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携帯を持ち始めて間もない頃に、
初めてかかってきた
間違い電話が忘れられません。
たった一言だったのですが
強烈な印象でした。寝起きのような、
すごくハスキーな年配のオバサン声で
「マリリンですけど~」
「えっ? どなた??」
「アラ、ごめんなさいね~」
で切れました。
オバサンでしかもマリリン。
彼女がナニモノだったのか
思い出しては色々想像する日々です。
(kaz☆) |
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私の携帯電話に
まつがい留守番伝言が入っていました。
伝言を再生してみたところ、
女性の必死な声で
「サンプリングの広沢ですが、
春雨1045が
今週中に届くと思いますので
春雨1045が届き次第
連絡していただけますで
しょうか。
ほかの三品については
また後ほどお送りします」
と入っていました。携帯の履歴をみたら
実は3日前にも同じ番号が入ってました。
それ以来、春雨1045の行方と
ほかの三品の名称が
非常に気になっています。
(misaki) |
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部活の先輩(女性)の携帯に、
頻繁に留守電が入っていました。
男の声で、
「あっ、ジミーだけど、
またかけなおすね」
という内容でした。ジミーって誰‥‥。
哀れなジミーは、
まつがった番号を押し続けて、
何回も先輩の携帯に電話を
つないでしまっていたのでした。
でも先輩は度重なる間違い電話に
気持ち悪くなって、次にかかってきたら
男子部の1年生(Kくん)に
代わりに出てもらうことにしました。
電話が鳴りました。
Kくん
「もしもし、ジミー?」
ジミー「えっ」
Kくん
「ジミーごめんね。電話出られなくて」
ジミー
「えっ、なんで
ヤマブチさんがいるんですか?」
ヤマブチさんて誰‥‥。
Kくん
「もう、しっかりしてよジミー。
番号間違ってるし、
僕はヤマブチさんじゃないっすよ」
ジミー
「ヤマブチさんじゃ
ないんですか?」
だからヤマブチさんじゃないってば。
番号をまつがえた上に、Kくんを
ヤマブチさんとまつがえたジミー。
今頃彼は何をしているのでしょうか。
(卓球部員) |
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昔、留守電に自分の声で
メッセージを入れるのが嫌で、
「007」のイントロを
BGMにしてました。
ある日、留守電に着信ランプが
点滅していたので再生してみると
小学生くらいの男の子の声で
「なんだ? こりゃ?!」と。
すいませんね、オカシな趣味で。
(tapi) |
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ある日、留守電に
男性の声でメッセージが。
「もしもーし、
わたくし○○と申しますっ。
え~っと、
番号を間違えて
しまいましたーっ。
どうも申し訳
ありませんでしたーっ。
それでは失礼しますーっ」
ちゃんと名乗って謝る
律儀なまつがい電話でした。感心感心。
(まめ吉) |
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この間、友達の家に
約束が変更されたことを伝えようとして
電話をかけました。
「もしもし、あ、Aちゃん?
あのな、
今日行けそうにないんよ」
「‥‥」
「ほんと、ごめんなぁ~。
ごめん、Aちゃん?
聞こえてる?」
「どちらさんですか?」
電話の向こうからした声は
まぎれもなく私の祖父でした。
「あ、ごめん、うわ~‥‥」
「間違い電話ですね?」
そこで会話は終わりました。
祖父の家にかけることがよくあるので
指が勝手に動いてしまいました。
おじいちゃん、その節は失礼しました。
でも孫だったということにも
気づいてください‥‥。
(けろけろ) |
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ちょっと不思議なまつがい電話です。
先日、母がいつものように
私の家(一人暮らし)へ
電話をかけたら男の人が出たとのこと。
まつがい電話をしてしまったことに
気付いた母は先方に謝り、
改めて私の家へ電話をしてきました。
その電話での母の言葉。
「けど不思議なのよ、
この電話もさっきのも
おんなじ着信履歴から
かけてるんだから!」
電話機の履歴を見ても、
確かに番号まつがいは
していないのだそうです。
「彼氏がきてるんじゃないの~?」
と母は言いますが、
そのときは一人でした。未だに謎です。
(そしてあの男の人は一体誰?) |
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自宅の留守電に入っていた
「ご注文の△△が
入荷致しました」
というメッセージで
サンタクロースの正体がバレました。
まつがい電話でもなければ、
特に変わった点もない
普通のメッセージでしたが、
記憶に残る最もドラマティックな
留守電メッセージは
間違いなくコレですね。
(マヨエ) |
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「先生はどうして
音楽の先生になったんですか?」
というメールが
携帯に来たことがあります。
先生ではないし、
アドレス違いをかいくぐってるし。
(タケト) |
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以前、関西に住んでいた時に
かかってきたまつがい電話。
夜の12時近くに、
「オレやオレや!」
と、ちょっと渋くて太い声が。
私に向かってオレなどと言う人は
父しかいないが
もう10年も前に亡くなっているし、
ダンナはオレとは言わないし、
それに隣の部屋で寝てるし‥‥。
「あのお‥‥どちらさまでしょうか?」
「わかるやろ、オレやがな。
今なにしとるんや?」
とめちゃめちゃ甘ったるい、
ささやくような口調に。バックには
ムードミュージックが流れている。
ようやく事情がのみこめたので、
「違う番号に
おかけではないでしょうか?」
「何を気取っとるんや~!
なあ、ええやろ?」
「番号違いですから切りますね。
スミマセン」
(なんで私が謝るんだ?)
すると、すぐにまたかかって来た。
「オレや~。
なんで切るんや~。
冷たくするなや~。
オレが悪かったから
そう怒らんと~。
たのむわ~」
仕方がないので、
「オレは隣の部屋で寝てますけど‥‥」
と言ったら、いきなり切られた。
(我が家のオレオレ事件) |
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外出先から帰宅すると留守電のランプが
点滅していることに気づきました。
さっそく再生してみると、
声が入っていない。でも、ときどき
「カサカサ」とか「カチャ」とか
わずかな音が入っているのです。
「なに? 新手の無言電話? 誰よ?」
と思ってずっと聞いてたら
ようやく最後のほうになって、
かすかに「‥‥にゃー」という声が。
「にゃー」?
うちの電話機はFAXもついている、
わりと平ぺったいカタチのもの。
それが窓ぎわの、
陽当たりのいいところに置いてある。
ということはつまり!
この聞き覚えのある声は!
‥‥犯人はウチのネコでした。
(akemi) |
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以前使っていた番号には、
たくさん「まつがい留守電メッセージ」を
もらいましたが、
いちばん困ったのは、
お母さんらしき人が、
「ほら、言いなさい」
と小声でささやいたのち、
5歳くらいの男の子が泣きながら、
意を決した様子で
「○○ちゃん、ごめんなさい。
もう、その服へんなのーって
言わないから
明日も仲良くしてください。
ごめんなさい。うえーん」
うちは○○ちゃんちじゃないよ~。
と言ってあげたかったのですが、
留守電だし、その頃は
ナンバーディスプレイもなく、
どなたかわからなかったので
どうすることもできませんでした。
彼は○○ちゃんに
許してもらえたのでしょうか。
(あゆ) |