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息子が年長だったころのこと。
息子は私に、聞きました。
「おかあさん、おとな?」
「うん。大人」
「おかあさん、おんなだよね」
「うん。女だよ」
「じゃあ、
おとなのおんなだねっ!」
と一人納得した表情。
……え? うーん、大人の女かどうか、
って言われるとちょっと自信ないなあ。
大人で女であることは確かだけど。
(ぱご) |
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私の彼は、
ジャック・ニコルソンを見ると
必ず「もう一人似た人がいるよなー」
と言います。聞くとそれは
ジーン・ハックマンのことなのですが、
アンソニー・ホプキンズを見ても必ず
「もう一人似た人がいるよな」と言って、
そのもう一人も
ジーン・ハックマンなのです。
何も言いまつがっても、
しまつがってもいないのですが、
なんか間違っている気がしますので
報告させていただきます。
(ていうか似てるか?) |
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言いまつがいではないと思うのですが。
先日、オープンしたばかりの
スーパーに行った時のこと。
鮮魚コーナーで、
5歳くらいの女の子が叫んでいました。
「ママ! 蛸が死んでる!!」
‥‥確かにね。
切り身だし、茹でてあるし、
生きてたら怖いよね。
(たこ焼き) |
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小2の息子に
「ママ大好き」と言われたので、
いつもだったら、
「ママも○○(子供の名前)大好き」
と答えるところを
「私も」と返してしまいました。
まつがってはいないけど、
妙な気持ちになりました。
恋人に返事するんじゃないんだから‥‥。
いつも子供相手には、自分自身のことを
「お母さん」「ママ」と呼んで
会話しているので、
「私」と言ってしまったときは、
かなり違和感を感じます。
まつがってはいないですけど。
(ちぴろん) |
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別に何もまつがっていないような事だが。
うちの旦那は白浜のホテルの
ゲームコーナーで
10円玉の両替機に千円札を入れた。
もちろん100枚に。
「いつまでも
10円玉が出てきた!」
と息子と喜んでいた。
なかなか、豪勢な感じがしたらしい。
ゲームをしたら、104枚に増えたそうだ。
(注意書きを読もうね) |
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お客様には「いらっしゃいませ!」
業者の方には「まいど~」、
それが習慣です。
今日、業者の方がきてるから、と呼ばれ、
そちらに向かう途中で
すれ違ったお客様に、つい、
「まいど~」
と言ってしまいました。
本来の意味からすると
まちがってはいないけど。
かなり恥ずかしかった。
(金子) |
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民芸品好きの私は、
「こけし」にハマっています。
大きく分けて古くからある
「伝統こけし」と
自由なデザインの
「創作こけし」があるのですが、
いかにステキかを
友人に語っていたところ、
「私はダンゼン
伝統こけしが好き!」
いや、言いまつがっちゃいないのだけど、
笑顔で言った後、
ハっと顔が赤らんでしまった。
(自意識過剰) |
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通勤帰りに疲れ果てて
バスの中で寝ていた私。
隣に座った女子高生2人が
しゃべっているのを、
うとうとしながら聞いていました。
どうやら私のひざの上の
大きなバッグがはみでているらしい。
わかるんだけれど、
それを手元に引き寄せる気力もない。
女子高生A
「‥‥まったく、
オバンはこれだから困るよね」
(ムカッ、オバンだと!?
でもそんな風に見られるんだなぁ)
女子高生B
「でもさあ、
よっぽど疲れているんだね‥‥」
(そうなのよ、同情してくれる?)
しばらく沈黙。覗き込まれる気配。
女子高生B
「まだオバンじゃないよ、このヒト」
(まぁ! わかる? まだ若いのよ)
女子高生A
「うん、年増だね」(‥‥???)
(当時25才) |
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中学の時、学園祭の演目について
宣伝するために、全校集会かなんかで、
部活単位で演目を説明して
「見てね!」
というのをやってました。
バンドをやってたDくんは、
マイクの前に立ち、
「ぼくたちは、
バンドをやるので‥‥」
と言った後、何を言うのか忘れ、
少し考えたあげく
「す。」
と文章を強引に結んで
引っ込んでしまいました。
体育館は大爆笑の渦に。
当時Dくんが好きだったにもかかわらず、
あまりの笑撃に、バンドの
演奏内容はさっぱり覚えてません。
(ぎょもこ) |