<博物館で「かわいい」ものを探す>
マイアッヒーーーー!マイアッフー!
いまだに時々「マイアヒ」を口ずさむと、
楽しくなっちゃう、あたしです。
特に大きめの声で歌うと、最高なんですから!
今日はキム様(SMAPの方)のお誕生日です。
34歳になられました。いい歳だね。
勝手におめでとうございます。
こうして、毎年この日が来るたびに、
心の中で勝手に彼にむかって
「おめでとう」って言ってる人は、
何百万人いるんだろう!?
何千人?どれくらいの規模?
ドームでいうと何個分?
すごい人だよね。勝手にそんなに祝われちゃうなんて。
いやーつくづくスゴイわぁ。
さあさあ、今回は、マミーを見てきた話ですよ!
上野の国立博物館に、マミーが来てんだよ!
マミーとは、「クリーミーマミ」でも、
「エスパー魔美」でもなくて、
ミイラのことよ!
ミイラ展ですよ。
エジプトで約3000年前に出来たミイラが、
今日本に来てんだよ!
そのマミーの名前は、「ネスペルエンネブウ」さん。
昔は、発見したミイラの包帯をぐるぐる取って、
色々研究してたらしいんだけど、
最近じゃあ、医学の発達のおかげで、
棺に入ったまま、CTスキャンに通して、
内部をスキャンしてんだってさ!!!
その模様を映像で見たんだけど、
すっごいまぬけよ!
普通なら人間が、あのバスローブみたいな布をまとって、
通っていくCTスキャンの洞穴をさ、
木の棺が、通ってんだよ。
あの、ちょっとかわいい絵が描いてある、
棺がさ。
けっこう、滑稽。
滑稽だけども、そのスキャンしたものから、
筋肉をつけたりして、この21世紀の技術で、
3000年前にミイラになった
「ネスペルエンネブウ」さんの顔が
再現されたりしてんのよ!
スキャンして見えた骨を見て、
鼻の奥の骨が傷ついてるから、
そこから、脳みそをかき出したんだろう。とか、
「ネスペルエンネブウ」さんは
頭がい骨に穴が開いてるから、
脳に腫瘍かなんかが出来て、死んでしまったんだろう。
とか、色々わかったんだって!
たぶんボディ本体は木の棺から、出してないし、
ボディに巻き付いてる包帯だって、
取ったりしてないのに、
そんなことまでわかっちゃってんの!
すごくない?すごいよ21世紀!ね、ドラえもん!?
博物館ではシアターみたいなところに入って、
配られた3Dメガネをかけて、
「ネスペルエンネブウ」さんについてひも解いていく
3D映像を見るんだけど、
それも妙にお金がかかってて、おもしろかった〜。
その3Dメガネをかけたあたしとミカンちゃん。
ミイラの棺の目と似てる3Dメガネ。
すっごいまぬけ。
で、そのシアターで映像を観た後に回る展示室には、
本物の「ネスペルエンネブウ」さんが
展示してあるんだけど、
もう人が多くて多くて、見れやしない!
足早に、ちょろちょろとしか見なかったわ。
上野は本当に、平日週末関係なく、混んでるよねー。
あれは、なに!?
なぜあんなに混む?
みんなそんなに好き?びっくりしちゃうよねー。
で、結局一番盛り上がったのは、
博物館の常設展示の、生き物のコーナーよ。
超大きいクジラの骨とか、アジアゾウの骨、
超小さい虫、色んな種類のキノコ、
色んな貝やら。
身近!
あと、はく製とか、たぶん偽物で、
テカテカしてるんだけど、実物大の立体物が
たくさんあるんだ!
「カモノハシかわいいー!」
「うわ!トリカブトだ!
(カブトガニのことをまつがっている)」
「シーラカンスじゃん!やばいやばい!」
「カレイの顔って、より目でかわいいよねー」
「ぎょえ!ネズミきもい!」
「あんな小さいフクロウいるんだね」
とか、大はしゃぎ!
やっぱりわかりやすいものに、盛り上がるもんだよね。
んで、隅の方にパンダのはく製がひょっこりいてさ。
「おーパンダじゃん〜」って近づいて見たら、
「ホアンホアン」って書いてあんの。
えええええええっ!
あの?上野動物園の?ホアンホアン?
小さい頃、見たよ!
ホアンホアン、こんな姿になっちゃったのお?
ちょっとショックー。
思わぬ再会になっちゃいましたわよ。
でも、国立博物館には、ハチ公もいるらしいじゃん?
見つけられなかったんだけど、
エンマちゃんが、しきりに
「ハチ公って、はく製になっちゃってんだよ」
って言ってたんだけど、お目にかかれず残念でしたわ。
そして、これもお目当てだった、
化け物展。
カッパの手のミイラと、人魚のミイラがあるっていうから、
こりゃあ見なきゃと思っていったら、
ものすごい人!
みんな、どんだけ物好きだよ!
人多すぎてまた、見れないから、
早送りでちょろちょろ見たんだけど、
古い書物で、化け物の絵が描いてあるのが
たくさん展示されていたみたい。
いかんせん早送りで見たから、
全然名前とかは覚えられなかったんだけど、
かわいいのがいっぱいあったなぁ〜。
しかし、人魚のミイラは、滑稽でかわいかった!
超小さいの。
いいもん見た!かわいらしかった。
きもかわいい感じ?
ああいう展覧会を見る上で
「かわいいかどうか」ってことが、
わたしにとってすごく重要だってことに、
近ごろ気づいたね。
エジプト展でも、犬の置物とかを、
「あ、かわいい」って思ってじっくり見たりさ。
ミイラと一緒に葬られてたアクセサリーが
かわいいなぁとか。
かわいいかどうかと、
なんだかものすごいオーラを感じるかどうかで、
その作品をじっくり見るかどうかが、
決まる気がしてんの。
だから、お宝的なすごいものでも、
あたしのアンテナにかからないと、
スルーしちゃう可能性もあるんだけどね。
でも、誰も気づかないようなところの、
「かわいい」ものを見つけて、ほくほくしてるよ。
タイ人のマンガ家のタムくんも、本の中で
日本に来て一番耳にした言葉は「かわいい」だったって
書いてたんだけど、
それは、俺だわ。と思った!
この世は「かわいい」かどうかだ!と言っても、
過言ではないかも?
だってー「かわいい」ものって見ると、
うれしくなっちゃうじゃない?
笑いが込み上げてきたり、微笑んじゃったり。
「かわいい」は、あたしの中では大事だったんだ。
と気づいた、木枯らしな寒くなってきた日でございました。 |