こう、街の看板とか、
ぱらぱらめくってる雑誌とか、
ぼんやり見てるテレビの字幕とかに
「‥‥えええっ!?」というような
意外すぎる文字列を発見して
思わず二度見しちゃうようなことって
ありませんか。ありますよね。
で、見直してみると、たいてい、
それとは違う、ふつうのことが
書いてあるんですよね。
そうです、それが「読みまつがい」。
今日も全国のそそっかしい人々が、
いろんな文字を「読みまつがえて」います。
どうぞ、最後まで、ごゆっくりー。 |
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冬の旅のパンフレットを
ぼんやり眺めていたところ、
目にとびこんできた 「どしゃぶり会席」の文字。
どんな名物料理だ! と
興味をそそられてあらためて見てみると、
「ぶりしゃぶ会席」でした‥‥。
(寒鰤) |
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電車の窓からぼんやりと眺めていたら 「やりました整形外科」
の看板が!
これは又随分と直接的な、というか一種の
開き直りなのか!?などと思って見直すと
「やました整形外科」
でした。
(nirena) |
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先日、ブルボンのチョコレート菓子
「アルフォート」の箱を見て
「金粉入ってるんだ!」
と驚いたのですが、
良く見たら
「全粒粉入りビスケット」でした。
金のラベルで表示してあったものですから‥‥。
香ばしくておいしかったです。
(スケ) |
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母の幼き日の思い出。
いつもおつかいに行くパン屋さんに行きました。
そしたら入り口に大きな貼り紙があって、
どうやらお店はお休みです。
「都会に行ってるから、
お休みなんだって!」
と報告した母に、祖父が
「『都合により』じゃないか?」と。
案の定そうでした。
(子供は無邪気) |
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友人が地元のお菓子を買ってきてくれた。
そのお菓子のパッケージに 「とんでもなか」
と書かれていた。
‥‥? 友達は東京出身のはず。
九州方面じゃあなかったよなぁ‥‥。
「このお菓子、どうしてとんでもないの?」
と尋ねたら、
「違うよそれ、
とでん(都電)もなかだよ」
と指摘された。
(和菓子好きな山田さん) |
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広島に行った時のこと。
車でドライブ中、ぼーっと外を見ていたら
ある看板が目に入りました。
「来ん菜」
私は「くんな(来るな)」と読み、
ひどい名前の店だなーなんて言ってました。
それが「きんさい(来んさい)」
広島弁で来てね、という意味だと
気がついた時はとても感動しました。
(わさ) |
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引っ越してきてすぐのこと。
街を散策していると 「トロ」という看板発見!
さっそく母に
「この街にはマグロ専門店があるよ!」
と報告したところ、数日後、
母から質問されました。
「あんた、どこに
マグロ専門店なんてあるのよ?」
「○○カメラの隣だよ」
「‥‥それって
『トロ』じゃなくて『占』だよ」
その時は母が私を
からかっているのだと思いましたが、
後日確認しに行ったら
看板には「占」の文字が。
(のロボ) |
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