その1662

文面が「まつがって」いるのに、
それに気づいて訂正することなく、
そのまま先方へと送られてしまったメール。
それを私たちは「誤メール」と呼んで
おもしろがっているのです。
あなたの受信箱にもあるでしょう? 誤メール。
あるいは送信箱にあったりして? 誤メール。
わずかな文字の違いがおりなすおかしさを
どうぞ最後までご堪能くださいませー。
遅刻してきた友達から来たメール
偉くなってごめん。いま出た。」
‥‥いやいや、どうぞ昇進してください。
(さわ)
とある集まりに遅れそうだったとき、
「今日は遅れて参加します」
と幹事にメールした。
会場に着いたら、ホワイトボードに
「○○からのメール:
 今日は遅れて酸化します
と書かれていた。どうして私の携帯は
そういう変換を最初にするのだろうか。
(酸化者)
友達からのメールにある、
「たぶん」という言葉が
全て「だぶん」になっていました。
「これはだぶんだけど‥‥」
といった具合に。
(ミケ)
仕事で緊急事態が発生、
月末ということもあり若干テンパってました。
そこで私の知り合いにヘルプメールを出しました。
「緊急ですまん(=緊急ですみません)」
と用件に書いたつもりだった。
‥‥が、送信履歴のタイトルには
「緊張ですまん」
と。意味わからん!
(みどり)
母からメール。
「私はグウたらしてるから、
 疲れちゃ蔦!
最後の漢字が読めなくて調べたら、
「つた」だそうで。
促音や拗音を打つのがの苦手な母です。
(くみこ)
先日、「勉強会のご案内」という
事務的なメールを送った後、
何気なく読み返していると、
タイトルがあろうことか、
便器協会のご案内」
になっていた。どんな協会だ?
(Rin)
メールのやり取り中、
彼氏に自慢げな態度を取ってやろうと
「ふふ、どんなもんだい」と打ったあと、
もう1コ「ふ」を足して「ふふふ」にしちゃえ、
と1文字足して送信したら、後で読み返すと
「ふふ、ふどんなもんだい
になってました。
(うどんなら好き)
数ヶ月前に結婚した社内の同期からmailが。
「このたび、
 営業から広報に異動したのに伴い、
 会社でのリングネーム
 新姓に変更致しました。」
ばりばり働く彼女。勇ましい姿を想像し、
一瞬納得しかけましたが、
それはきっと、ワーキングネームよね‥‥。
(一円玉)
メールでビジネスレターを送信。
「フィードバックをいただければ幸いです」
と言うべきところを
キックバック
 いただければ幸いです」
と書いてしまいました。
(ちゃんこ)
「誤メール」に限らず、
あらゆる「まつがい」「言いまつがい」を
私たちはつねに募集しているのです。
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
ことのあらましをシンプルに書きつづり、
できたところで送信ボタンを押してください。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
まだの人は、ぜひ、どうぞー。

イラスト:しりあがり寿

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