新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル! 〜その267〜
いまの電話番号になってから 約3年経つのですが、 3年間で何十回と「白石さん」宛ての 電話がかかってきました。 あまりにも多いので、 あるとき白石さん宛ての電話を かけてきた人に聞いたところ この電話番号は前は 歯医者さんだったとのこと。 でも、今までは留守電に入ってる内容も 大体当り障りのないことだったので 放っておいたのですが、 先週留守電に入っていたのは、 とても具合の悪そうな女性の声で 「先生ですか? 今日お伺いするつもり だったのですが、 体調が悪いので 往診をお願いします」 というものでした。 さすがに、これは、歯医者の白石さんに 伝えた方がいいのではないかと思い、 タウンページで 「白石歯科」「歯科白石」 「白石デンタルクリニック」 「デンタルクリニック白石」 などありそうなものを 全部調べてみたのですが 結局見つからずに断念。 それ以降電話はかかってきていませんが、 その女性が無事に歯医者さんに 診てもらえたのかずっと気になってます。 (優子)
結婚五年目の私が 日中ひとりで家にいると電話。 「はい、○崎です!」と出ると、 年配の女性が電話の向こうで 「そんなはずないでしょう!」 と怒鳴った。 「いえ○崎です、 ○○○ー▽▽▽▽におかけですか?」 と言い返すと 「そうよ! だからあんた、 ○崎じゃないでしょ!」 と断言。 「何年も前からこの電話は○崎です」 と言うと 「ふんっ。嘘ついて!」 って言われて切られた。 オバサンに怒って断言されると、 それが正しいように一瞬思っちゃう 妙な説得力にどっと疲れました。 「今度かかってきたら 途中で切ってやる」と心に誓いました。 それ以来15年、一度もかかってきません。 (Ako)
夜遅くに家の電話が鳴った。 もう12時を過ぎていた。 夫が出て何やら話している。 「いやあ、1人いるけど、 ごめんな、紹介できないんだ」 って言っているので 「??」と思い夫に聞いてみると 「友だちどうしで飲んでいたら、 隣に座った知らないおじさんが 『ここに電話したら、 女の子を紹介してくれるぞ』 って言うので電話してみた」 という、 まったく知らない人からの電話だった。 夫は「本当のことを言っただけだ」と すましているが‥‥いいのか? (あっぷるまま)
以前、宅急便の 集配業務を受託していた頃。 荷物が足りなくて至急宅急便会社に 連絡をとらなくてはならなくなり、 母が店においてあった 公衆電話を使って電話をかけました。 すると自宅の電話がトゥルルルル。 妹が電話に出ると 「なんであんたがでるのよ!」 ‥‥そりゃ出ますよ。 (なほこ)
電話が鳴りファックスの受信音だったので 切り替えて、終わったら取りに行こうと 思っていたのですが、 なかなか終了の音がしないので 見に行くと、長〜いファックス用紙が、 べろ〜んと垂れていて、 まだまだ印刷中‥‥。 何のファックスかとあわてて見たら、 「橋の設計図」でした。 気がついた時点で1m50cmぐらいの 紙が出ていましたが、 設計図自体は3分の1ぐらいしか 届いてませんでした。 急いで停止ボタンを押し、 連絡先は載っていないか探していたら、 電話が鳴りまたファックス‥‥。 見てみるとまた設計図なので、 また停止ボタン‥‥。 やっと設計事務所の電話番号がわかり、 送り先が違うことを 告げることができました。 ファックス用紙をかなり 無駄使いしました‥‥。 (かこ)
まだ、携帯電話が普及する前の話。 実家の近くに行く用事があり、 「これから家に寄るから」と、 公衆電話から電話をしました。 私「あ、お父さん? あたし、あたし〜。 今、近くにいるからさ〜、 これからちょっと そっちへ行くね」 父「お〜、おまえか」 私「夕飯も家で食べていくって、 お母さんに言っておいて」 父「うん、わかった」 それから30分後に実家に着いたのですが、 私の顔をみて父がビックリ! 父「なんだおまえ。 来るなら電話しなさい」 私「さっき電話したじゃん」 父「電話なんてかかってこないぞ」 私「‥‥」 私は誰と電話で話していたのでしょうか。 (みずまる)
浅草に引越しをしたばかりのある日、 まつがい留守電が入っていました。 「△△電器さんですか? 東上野の○○ですけど、 お世話様です。 お宅で買ったビデオデッキが 故障したので修理を お願いしたいんですけれど‥‥ お電話ください」 とのこと。上品な感じのご婦人でした。 数日後、また同じ人から留守電が。 「先日お電話した 東上野の○○ですけど、 ビデオデッキ なんとかなりました」 直った事をわざわざ連絡してくる あたりに下町気質を感じたものでした。 (雷おこし)
我が社の電話番号は 某クレジットカードの会社のものと ひとケタ違いだそうです。そのせいか、 「解約したいんですけど‥‥」 という電話はよくかかってきますが、 先日の電話は 「カード落としました!」(号泣) 「失礼ですが、おかけ間違いです。 こちらは○○です。」 「そんなわけない じゃないですか〜」(嗚咽) 「いや‥‥うちは違いますので‥‥」 「そんなイジワル言わんでも。 お願いやから何とかして」(嗚咽) と10分くらい 納得してもらえませんでした。 彼は無事、紛失届けを 出せたのでしょうか。とても心配です。 (こもも。)