてくださいませ。
まずは下の「投稿する」ボタンをクリックし、
つぎにその愉快な出来事を簡潔に書き表し、
だいたいできたなと思ったら
迷わず送信ボタンを押してください。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』には
連載の傑作がそれぞれ700以上も収録されています。
どうぞ、よろしくお願いしますー。

イラスト:しりあがり寿


2008-08-21-THU
もどる
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN