<きゃー、これって犯罪?の巻>
いんや〜。秋やね。秋。
うちの学校も、競技会が終わって、更衣もしまして、
なんだか冬服ですわよ。
もう一生正式には夏服着ないと思うと、
『夏服の女王』と幅をきかせてた私としては
残念無念の一言ですわよ。
ホントに。
ま、いい思い出として、私のトレジャーボックスに
やさしくしまうけどもね。
なにせ、この制服とは
(小学校と若干違うけどほとんど一緒)
もうかれこれ12年目のお付き合いになるわけで・・・。
ホントに、いつもありがとうね。
そして、おつかれさま、夏服さん。
私が参加できる行事といえば、
11月の頭にある文化祭で最後ですよ。マジで。
あとは、テストと、終業式、卒業式くらいじゃない?
マジで。
あいたーーーーーーー、早いなぁ。
昔は、かわいかったな〜。
あの頃はねぇ・・・。
なんて、なんでこんなに後ろ向きなんだよ!
前向きにいこうよ前向きに!!!
全然前向きじゃないし、少し古い話題なんだけど、
夏休みに塾の近くの自販機で
ジュースを1000円札で買ったのね。
そしたら、当たり前なんだけどお釣りが880円
出て来たのよ。
でね、それはそれで終わって、その数時間後に
近くのコンビニに行ったの。
でさ、お金払おうと思って小銭入れを見たら何かか変なの。
なんか、変なコインが入ってるのよ。
「あれ?」
と思って、よくよく見たらなんか、
500円玉の大きさの表面が
つるつるののっぺら坊だったのさ。
「ももっもももももっもしやコレって??偽銭?」
とか思ってあわてて使うのやめて、みんなに相談したの。
「見て見てーーーー(相談ってゆーか、自慢入ってる)。
こんなの出ちゃった〜〜ん」
「わあ!何それ?すご〜〜い」
「え?やばくない?」
出るわ出るわ、ベタな反応が。
少し、気分良くなったところで、
「うん、コレどうすればいいの?」
って聞いたら、
「わかんない、警察じゃない?」
「でも、ヘタに警察に見つかると
所持で罰せられるんじゃない?」
とか、色々言われて、結局どうすることもできなくて、
とりあえずは隠し持ってようってコトになったのよ。
自分の中で。
で、時が1ヶ月以上経って、
そんなモノを持っているコトすら忘れてたある日、
塾の受付嬢が同じように被害にあって、
「みなさん、気を付けましょう」
みたいな張り紙をしてたのよ。
で、『あ、そういえば』と思って、
「私も、かなり前だけど出ちゃったんですけど・・・」
って言ってみたら、
業者に引き替えてもらえるかもしれない
ってことで、とりあえず警察に電話しなさいって言われて。
110番しましたよ。
生まれてはじめて!!!と思いきや、ちがった。
昔小さい頃にね、「天気予報」と間違えて
110番にかけちゃったことがあったのよ。
でも、その時は心の準備なくだったから、あわてて
「間違えました!!!」って言って切ったんだけど、
今回は、ちゃんと話すわけじゃん。
で、緊張しちゃって。
ピ(1) ポ(1) パ(0)と。
「はい、110番です」
「あ、すみません。あの、
近くの自販機から偽物のお金が出てきたんですけど・・・」
「あ、そうですか、いつ頃ですか?」
「いや、ソレがなんかこわくてなかなか言い出せなくて、
実は8月の頭くらいだったと思うんですけど」
「あー、そうですか。
それじゃあ、〜の方に回しますので、
少々お待ちください。」
ピロピロ〜〜〜〜---保留中---〜♪♪♪
「はい、〜です。どうなさいました〜?」
「かくかくしかじかでー・・・」
「ああ、そうですか、そちらはどちらですか?」
「渋谷区の、▲▲です。」
「そうですか、そしたら渋谷警察の方にかけてみて
もらえますか?
番号言いますんでー」
「あー、はい」
なんか、たらい回しされてさー。
で、その指定されたトコロにかけてみたわけよ
「はい、渋谷警察です」
「あのー、かくかくしかじかで、
こちらにかけてくれと言われたんですけれども・・・」
「ああ、はい。そちらは渋谷区のどの辺ですか?」
「▲▲です」
「じゃあ、近くに・・・交番ってあるでしょう?
ソコに持って行ってもらえます?」
「はい」
結局持っていくハメになって。
その自販機の機種番号とかをメモって、行きましたよ。
超ドキドキ・・・
ガラっとドアを開けて
「すみません、さっき渋谷警察の方にお電話したら、
こちらに行ってくれということだったので、来たんですが、
かくかくしかじかで、
今日になってしまったんですが・・・」
「あー、そうですか」
(あら?ずいぶんとあっさりだわねぇ)
「じゃあね、それは自動販売機の業者さんの方に
連絡して、引き取ってもらってください。
普通は本物の500円玉と替えてくれるんだけど、
今回の場合時間が経っちゃってるからねー、
替えてもらえるかどうかだね。
ま、連絡して、替えてもらえるようならそうして。
もらえないようで、必要ない場合は、
またこっちの方に持ってきてくれれば、
警察の方で保管しますからね」
「は、はい」
「じゃあ、結構ですよー」
「あの、ひとつ気になることがあるんですが・・・」
ココで、付いてきてくれたロッテファンが
突然口を開いたのよ。
「思うにーーーー・・・・・・・・・・・・・」
重要証言を暴露ですわよ。
なんか少しあやしい建物が近所にあって、
ソコのコトを証言してさ。
そしたら、ポリスマンも
「ほほー、なるほどね。ううん、そうですか」
とか言って、ちゃんとメモってて。
なんか、いい画だったわよ。
で、任務完了っと。
そして、業者さんに電話したら、
後日封筒が来てそれに入ってた返信用封筒に偽銭を入れて、
送り返したトコロ、本物の500円玉が返ってきた、
というわけ。
いや〜いい思い出でしたわ。
それにしても、別に怖がらずに
すぐ警察に持っていけば良かったわ。
いや〜いわゆるひとつのイヴェントでしたね。
それにしてもドキドキしましたわよ。
それにしても、最後のポリスマンが言ってた
「必要ない場合は・・・」って、必要ないに決まってるし、
必要あるってことは、使っちゃって、
また悪循環になるのに、
どうしてあんなことを言ったんだろうか???
「替えてもらえない場合は、こちらに持ってきてください」
ってきっぱり言えばいいのにね?
これが、日本のいいところかな?
ま、偽銭には気をつけましょうね。
(普通にしめてみました)
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