ハリさんがTシャツ作ってるうっ! 読者にプレゼントするためなんだってよー。 |
デザインが決まったよん A:ノワール(黒)バージョン オモテ面 ウラ面 B:ルージュ(赤)バージョン オモテ面 ウラ面 前回と変わったところ: 1)ウラ面の裾にあった「Only is not Lonely」を、 もっと小さくしました。 この裾のプリントが、思ったより不評だったんですよ。 主な理由は、「裾を出して着ないので、 せっかくのキーワードがもったいない」。 そうかー、ぼくは裾入れて着ることって絶対ないので、 気がつかなかったです。 逆に、メッセージっぽい内容だから、 そういうのをこれみよがしに入れるのはヤだ、 という方もいらっしゃいました。 これは、言われてみれば、ぼくもそう思わないではない。 でも、ぼくはやっぱりこの位置に置きたいんですよ。 なし、という手もあるけど、それより、 このメッセージがおしりに近いところにあるっていうのが、 なんかユーモラスじゃないですか。 で、もう少し目立たないように、ってことで、 単純に小さくすることにしたのです。 けどこれ、小さくして良くなった気がするんだけどな。 2)左そでに「TOKYO NEZUANA」を加えました。 なんとなく、そでにアクセントが欲しくなったので、 入れることにしました。 3)フキダシの下に小さく 「anniversary」を入れました。 「02」だけだと、記念ってのがわかんないので、 入れてみました。 これはなくてもいい気もするので、 つくりながら考えようと思っています。 4)シリアル番号を入れます。 これは最初っから決めてたけど、 今までヒミツにしてたんです。 ってほどじゃないですね。 けど、記念品としては、 うれしいポイントじゃないでしょか。 えーと、母数が20になってますね。 そう、たぶん全部で20枚くらいになりそうなんです。 ウルトラ限定、って感じですね。 もちろん、もっとつくれるといいんですけど、 なにぶん人力、しかも独力なので、ごめんなさいです。 つくったはしから番号入れていきますよ〜。 さあ、どうでしょう? 気に入ってもらえるとうれしいんですけど。 ところで、色に関してなんだけど、 男性・女性で分ける必要ないじゃないか、という ご意見をいただきました。 確かにそうですね。分かりました。 応募のときに、希望の色を選べるようにしましょう。 えーと、今回はまだ、制作のとこまでいきませんでしたね。 でもデザインも決まったし、 次はいよいよTシャツ職人の世界へご案内しますよ。 ヒマな方におくるTシャツコラム 第2回 Tシャツが、CDみたいになってきてる、っていう話を 前回書いたんだけど、それってどういうことなんでしょう。 CDみたいに、と言われても、よくわかんないですよね。 ええと、たとえばってことで、こういう例はどうでしょう。 今の若い人たちがTシャツを買うときのノリって、 こんな感じだと思うんです。 「あのTシャツ、もう見た?」 「ああ、あれいいよねえ」 「どうする?買っとく?」 とか、 「おっ、そのTシャツいいね」 「ああ、○○で売ってるよ。 でも数少ないから早くしないとなくなるよ」 「そっか。じゃあオレも買っとかないと」 とか。 なんとなくわかります? なんていうんでしょう、「着る」という実質的な機能から、 かなりハミ出してますよね? CDを買うようにTシャツを選び、 飽きてきたら次を買う。 マニアになってくると、 まるでDJがアナログレコードを漁るように レアな限定もの、ダブルネームもののTシャツを 日々追い求め、ショップに徹夜で並んだりするのです。 いやこれ、ぼくはさすがにやりませんけど、 ホントの話なんですよ。 こういうことって、たとえば、 「現代の消費社会は、モノ自体の意味から浮遊した、 差異という情報を消費しているのだ」 とかって、一般論としては言えてしまうと思うんだけど、 そんな大げさな話じゃなくて、 もうちょっとミクロにというか、 「Tシャツっていうのは、いまのぼくらにとって どういうものなんだろう」 っていう、身近な気になることとして 考えたいなあと思っているんです。 Tシャツの買い方がCDの買い方と似ているっていうのは、 つまり、「“いま”を買う」というのと、 「気分に合わせてチョイスする」ということが あるような気がします。 このへんにヒントがあるのかな。 (つづく) |
2000-07-14-FRI
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