みなさん、こんにちは。
げんきですか。ぼくは、げんきです。
きょうは、「こどもの言いまつがい」を
たくさん、おおくりします。
こどもは、こどもなので、
「まつがう」のがふつうです。
だから、いつもはのらないんだけど、
こういうときに、たくさん、のります。
おもしろいので、さいごまでよんでね。
じゃあね。また、あとでね。 |
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ドアをいきなり開けたら
反対側に立っていた
もうすぐ3歳になる息子が
びっくりして言った。
「あーっ、ゆっくりしたなあ、もぉ」
(BD) |
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5才の娘が夏の朝、
暗い玄関から
太陽のさんさんと輝く外に出て
大きな声でひとこと。
「あー、まずしい!」
「ず」じゃなくて「ぶ」でしょ。
近所の目もあるんだから。
(とと) |
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3才になる息子と車に乗っていました。
太陽にてらされた息子が切ない声で言いました。
「ママ、まずしいよ。
まずしい~よ~」
そんな切ない顔で間違えないで!
(k) |
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美しい月をながめて
小学校5年生の息子が言った。
「テロンマックや」
ゲームかなにかの
専門用語かと思って聞き返すと、
「テロンマックはテロンマックやん?
知らんの?」と。
しばらくして、私はひらめいた。
「ロマンチック」だった。
(ギイコ) |
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小学校6年の娘が突然聞いてきました。
「向こうずねってどこ?」
6年生にもなって
そんなことも知らないのかよと、
あきれて実際に部位を指差して教えたら、
「源兵衛の泣き所だっけ?」
‥‥町人か。
父は二重にショックだ。
(けちすけ) |
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小学生だった頃のとある冬の日、
友達どうしで
「昨日の晩ごはんは何だったか?」
という話題になりました。
その日は月曜日。
日曜日の晩ごはんは各家庭で豪華。
お寿司、すきやきなど
プチ自慢になってきたところ
Tちゃんが発した一言。
「うちはな‥‥
あったか~い、水だけ!」
「水炊き」と言いたかったらしいです。
その時の幸せそうな表情と、
発した言葉の侘しさのギャップを
冬になると思い出します。
(フラッペ) |
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小学校からの下校途中、
友達と雪遊びをしていた時。
突然後ろから友達が、
ほっぺたに雪を押しつけてきた! 「しゃむたい!!」
友達は爆笑しつつ、
「しゃっこいの? 冷たいの? ねぇねぇ」と。
方言交えて言いまつがっちゃったよ。とほほ。
(当分の間流行語になった) |
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7歳の息子がWiiの
『スーパーマリオギャラクシー』のソフトを、
知人の上田さんに買っていただいたのですが、
興奮した息子は
「マリオさんに
上田のソフト買ってもらったぁ!」
と連呼していました。
(アンドレアス) |
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どうでしたか。おもしろかったですか。
ぼくは、おもしろかったとおもった。
こういうのを、しってたら、おくってね。
したの、「投稿する」という
もじがかいてあるところをおして、
かいて、メールで、メールしてね。
あと、ほんも、うってます。 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』です。
じゃあ、さようなら。ありがとう。 イラスト:しりあがり寿 |