プルルル‥‥プルルル‥‥ガチャ。
「はい、もしもし」
「もしもし、○○さんのお宅ですか?」
「いいえ、ちがいます」
「失礼しました」‥‥ガチャ。
と、まぁ、これが一般的な間違い電話ですが、
本日、お送りする「まつがい電話」は
この基本形をはるかに逸脱します。
簡単にいうと、たいへんドラマティック。
どうぞ、最後までお楽しみくださいませ。 |
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電話に出ると‥‥。 「○○ちゃぁぁぁぁんっ!
パパでちゅよ〜〜〜っ!!」
と、うれしさ満載の声。
一瞬ひいたものの、
黙っているわけにもいかず
「あ‥‥あのー‥‥」と返事をしたら、速攻で
「間違えました!」と電話が切れました。
きっと電話の向こうで「やっつまった〜」と
汗をかいているんだろうと思います。
微笑ましい間違い電話に、一人なごんでました。
(翠) |
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自宅の電話に留守電が入っていました。
「○○、
結婚するんだって?
おめでとう!!
いろいろあったけど、
○○の幸せを祈ってるよ。
でも、なにかあったらいつでも連絡して!」
と、どうやら、元カノに宛てたメッセージ。
内容が内容だけにドキドキしました。
彼の思いがちゃんと彼女に
伝わっていればよいのですが。
ちなみに私は結婚していませんし、
その予定もありません。
(ウェデイング) |
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携帯の留守電に入っていたメッセージ。
「もしもし〜、
おばあちゃんだけど。
このお菓子は
食べてもいいの?
‥‥ガチャッ、
ツーッ、ツーッ、ツーッ」
非通知だったので、かけ間違っている旨を
伝える術はありませんでしたが、
「食べてもいいよ!」と
言ってあげたかったです。
(しましま) |
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「もしもしタカハシさんのお宅ですか?
○○○○クリニックですが、
ツネオさんの
入れ歯の型を
取り直したいと思いますので、
ご連絡ください。失礼しまーす」
という「まつがい電話」の
留守電が2回入っていました。
電話番号を言ってくれない上に
クリニック名も聞き取りづらいので、
まつがいであることをずっと伝えられません。
きっといつまでたっても
ツネオさんの入れ歯は調子が悪いまんま。
ちゃんとご飯が食べられているか心配です。
(私は入れ歯はありません) |
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お得意先に電話をかけた時のこと。
呼び出し音が鳴っている間、
ディスプレイに出た番号を見たら
‥‥まずい、間違った!
と、思ったら先方が出たので、
「○△協会さんですか?」
と仕方なく言ったところ
相手は「はい!」と。
「‥‥え?」
ええい、こうなったら、と開き直り、
「■井様からいただいた
××についてのメールの件で‥‥」
と切り出すと、なんと相手は、 「はい、お待ち下さい」
と電話口を離れ、しばらくして
「あいにく席をはずしております」と。
このままじゃ折り返し電話を
もらうことになりそうな雰囲気。
意を決して私は言いました。
「‥‥あの、
○△協会さんじゃないですよね?」
「違いますけど」
「‥‥すみません、間違えました」
10秒くらいで終わるはずのまつがい電話に、
かなり時間を費やしてしまいました。
しかも担当者の名前も用件も
通じてしまうなんて! ミラクルです。
(渥) |
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先日、携帯電話の留守電に「弟」から 「姉ちゃん!
迎えに来て〜!」
と入っておりました。
「弟」がいる場所に
心当たりがなかったので、
そのままにしておきました。
「弟」よ、ごめんな。
姉ちゃん、一人っ子なんだ。
(おかよ) |
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