がんばれ自炊くん!
「ふだん食」はじぶんで作るって、どう?

自炊老人、突然の登場

この企画の担当が決まりました。
もう、皆さんのメールがじゃかじゃか届いていて、
これはとてもちょっとずつ順番に掲載していくなんて
甘い方法じゃ追いつかないと判明。

厳しくやさしく、しかも食べることが大好きな
人生の先輩に、ここの編集をお願いすることに決めた。
いるんですよ。そういう人が。
「嘘もつくけど、餅もつく」というキャッチフレーズの
自称99歳のご隠居。
通称「自炊老人さん」が、
この場を取り仕切ってくれることになりました。

では、自炊老人さん、ご挨拶を。

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(都心からチャリで、自炊老人登場)

ふおっふおっふおっふおっ。
今日から、この場を任されることになった
自炊老人じゃ。

いきなりの登場で驚いておるかの?
それはわしとて同じことじゃ。
厨房に生まれ洗い場で産湯をつかい
人生のすべてを勝手場に捧げ
富めるときも病めるときも
自炊を続けてきたこの隠居老が、
齢九十九にして、
こんなところに出てくることになろうとはナ……
まァ、これも何かの縁じゃろうて、
務めさせていただくことにしたのじゃ。

糸井翁によれば(オレは翁じゃないよ=darling註)、
ここは、皆が自炊について語らう場と
いうことじゃが、わしは厳しいぞ。
文句も言おう、口も出そう。時には手が出るかもしれんな。

じゃがな、これだけは肝に銘じておいてほしいのじゃ。
自炊は、愛じゃ。
愛なくして自炊を語る資格なーし!
それでは、愛あるメール、待っておるぞよ。
ふおっふおっふおっふおっ……

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あらま、またまた愛、かい?
ま、いいや。
この自炊さんを疲労困憊させるほどの
質量ともにナイスなメールの山を、
「ほぼ日」読者の全精力を傾けて、
築いてやろうじゃありませんか!

2000-07-12-WED

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