ぼーっとした青春。 |
<あああ、くずれおちる荷物の巻> すんまそん。今週もケイタイで原稿を送ります。 週末はお天気にも恵まれ、 今年初バーベキューをした ゆーないとでございます。 わたくしよりみなさんにすごい報告があります。 勝手に報告します! なんとわたくし、この星に生をうけ23年目にして、 大きな壁を乗り越えようとしています。 なんとなんとナントの勅令! 今週歯を2本抜きます! しかも! 一本は虫歯で、もう一本は親知らず。 そして形が合えば 親知らずを虫歯のあった地に移植するのだ! すごいでしょ!(あたしがエバるとこじゃないだろ!) そんなことが有り得るご時勢なんだね。 おどろいたわ〜ほんと。 こわいよーーが、がんばって越えたいと思いますわたくし。 みなさまも気をつけてくださいまし! そう、この間さ、信号わたってたら、 向こう岸で何やら怪しい大きな大きな山が動いてんの。 ん?なんやあれ?おい、弟子、調べてこい!! へぇー親分! てな具合いに一人芝居でさ。 角度的にちょうど見えなかったんだけど、いたわ! 人がいた! しかもなんと、2パーソンズ!! それは、たぶん家のない人の夫婦!! 夫婦だっていう確信はないけど、たぶん、絶対そう。 夫婦。 男1人、女1人なんだけど、 もう空気感が普通の男女とは違うのよね。 その2人の持ってる空気みたいなものがね。 独特のものだったのですよ。 そしてなによりも、動かぬ証拠を俺は見ちまったんだよ。 俺らにはぜってぇ勝てそうにねぇレベルだ! それはなー「チームワークのすごさ」だ!! (どやどや・一同沸く) 「つーといえばかー」だよ、おまいさん。 そんなわけで、夫婦かと思うわけです。 まあそんなことはおいといてー んでその大きな山の正体は、 台車の大きいのみたいな、 よく学校とかにあって、ゴミを載せたり、 自分たちで乗って、 「大五郎〜!」「チャーーーーン!」 とか言って遊んだりする、 あの木箱の台車に、 すんごいいっぱいものが乗っかってるのだった。 たぶんね、引っ越しなんだ。 だって、山盛りいっぱいに布団やら、 炊飯ジャーやら、服やら、もうわけわからない感じに もっさりもっさり山盛りでさあ。 その台車で道路の、一番左端の メッセンジャーとかが通るような部分を通ってんの。 おお、倒れちゃうよぉぉぉぉ〜!!! てゆーか後ろからバス来てるし、 どうすんだろう?? ってハラハラ見守りながら わたしは横断歩道わたっててさ。 そしたらああた、まさに、マンガかよ!ってな具合に ゆっくーーりスローモーションにその山が どっどっどっどっどっさぁあぁあぁあぁあぁあぁん・・・ ふぁっさ〜っと道路に散らばる衣類。 その光景を見て、ゆっくりと顔が歪む夫婦。 あの瞬間、周りのスピードは変わらず、 その2人だけがやけに遅く、 スローモーションのように、 ぼくの目には映った。 あの時の夫婦の顔は今でもぼくの脳裏に焼き付いて、 離れない。 もうさ、 「うわわわわ〜〜〜!!」だったよマジで。 やっちゃった〜〜〜〜〜〜〜〜!って。 ほんと、あたしああいうの苦手なのよ。 『はじめてのおつかい』とかでこどもが、 荷物たくさん持って歩いてて、ふとした時に 右手からぽろっと何かが落ちちゃって、 それを拾おうとしたら今度は左手から何か落ちちゃう。 あららーってまた左から落ちたものを拾おうとすると、 右から落ちる。 ってエンドレスなことになっちゃうの見ると、 ほんと、辛い。 それだけで泣きそうになるよ。 自分の夏休みに入る前日も たくさんの荷物持ってそんな感じだったし、 今でも横着しようとした結果そういうことになるの 時々あるからさあ。 ほーんと荷物が重くて辛くて泣きそうなんじゃなくて、 そのエンドレスな様が懐かしくて、辛いのよね。 ああ思い出しただけでも つらい! 泣きそうになっちゃうわ! こわわわわ〜 ひやあ〜自分の子どももそうなるのかなぁ‥‥ なんて心配しつつも、 そんな同じようなことになってる 子どもを見たい気も しないでもない今日この頃です。 ちんとんしゃんてんとぉ〜〜〜ん! |
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2004-04-19-MON
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