はい、みなさん、こんにちはー。
週のまん中水曜日。
夏休みだもん、曜日なんて関係ないさ、
という学生のみなさん、
そんなことを言っていられるのは、あと2週間ですよ〜。
今日は、夏バテ知らず、体力勝負な
自由研究を集めてみました。
チャレンジ精神に乾杯しつつ、読み進んでみましょう。


全メーカー全種類

夏休みの自由研究。中学生の3年間だけありました。
新学期に全校生徒の自由研究を体育館に展示するのですが、
3年間で1番思い出に残っている作品は、
「缶コーヒー飲み比べ(3年男子5名)」。
全メーカー全種類の缶コーヒーを5人で回し飲みし、
コーヒー感、甘さ、一言コメントなどが星印と共に
ノートに記されていました。
折りしも、缶ジュースの値段が100円から
110円に変わった後。
「この10円の差は大きいよな〜」ということと、
当時1年生で初めての自由研究を経験した私にとっては、
「何でもありだな」
と思ったことを覚えています。
展示の時は、生徒のコメントも添えるのですが、
「しばらく缶コーヒーはいらない」
と書かれていたのも、印象深かったです。
そういう私は至ってマジメな中学生だったので、
きっと平凡な研究をしたのでしょう、
全く記憶に残っていないのでありました。
(まち)

「しばらく缶コーヒーはいらない」という
やった人間だからこその実感がつたわってきました。


缶切りで流血

小学校のころの宿題に
「創意工夫作品」の提出がありました。
身近にあるものを利用して何かべつのものをつくる、
今で言うリサイクルの要素も含むものだったように
記憶しています。

6年生のとき、
くるくると巻きながらこじ開ける「コンビーフ」の、
その開け方&味にハマっていたわたしは、
これを利用しない手はない! と思い立ちました。
しかし、そこからたいした案が浮かばず、
缶を組み合わせていろんな方向から使える
小物入れの製作をすることに(しょぼっ)。
母に頼みこんでコンビーフを
まとめ買いしてもらい、いざ。
1コめの缶を上機嫌でくるくるしていたとき、
思わずちからを入れ過ぎて手を滑らせてしまい、
缶のふちで右手親指の腹をザックリと切ってしまいました。
傷口およそ1センチ。

その結果、
「“鋭利でないもの”で切った場合、
 傷口がくっついた後の指紋がずれることがある」
ということを知りました。
揚げ句の果ては、親から
「そんなあぶない小物入れはいらない」という判断が下り、
傷が癒えるのを待って
針金ハンガーを変形させた超無難なものを
製作して提出しました。
‥‥最初からそうすりゃよかった。
(ふるる)

だーっ! 痛い痛い痛い!!
指紋がずれた!? 時が経ってもとに戻ったでしょうか。
空き缶だけでなく、ペットボトルや段ボールなどで
手を切ってしまうこともありますから
取り扱いにはくれぐれも注意してくださいねー。


流血(妹が)

小学3年生の時、
自由研究に「ステンドグラス」を作りました。
とはいっても本物のガラスを使ったのではなく、
この次期大量に発生するお中元の箱の表に
黒画用紙を張って、絵を切り抜いて
裏から色セロハンをくっつけるというものです。
ポイントは切り絵のように
絵の線を全部つなげておくことと、
箱の中にしわくちゃにして伸ばした
アルミホイルを入れることです。
こうすることで、ピンと張った色セロハンにガラスのような
模様が浮かぶからです。

お中元の蓋が思った以上に厚くて硬かった為に
カッターで指を切ってしまった私は、
絆創膏を貼ってもらいに居間にいる母の所へ行きました。
「血、止まるかなぁ?」などと話しながら
のほほんと休憩していると、
突然、「ぎゃぁ〜〜!!」という叫び声が!
大慌てで見に行くと、
指から血を垂れ流している妹(当時5歳)がいるでは
ありませんか!
私の使っていたカッターをイタズラして
指を2センチ(結局8針縫いました)も切っていたのです。
「血、止まるかなぁ?」どころの騒ぎではありません。
あわや、救急車!! と思ったぐらいです。
お姉ちゃんのやることを
何でも真似したがるお年頃だというのはわかりますが、
この時は真似以上のことをしてくれて
さすがにびっくりでした。
(どもごん)

うひーっ! 痛い痛い痛い!!
うつくしいものをつくろうとしているのに
自由研究にはイタズラな魔物がひそんでいるのです。


体温上昇実験

カプサイシンなんて言葉は、
一度も聞いた事がなかった20年近く前の夏休み。
小学6年生だった私は、
「トウガラシの辛み成分」についての
自由研究を行いました。
いくつか実験を行ったのですが、
ヒジの内側にトウガラシの絞り汁を塗った後、
体温計をはさんでヒジを曲げ、体温変化を計測して、
辛みの成分が体温に及ぼす影響を調べるという、
体当たり実験を行いました。
時間ごとに、どんどん体温は上昇していき、
10分くらいして39度近くになったところで、
痛さに耐えきれずギブアップ。
恐る恐る開いたヒジの内側は、
血管が浮き上がって大変な事になってました。
結局、半日くらい流水で冷やして事なきを得ましたが、
内心、俺はやったぜとか、
少し得意になってたように記憶しています。
新学期に友達から、
グラフの曲がり具合から見て、
43度くらいまでは行きそうやな、
という極めて冷静なコメントを頂いたことも覚えています。
(ぴよぴよ丸)

ぎゃーっ! 痛い痛い痛い!!
えらい実験をしたのに「俺はやったぜ」という
自己評価をしたぴよぴよ丸さんも最高ですが、
おともだちの冷静なコメントに、さらにまいりました。
それにしても大事にいたらなくてよかったですね。


明日もこちらのページでお会いしましょう。
みなさんからの研究発表、まだまだお待ちしています!
postman@1101.comまでお送りくださいね。


 
 

※夏休みももう後半に突入!
自由研究、本当にこれからなんです、とあせっている人や、
田舎の友達としゃべってたら思い出した!っていう人のために、
ページのリニューアルを研究中です。待っててくださいねっ。

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