ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<冬のお祭り「秩父夜祭」へ行く。>

お寒いですよーとってもねー。
今年は、なんか寒いよね!けれど、負けないぜ!
先週は、ネクターのことについて、
たくさんメールをいただきまして、
ありがとうございましたね!
改めて、詳しいことをお問い合わせしよう
と思っているから、また報告するわ!!お待ちあれ!

さて、あたくし先日、
日本三大曳山祭を体験してきたよ!
知ってる?
あたしは全然存じ上げなかったんだけど、
大人数で行くから、と誘われてさ。
その日本三大曳山祭である「秩父夜祭」ってやつ。
調べてみたら、とりあえず、
大きな山車が出る。っていうことと、
花火があるっていうことはわかった。
とにかく、「日本三大」という響きに、
ミーハー心を、くすぐられちまったわけですよ。
日本で3つの指に入る。ってことでしょ。
すごいに決まってるじゃない!
しかも、「夜祭」って、
「夜」をアピールしているところに惹かれてさ。
平日だったから、半休までとって行っちゃった。
ふまじめですみません!

初めて行く土地、秩父ってどんな所だろうか?
その前に、知ってる人が数人いて、
あとは初対面な、総勢17名での遠足のため、
電車の中で、自己紹介のようなものをする。
やんややんやとしているうちに、
2時間ほどかかって到着〜。
大人数だし、はぐれることを前提として、
帰りに乗る電車だけ決めて、スタート!
なんとも、ざっくり集団。

まず、駅前からもう出店出まくってて、すごい!
やるな、秩父!
駅前がバザーみたいになってんの。
テント立ちまくりでさ。
秩父の街の大きさがわかんないから、
規模がわからないんだけど、
とにかく駅から、お祭りの主役的ポジションの
秩父神社への道にずーーーっと出店でてるのよ。
もう、どれくらいなんだろう。
長〜〜〜い商店街、何km分(たぶん)
ずっとずっと出てる!
こ、こんなにたくさんの出店が出てるのは、
初めての光景!
いつも行ってるお祭りって、
小規模だったんだなぁと、気づかされたよ。
とにかく、ありとあらゆる店が出ててさ。
一般的なメニューはもちろんだけど、
ちょっとずつ、東京で見るものとは、ちがう!
ちがうちがう、何かがちがう!
例えば、おなじみのチョコバナナは、
チョコの上に、
現代では、バッシングを受けそうなくらいの
カラフルなチップがかかってたり、
チョコも、これみよがしに、かかりまくってる。
なんか妙に太っ腹で、豪華なんだよね。
チョコの味が、グレープ、メロン、
オレンジとかあったりさ。
そんなの、見たことないですけどぉ??ってのが、多い!
不思議ー。いちいち、ちょっとずつ東京とは違う!

少し進むと、大きい広場で、
たくさんの人が、場所取りしてるのを発見。

何かを待つ人々。お行儀よく場所取り。

なんで?何を待っているのか?
謎に思っても、まず一行は神社を目指す!

どんどん商店街っぽくなってきて、
ふつうの出店の他に、商店街にあるお店が
店先で、何かを売っているのが急増。
洋品店も、ここぞとばかりに色々売る!
何屋なんだか、よくわからない
店?なのか、民家?なのかの前で、
怪しい自家製梅酒を売ってたりさ。
和菓子屋さんも、外で和菓子と甘酒を売ったり、
なんか知らないけど、1匹のマジいのししを
店先につり下げて、いのしし汁を売ってたり。
(お腹ぱっくり切られてて、こわくて写真撮れなかった!)

寒いからなのか、めんどうくさがりなのか、
お好み焼きとか、冷えてるのも多くて、
「あ、冬のお祭りなんだなぁ」と、しみじみ思ったね。
ふつうに、夏にあるお祭りの時は、
冷えてても、そこまでじゃないけど、
冬は、ふつうに冷え冷えですよ。
そんなのを、買った店の真横で食べながら
「冷たっ!」とか言うのも、たのしいやね。


ずーっとすごい人の群れで牛歩状態。
(知らない人のカメラ目線!)


途中、大きいスーパーの駐車場で、
若いギャルたちが、外国人の人たちを囲んで、
カタコト英語で、おしゃべりしているのを目撃!

すごくない?なんか。おもしろい光景。

色々つまんだり、飲んだり、味写を撮ったりしながら、
ゆっくりと進んでいたら1時間以上かかって、
やっと神社に到着。
だんだん周りの様子がそわそわ、おかしくなってきて、
お参りしたり、トイレしてるうちに、
大きい山車が登場!
交通規制も始まって、人の流れもいったん規制。
みんな、山車を目の前で見るために待ってるわ。

これまた、お行儀いい。

警察の人に、酔っぱらってからむおじさんやら、
商店街のお店の屋上とか、
家の2階から顔を出して、みんな見てる。





山車を止めて、かたむけるのが風習みたい。
ちょっとハラハラ。

ヤング男子の山車。
わっしょい!わっしょい!
次にヤングの女子の山車、
わっしょい、わっしょい!わっしょい!

すごいド迫力!
なんだけど、近すぎて、わかりにくいね・・・。


わっしょいって、前でみんなが引っ張ってるのに、
山車の後ろ側の人は、ヒモを引いてるんだよね。
進行方向とは逆にさ。

必死に引っ張る。

↑は、暴走しないように。ってことなんだろうけど、
ウラハラよね。
どっちやねん!って、つっこみたくなるよね。

山車もだいたい出て、
交通規制もとけ、途中のテントに休憩がてら入って、
あたたかいお酒を飲みながら、
ちょいちょいと、もつ煮込みとかを食べる。
冬の祭りはやっぱり、そういうあったかいものが、
助かるね〜。
けっきょく、食べたものと言えば、
ほとんど汁ものばっかり食べてたもんな。
やっぱり、夏とはぜんぜん違うのねん。

そして、いきなりドンドンパンパンと
花火があがりはじめ、見に行ってみるんだけど、
建物の間からしか見えなくて、
けっこうかなり残念!
駅からすぐの広場で、場所取りをしていたのは、
そういうことだったのか!
花火を見るためだったんだね、人々よ!
は〜勉強になったわー。
でも、見えそうで見えないチラ見えの花火も、
なんかまた一興。
花火って、見に行くと、構えて見るじゃない。
「今日は花火を見に来たんだ!」って。
でも、今回の花火は、
BGMかのようにずっと上がってて、
歩きながら、食べたり飲んだりしながら、
チラチラ見ててさ。
特別じゃない感じの扱いをしてたのが、新鮮だったわ!

チラ見え花火。

よくよく考えてみれば、
大規模なお祭りと大規模な花火を、
同時に体験出来るところって、初体験だったな。
大きい花火大会の時にも、出店とか出てるけど、
あくまでも花火メインじゃない。
あら、なんて贅沢「秩父夜祭」!

いやー、しかしお祭りって、ほんとうに、
だれひとりとして、落ち着いてる人がいないよね。
あたしもずーーーっと、人間観察にいそしみすぎて、
ちょっと、はぐれたりしちゃったりしたもの。
やっぱり、人間観察はおもしろいっ!
しかも、なじみのないアウェーな土地だから、
なんか全部がおかしくって、
いちいち気になっちゃうのよね。
いつもは見ない表情をした子どもが、たくさんいたりさ。
すんごいいい顔なのよ!
味写もいっぱい撮れちゃったしなぁ。
祭りの醍醐味は、やっぱり人間観察かな!
おもしろかった、冬の祭り「秩父夜祭」!
来年も行くっきゃないゼヨ!

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
表題に「ゆーないとさん」と書いて、

postman@1101.comに送ろう。

2007-12-10-MON

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