「まつがい」のない人生よりも
「まつがい」をたのしむ人生を。
かの文豪、ミシェル・ガイナスも
晩年、そう言い続けたといいます。
むろん、でたらめですし、
そもそもミシェル・ガイナスがいません。
それはさておき「まつがい」特集。
今週も、どうぞのんびりおたのしみください。

帰宅して、
オレンジジュースを飲もうとマグカップを用意。
ジュースを取ろうと冷蔵庫を開けたときにふと
「そうだ猫にもエサをやらなくちゃ」と思い
キャットフードの袋をつかみだして‥‥
気づいたら自分のマグカップの中に
キャットフード
をそそいでいました。
(ざらざらっと)
2週間ほど前、
ちょっと古い制汗スプレーを使ったら
やけに肌がぴりぴりしたので
古いせいかもと思い、使うのを止めてみました。
それでも3回くらい使用したんですが。
で、それが実は
ヘアースプレー(それもスーパーハード)だった
わけですが、
その事に気づいたのが昨夜だったということが、
間違えて3回もヘアースプレーを
使ったことよりショックでした。
(肌荒れました)
パソコンのテンキーで
エクセルに数字を入力しようとしても
一向に入力できません。
Num Lockの設定がおかしくなってるのか!?
とイライラしながら
Num Lockを押しても反応なし。
キーッとなったところでハッと気がつきました。
電卓を押していたことに。
Num Lockを確かめるときは
ちゃんとテンキーを押してたのに、不思議です。
(その後3度間違えた)
朝、洗濯しようと洗濯機に洗濯物を入れ、
コースを設定し、水量を決め、洗剤を入れ、
スタートボタンを押そうとして、
電源スイッチを押してしまった。
(もう一度最初から)
ある冬の初めの朝、
わき腹に何かが刺さったような痛みが走りました。
パンツ(下着の方です)を脱いで見てみると、
瀕死のミツバチが!
既に弱っていたためか、
ちょっと赤くはれた程度で済みましたが、
このパンツを履いたのは昨夜のお風呂上りのはず。
一晩、ミツバチ入りの
パンツを履いていたということ?
わき腹にいてくれたからよかったけれど、
別の場所に移動していたらと考えると
ぞっとします。
(にわのわに)
子供の人形の服を作るのが好きで、
娘の人形の服をよく作っていました。
すると息子もうらやましくなったようで
「ぼくのにも作って」と言いながら、
持ってきたのが‥‥ゴジラ
男の子が自分の人形に
着せる服を欲しがるのにもびっくりしましたが、
なにより、モノがゴジラなので絶句。
でも、子供は平等に育てねば、と思っていたので、
試行錯誤してゴジラに背広を作ってあげました。
その他、白の上下を着たウルトラマンでも
息子は満足そうに遊んでいました。
(シィニャンニャン)
母69歳のまつがい。
ごはんに海苔の佃煮をのせて食べようと
びんのふたを開けたら
ブルーベリージャムだったそうです。
ごはんにのせる前に気づいてよかったね。
(まろんの母ちゃん)
人の「まつがい」を読んで
自分の「まつがい」を思い出したそのときが
初投稿のチャンスである。
かのヘビー級チャンピオン、
ミシェル・ガイナスもそう言ったといいます。
ともかく、投稿に興味のある方は
下の「投稿する」ボタンをクリック。
心に残る出来事をだいたいの感じでしたため、
過度に仕上がりを気にせずメールしてください。
明日も「まつがい」の特集ですよー。

イラスト:しりあがり寿


2009-05-23-SAT
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN