いつもやってる「まつがい」特集の
お正月(と年末)バージョンというのを
やってみましょうかね。
つまり、お正月の時期に、
やってしまった「まつがい」を
ざざざっと集めてみました。
お屠蘇気分でご覧ください。
最後までどうぞ、ごゆっくり。 |
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「今年の元日は、
某電器屋の初売りに行くから!」
と前日から家族に宣言し、
当日朝も雑煮の支度をしながら、言いました。
狙いの商品は大きいので、もちろん車です。
開店と同時に行かなくては、
売り切れてしまいます。
そして元旦。朝食の席で。
「おめでとうございまーす」の声と共に、 私は一気に御屠蘇を飲んだ‥‥。
運転手は私しかいないのに、お屠蘇‥‥。
電器屋行きは断念しました。
10時開店やし、酔い醒ましても絶対間に合わん。
(一年の計挫折) |
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友だちから年賀状をもらった小5の息子が
「パパのところに来た年賀状を見せて」
と言います。それを手本に
「謹んで新春のお慶びを‥‥」などといった
大人たちのことばで返事を書きたいのだそうです。
「そこにあるのを見ていいよ」と答えました。
しばらくして、息子の書いた返事を見ると、
筆ペンで黒々と、こう書いてありました。 「喪中につき年頭のご挨拶を
失礼させていただきます」
(MAD) |
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新年早々、両親にムリヤリ飲まされたワイン。
下戸なので、ちっちゃいグラス1杯で、
ぐでんぐでんに‥‥。
ソファで寝ていても気分が悪く、
これはダメだと感じて母に告げました。
「母さん、吐きそう‥‥袋をとって‥‥」
慌てて手元にあった袋を渡してくれた母。
いまにも吐きそうという時に見ると、
それは三角コーナー用のビニール袋だった。
穴が空いてる!
「こんなんで吐けるか!」
マジでやばかった。よく見きった自分。
(これが新年初ツッコミではないのが悲しい) |
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昔、正月になると
親戚一同が我が家に集まっていた。
ある年の大晦日に
自分の部屋の窓をかなりピカピカに磨きあげた。
一月三日に親戚が集まって、
小学生の男の子が私の部屋で遊んでいたが、
急に窓の外の何かに気が付いた様子で
吸い込まれる様に窓に向かって行き、 そのまま閉めてある窓に激突した!
どうやら完全に窓が
見えていなかったようだった‥‥。
(京yu) |
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あれは数年前の大晦日。
母と、年越しそばを買って帰る約束をして、
「でもそばだけじゃ寂しいから
えび天でも一緒に買ってくるよ」
と言ったところ、母が
「そんなんうちで作っとくがね」
と言うものだから、
それじゃあ、とそばだけを買って帰りました。
その晩、台所に用意されていたのは、
「えびフライ」でした‥‥。
(それをちゃんと乗せて食べた私は孝行娘?) |
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大掃除が終わり、
ちょっと美味しいものでも食べようかと
新米を炊いて活きのいいアジをさばき、
アジのどんぶりを作った。
わさびはお正月用の生のやつをすりおろす。
あとはお酒。辛口の日本酒に
青磁の小ぶりなぐい飲みを出し‥‥
パクパク食べられるように
わさび醤油をどんぶりにかけまわして‥‥
というところで、わさびをすった小皿の中に、 お酒をそそいでしまったあ~。
でも、わさびがもったいないので、
そのままお酒にとかし、お醤油を入れて、
それでアジのどんぶりを食べてみた‥‥。
いままでになく、美味‥‥。
青魚のクセが消えて旨味だけが
ごはんとハーモニーを奏でている感じ。
やりまつがいで、新たな味の発見か?
(結局、お酒が一番おいしかったけど) |
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こういうのを読んじゃうと、
自分の「まつがい」を思い出しちゃうなぁ、
という人はいますぐ投稿を。
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年のはじめのためしとて、
という感じでご投稿くださいませ。
今年もどうぞよろしくお願いします。 イラスト:しりあがり寿 |