ハロー、スーザン。
キミはジョークが好きだったな。
今日も、おかしな島国、ニッポンから
たくさんのジョークを仕入れたので、
キミに送ることにするよ。
そう、現地じゃ「言いまつがい」と呼ばれている
とびっきりクールなやつさ。
以下に続ける、ある種のことばのかたまりは、
しばしば、あなたの心に、明るい印象と、
ひっかいたような傷跡と
それにともなう現代的なおもしろみなどを
ゲットさせることがあるべきです。
じゃ、最後までたのしんでくれ。 |
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そのむかし出張で
アメリカへ行ったときのことです。
サンキュウと言われて返す言葉なんですが
「ユーアーウェルカム」と
「ノープロブレム」が混乱して 「ユーアープロブレム」
と言ってしまって、現地人と爆笑になりました。
ユーモアのあるアメリカ人でよかった!
(ひま太郎) |
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英検の面接で言いまつがえました。
終わりに面接官が
「Thank you.」って言ったとき、
私も「Thank you.」と言わなきゃいけないのに、 「You're welcome.」
(どういたしまして)
と言ってしまいました。
自分が面接してもらったのに
そんなこと言ってどうする。
(英検2級はステータス?) |
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アメリカに住んでます。
定期健診のため病院に行き、採血した時のことです。
番号を呼ばれて検査室の中に入り、椅子に座ると、
本人確認のため、生年月日を言うように言われました。
朝食ぬきで、頭がかなりぼ~っとしていた私は、
「1969年(ナインティーンシックスティナイン)
X月X日」と言おうとして、
「1699年(シックスティーンナインティナイン)
X月X日」と言ってしまい、
「とっても若く見えるねっ!」と
検査技師の兄ちゃんに大笑いされました。
1699年って‥‥ざっと300歳越えてるし‥‥。
(300歳で定期健診を受けた女) |
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中学1年の英語の授業中。
先生が絵の描いてあるカードを見せながら
「What is this?」と質問し、
席順にどんどん答えていく、
というのをやっていました。
自分の番に何の絵が出るか分からないし、
だんだんテンポアップしてくるしで、
みんなドキドキしていたのです。
そして順番は、内気なMちゃんに。
出た絵は「牛」。
あせったためか、Mちゃんはいつになく
力強くハッキリ大きな声で
「イッツ・ア・モウ!」と。
20年以上たった今でも、
牛を見るとこのかわいい答えを
思い出してニンマリしています。
(ちょび吉) |
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以前、外資系の会社で
営業事務として勤めていた時のことです。
外資系ということもあり、ごく稀に
海外から電話がかかってくることがありました。
その日も、隣で電話を取った同僚が困り果て、
その電話が、たらいまわし状態に。
辛うじてリスニング出来る程度の
英語力しかない私でしたが、
仕方なく出ることにしました。
電話の向こうで流暢にしゃべる外人さんは、
どうやらうちの部署のボスに
連絡が取りたいとのこと。
拙い英語で、ボスは不在であり、
連絡先も教えられない旨を伝えると、
相手は了解してくれました。
ホッとして、気が緩んだのでしょう。
相手が「Thank you.(ありがとう)」
と言ったのに対し、自信たっぷりに 「No, Thank you!(結構です!)」
と言ってしまいました‥‥。
本当は「You're welcome.(どういたしまして)」
って返したかったのに。
でもニュアンスは伝わったよね‥‥?
(英語恐怖症) |
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ロンドンに住んでいた名古屋出身の方の話です。
彼が赴任後初めてロンドンの地下鉄に乗ったとき、
電車が近づくと同時に 「満員だぎゃあ」
というアナウンスがありました。
実際電車は満員でした。彼は
「ロンドンでは、
日本語で、しかも名古屋弁で、
アナウンスしてくれるんだ」と感心しました。
しかしその後何度地下鉄に乗っても
「満員だぎゃあ」が繰り返されるし、
時には満員でなくてもアナウンスされるので、
数ヶ月経って知り合いの日本人に
「どうして地下鉄では満員のアナウンスが
日本語で流れるのでしょう?」
と質問して大笑いされたそうです。
「満員だぎゃあ」と聞こえたのは、
「mind the gap」(ホームと電車の隙間にご注意)
だったのです。
(よしくに) |
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韓国出身の同僚と話していた時のことです。
私 「3年前に韓国に旅行したんだよ」
同僚「そうなんだ。韓国の中でどこに行ったの?」
私 「ソウルに、春川(チュンチョン)に、
竜平(ヨンピョン)」
そう言おうとして、
「ソウルに、春川(チュンチョン)に、
平壌!(ピョンヤン)」と。
うっかり一線を越えてしまいました。
(ポラリス) |
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HAHAHAHAHAHAHAHA!
いやぁ、ニッポン人ってのは、
ほんとうにユニークな人たちだ。
もしキミもこういったジョークを知ってたら、
下の「投稿する」というボタンを
クリックして彼らにメールするといい。
そうそう、現地じゃこのジョークを集めた、 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
というブックもリリースされてるらしいぜ。
興味があるならチェックしてみるといい。
それじゃまた、セバスチャンの店で。
フリーマーケットを半日物色したが
5ドルしか使わなかったジミーより。
PS:
うちの老犬はほとんど動かないくせに
ヘリコプターの音にだけ過剰に反応する。 イラスト:しりあがり寿 |