コンピューターでさえ、
しょっちゅう不具合を起こすのですから、
生身の人間が「まつがう」のは当然ですよ。
クヨクヨするより、みんなで共有して
エンターテインメントとして昇華しましょう。
週末恒例の「まつがい」特集。
今日も愉快なエピソードがそろってますよ。
最後までどうぞ、ごゆっくりー。

お茶を飲もうと急須を傾けていた時、
はっと気づきました。
自分が、急須の傾きに合わせて
上半身と首をぐきぐきと傾け、
「全身でお茶を注いでいる」ことに。
5年前に、この無意味なアクションを
省くようにして以来、
お茶をいれるのがとても楽です。
(念じ茶)
この春、一人息子が幼稚園に入りました。
持ち物は当然のこと、
肌着、靴下にいたるまで
買うたびに名前を記入していたのですが、
つい勢い余ってやっちまいました。
私自身のキャミソールに息子の名前を‥‥。
そのキャミソールを着て
息子の入園式に出席した母、26歳。
(きなこ)
徹夜明けの朝、
エレベーターに乗ろうとした私は、
前に乗った人が
「6階」のボタンを押したのを見て、
(私の行きたいのは5階だから
 このエレベーターじゃない)
と思い、
乗るのをやめて、
もう1台のエレベーターに乗りました。
(5階を押せばいいんだ)
急須にポットのお湯を入れて、
テーブルの上に置いた
湯のみにお茶を入れるつもりが、
何を考えていたのか
冷蔵庫を開け、お湯の入った急須を
棚においてドアを閉めようとした‥‥。

(f)
刺身にわさびを添えようと思って、
冷蔵庫を開けて、チューブを取り出したら、
なぜかバンテリンのチューブでした。
家人に
「なんでこんなとこに入れておくのよ、
 まぎらわしい!」と怒ったら、
「ばか! どこを探してもないから
 新しいの買って来ちゃったよ!」
と逆に怒られました。
どうも前の食事のあと、
テーブルに出しっぱなしにしてあったのを、
冷蔵庫に突っ込んでいたらしい‥‥。
だって大きさもほとんど同じで、
フタがわさび色なんだもの。くすん。
(さえきち)
今をさかのぼること二十年近く前の話です。
就職活動をしていた私は、
第一希望の会社の最終面接に臨みました。
緊張しつつも何とか終わり、
自宅に帰ってから
「‥‥会場に忘れ物した‥‥」と気づきました。
それも、自分の名前等が
ばっちりわかってしまうような
書類の入った封筒。
即座に人事担当の方に連絡&謝罪し、
その日の夕方に取りにうかがいました。
「ああ、この会社はもうだめだな」
と思ったものの、なぜか内定。
今でもその会社で働いています。
(モリノク)
やってしまいました。
眠気覚ましにガムをかもうとしたのですが、
口に入れたのはでした。
結果、驚いて目が覚めたのでよかったです。
(nemuco)
読みながら自分の「まつがい」を
思い出したときほど、
投稿にうってつけな機会はありません。
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印象に残るその出来事を
簡単に書き表してメールしてください。
明日も「まつがい」の特集ですよー。

イラスト:しりあがり寿


2009-06-27-SAT
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN