インターネット的。
これって、どういう本なのか?

 
♯10 「著書サイン化ゲリラ計画」
    激走ツアー・イン・サマー!


こんつわ(酢豆腐の若旦那風に)darlingでげす。

明日は、やるよ!
いままで、本を書いた人っていうのは、
作ってくれる人や、運んでくれる人や、売ってくれる人に、
「職権を犯さないように」と遠慮していたのかもしれない。
いや、もしかしたら、
「オレの仕事は、もう済んだ」と休んでいたのかな。

どっちにしても、
ひとつの仕事が市場に届くまでが、
関わった人々共通の仕事なんだから、
もっとできるだけのことはしなきゃなぁと、
思っていたわけです。
『豆炭とパソコン』の発売の時なんて、
パブリシティの出演をやりまくったもんね。

一冊の本の出版というのも、
「ひとつの作品」を中心に、関わった人々全員が、
金銭や労力やアイディアを投資する
プロジェクトのようなものだと考えたんです。

今回、ぼくは作者という立場なんだけれど、
最終的に、売ることに失敗したら、
ぼくという作者ばかりでなく、出版社や書店も
ビジネスのチャンスを逃すわけです。
利益が出せなくても平気な人はひとりもいない。
よく読んでもらうことと、よく利益を出すことが、
一致しているのが理想でしょう?
どんなタイプの本も、こういう考え方ができる
わけじゃないでしょうけれど、
今回はある種の『ビジネス書』なんだから、
できるだけ次の一手が見つかるような実験を
してみたかったのです。

で、書店にある『インターネット的』という本を
できるだけたくさん「サイン本化」してしまおうと、
立ち上がったのであります。
サインが入っている本を買うのはイヤだという人も
いると思うから、ま、そのへんは適当にやりますが。

絶対に来ないでくれという書店があったら困るので、
いちおう、「こういうことをします」と
連絡はしてあります。
だいたいのスケジュールは、

11時30分 リブロ池袋館
13時    紀伊国屋新宿南口店
      (ひょっとしたら東口の本店も?)
16時    ブックファースト渋谷店
      (この前後でパルコなども可能性あり)
18時    八重洲ブックセンター 
20時    青山ブックセンター六本木店

なんて感じですが、ひょっとしたら、
連絡してない店にも行きたくなっちゃうかもしれない。
一軒で、5冊〜50冊くらいの感じでサインをして、
「ほぼ日」おサルのスタンプを押して、
次の場所に移動します。
書店によっては、他の作家の方の正式なサイン会を
やっているらしいので、邪魔をしないように
こっそり裏の通路とかで実行するかもしれません。
その場で買ってくれた人には、むろん、
その場でサインくらいしたりますがな。
遠慮しないで声をかけてください。
新人演歌歌手のようによろこんでペンを走らせます。

2001-08-03-FRI
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