その1755
こんなふうに
考えてみたことはありますか?
「言いまつがい」に掲載された投稿は、
ひとつひとつが小さな実話。
この愉快な出来事は、
私たちが住むこの世界のどこかで
起こったことばかりなんです。
さて、元祖「言いまつがい」。
この世界のどこかで起こった
たくさんの愉快なエピソードを
最後までのんびりお楽しみください。
職場で大変慌しかった時のこと。
「○○はどこにあるの?」と聞かれ、
「書庫」と「ロッカー」が混ざり
ショッカーです!」
と言ってしまった。相手の方は律儀に
「イーッ!」と返してくださった‥‥。
(ゆん)
彼女の誕生日のデートで初めて二人で
高級なフレンチレストランに入りました。
「スープは何になさいますか?」
と聞かれたので
「本日のスープ」と言いたかったのですが
緊張していたのか、
「え〜っと、じゃあ、
 この日本のスープで!」
っと言ってしまいました。
日本のスープって味噌汁かい。
(けん)
お昼時
「モスとマックどっちがいい?」
と言おうとしたら
モックマスどっちがいい?」
と言ってしまいました
(樫の木モック)
カタカナにめっぽう弱い母。ATMにて。
パッチタネル
 なかなか反応しないわ〜」
まつがっていても大抵は気づいてません。
(ゆいちょ)
とある忙しい日。
上司に話しかけられ、
「滅相もないです」と言ったつもりが
節操もないです」になっていました。
「節操は、あったほうがいいんじゃないかな」
と言った上司の生ぬるい笑顔がつらかったです。
(そしてやる気のなくなった午後)
お店に入るために
列に並んでいた時の話です。
列の整理をしていた男性は、
チラシを配りながら
「ただいまを配っております‥‥
 って、列は配れません!」
と一人でノリツッコミをしてました。
(朝からお疲れの様です)
先輩女性社員の一言。
「そんなことないよー!
 まだまだやることが
 山の数ほどあって‥‥」
少なくはなさそうですが微妙な仕事量。
「山のように」と
「星の数ほど」が混ざったようです。
(突っ込まずにはいられない)
小学5年生の時の体育の授業での話。
みんなを整列させた10メートル程先に
黄色のカラーコーンを1本、
さらに10メートル先に
白いカラーコーンを1本置いて
先生が戻ってきました。
そして先生が説明し始めました。
「みんな、向こうにある
 しいろきろのカラーコーンに注目。
 ボールをドリブルしながら、
 まず、しいろのコーンの右側を抜けて、
 続いて、きろのコーンで
 折り返し戻ってきなさい。
 しいろときろとそれぞれのコーンで‥‥」
結局その説明の中で出てきた全ての黄色と白が
言いまつがわれてしまいました。
(まつん)
疲れていた上に寝不足だったある日。
「り」という字を書こうとしていた時、
帰って行く同僚に
「お先に〜」と声をかけられ、
「おつかり〜」
と言ってしまいました。
乙カリー?
(Curry屋)
こんなこと、自分には起こらないよなー、
なんて、のんきに思ってるアナタ。
あるんですよ、こういうことがアナタにも。
もしもそうなったらどうするの?
そうなりゃ下の「投稿する」ボタンをクリック。
ことのあらましを忘れないうちに書き表し、
できたところで送信ボタンを押しましょう。
忘れたころに掲載されたりすると、愉快ですよ。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
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イラスト:しりあがり寿


2008-12-04-THU
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN