すべての子どもたちは
美しい名前を持っているのです。
ひとりずつひとつ、かけがえのない名前を。
ところが、その燃える命ともいえる名前は
しばしば他者によってあっさりと
「言いまつがえ」られてしまうのです。
そういった例を多数、お届けしましょう。
さぁ、「名前の言いまつがい」特集。
最後までのんびり、どうぞ。 |
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職場で同僚と会話中、その場にはいない
「オクムラさん」の話題を
出そうとした所、口から出たのは 「オクルマさん」でした。
(よんすん) |
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以前勤めていた会社にて。
「小田切」さん宛ての
郵便物が来ていたのですが、
なんだか文字間が変。
よーく見てみると 「小田 功様」となっていました。
妙に感心したのを覚えています。
(ほる) |
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職場のひとが「よしこ」と
タイプしようとしてうっかり 「ゆしこ」になっていました。
しかもそれは変換されて 「油脂子」さんになっていました。
(ほんとは淑子さん) |
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友人との会話です。
私 「加藤とゆうこってさぁ‥‥」
友人「‥‥それ、どっちも私」
友人の名前は「加藤ゆうこ」です。
(にょっち) |
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母の同僚が出産。
出産祝いに行ったときの話を
私にしていたときの事。
「子供の名前がねー。
ほら、あれよ、あれ。
宮崎駿の映画の‥‥
そうそう! トトロ!」
子供の名前にトトロってつけるかね‥‥。
その子の名前は
「千尋」ちゃんでした。
(同期の名前も覚えられない娘) |
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以前友人と二人で
国内線に乗った時のこと。
友人の下の名前は「レナ」ですが、
航空会社が聞きまつがったらしく、
航空券には 「デナ」と印字してありました。
それを見て散々からかった私の航空券には、 「テケシ」と
印字されていました。
それから当分はお互い
「デナ」「テケシ」と、
下の名前で呼び合う仲でした。
(タケシ) |
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結婚の決まった彼と
ドライブをしていたときのこと。
もうすぐ彼の苗字になる私は、浮かれ気分で
「あ、福田だって、同じだね♪」
と窓の外の看板を指差しました。
でも、彼はなぜか怪訝な表情‥‥。
それを見て、ハッと思い当たりました。
彼の名前は福田じゃなかった‥‥。
(福沢) |
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友人に「スズキクニユキ」というやつがいます。
ある日クニユキ宛に届いたDM。
なぜか宛名が 「ウウイ ウイウイ」と
すべて母音で書かれていました。
(ニユ) |
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いやぁ、最後の
「ウウイ ウイウイ」はすごいなぁ。
どういう理由でそうなっちゃうんだろう。
それはさておき、みなさん、
どのような「言いまつがい」であろうと
私たちを喜ばせるということを
どうぞ忘れないでください。
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憶えている「言いまつがい」を
だいたいの感じで書き表して、
できたところで送信ボタンを押してください。 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』も
どうぞ、よろしくお願いしますー。 イラスト:しりあがり寿 |