その1839
どっかんばっかん大爆笑!
というわけじゃありませんけどね、
読んでると、ふふふと笑っちゃいますよ。
激烈爆笑デンジャラス劇場!
というわけじゃないんですけどね、
じわじわ、くすくす、笑っちゃいますよ。
それが、元祖「言いまつがい」。
今日も最後まで、お楽しみください。
近所の本屋に行こうとした私は、母に
「じゃあ
ポン屋
行ってくるから〜」
と言ってしまった‥‥。
(でも、気付かれなかった)
先日の飲み会で、小腹がすいたKちゃん。
おにぎりを頼むのに、
シャケにしようか
ジャコにしようか迷ったあげくに、
「
ジャケ
をください」
と言い放ってしまいました。
やさしいお店のお兄さんは、
シャケとジャコの両方を入れた
おにぎりを作ってくれました。
これが意外と好評で。
(やぶ医者のカズ)
「うちのおじいさんが
CIA
に入って」
と話す、近所のおばあさん。
よくよく話を聞いてみると、入院して
ICU(集中治療室)に入っているそう。
しばらく経ち、その後の様子を尋ねると、
「すっかり元気になって、
今、病院で
ロカビリー
してるよ」
リハビリ中だったらしいです。
(俺たちのロカビリーナイト)
病院の受付で、診察券を出したら、
「きょうは月初めですので、
生命保険証
を出してください」
と言われ、一瞬、頭の中で
「生命保険証って何だっけ」
と、その場で凍ってしまいました。
次の瞬間、「あ、健康保険証でした」の声に、
そばにいた患者さんと
受付の同僚も一緒になって爆笑。
まつがえた受付嬢は赤くなっていました。
(生命保険には入っているけど)
うちの学校の遠足での話。
帰る間際、先生が話をしていて、
「ゲームやソフトの
貸し貸し
を‥‥
ちがった、貸し借りだった」
それを聞いてみんな大笑いしてました。
(先生は鹿児島弁)
大学での授業中、
ついつい会話に熱中して
騒がしくなってしまった私達に、
怒った先生が
「お前ら!
話がしたいなら
そぺ‥‥
」
と言ったまま黙り込んでしまいました。
(「外へ行け」ですか?)
中国語の授業で、
先生が中国の結婚式について教えてくれました。
「中国では結婚式のときは
足の先
からつま先まで
紅い服を着ます」
ペディキュアだけでいいという事ですか?
(日本は頭の先からつま先まで白ですね)
歯の話をしていた。
友人「今は
100才で100本
とか
言うじゃない?」
‥‥言わない。
それを言うなら「80才で20本」だ。
だいたい、100本もあったら、口からはみ出る。
食べにくそうだ。歯も磨きづらい。
(虫歯はない)
朝礼で上司が、
「昨日、○○の叔父さんが亡くなって、
今日はお昼で帰ります。
○○の実家は
田舎
だから‥‥
あ、田舎じゃない」
と言いまつがっていました。
「実家は福岡だから」と
「田舎は福岡だから」が混ざったようで。
笑ってはいけないシチュエーションでの
まつがいにかなりつらいひとときでした。
(みさ)
あなたの知ってる「言いまつがい」、
どうぞ私たちに送ってください。
さあ、憶えているうちに、レッツ投稿。
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『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
には
長きにわたる連載の傑作が満載です。
まだの方は、ぜひどうぞ、よろしくー。
イラスト:しりあがり寿
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2009-02-26-THU
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN