ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<続 ニューヨークでの出来事。
 
アンディ・ウォーホールと、
  自然史博物館と、ギューチャン。>

すっかり春じゃないか、ニッポン!
ニューヨークでは、雪も降ったし、
けっこう寒かったもんで、
前から欲しかった軍ものの、毛つき帽子を探しててさ。
ニューヨーカーも、けっこうかぶってる人が多くて、
すぐに見つかるかと思ってたんだけど、
いいのが見つからず!
ま、帰ってから東京で探そうかなぁと思っていたが、
帰ってきたら、けっこうあったかくなってきたじゃん!
また来冬の課題にしようと思うです。

先週に引き続き、ニューヨーク編をお届するですわ。
既にお伝えしたのの他にも、
地味に色々してたぞ!

片道9時間かけて、長距離バスでピッツバーグにある
アンディ・ウォーホールミュージアムに行ってきた!
以前から、アンディさんはお慕い申し上げておりまして、
ずっと行ってみたかったの!
移動時間かかるから、かなりもったいないんだけど、
こういうのもいいだろう!
と、ザカちゃんを置いて、マチャリーンヌとエンマちゃんと
3人で強行2日間の小旅行!
夜出て、朝の6時に到着して、
何もない静かなピッツバーグにて、
行くところもなく、バス停で一寝してから、
早朝のデニーズへ。
ピッツバーグの日曜日の早朝のデニーズは、
ほぼ満席で、老人しかいない!!

すごい光景。
へんな老人映画の世界に入ってしまったみたい。
その老人たちを観察出来るように、店内を見渡せる
一番奥の席に座って、朝からヘビーな朝ご飯を食べてさ。
だいぶ時間をつぶしてから、開館直後のミュージアムへ。

生アンディは、2度目だったんだけど、
じっくり見ると、シルクスクリーンの方法とか、
色々わかることも多くてさ。
あーこんな風にやったんだなぁ。と、
掴みかけたところで、
あれ?ちがうな、この色が下に敷いてあって、
その上にこれだから、これが?どうなってんだ?
と、考えれば考えるほど、おもしろくって興味深い!
作品の点数も多かったし、とってもおもしろかった〜。
写真もいっぱいあって、かっちょよかったよぉ。
元気になった、なんだか。
そして、彼のことをもっと知りたくなった!
遠くて、つらい思いをした甲斐があったってもんよ!
アメリカ方面に行くことがあったら、
是非行くべしだね!!!

あとニューヨークならでは。
オフブロードウェイの、日本にも前にきて
「ビーシャビーシャ」をやった、
デラグアルダの新しい新作を見てさ。
fuerzabrutaってやつ。
写真オッケーだったのに、ダメだと思って
撮れなくって、お伝え出来ないのが、超残念!
またしても、すんんんごいド迫力よ。奥さん、すごいわよ。
今回のテーマが、どんなものだったのかは、
結局よくわからないけど、
わたしが感じたのを言わせていただきますと、
「風」と「夢」と「破壊」と、「水(前回よりも多い水量)」
って感じ。
あの人たちを見ると、体を鍛えたくなるんだよね。
あの、きれいな体!
わたしにはまったく必要ないし、求められてないけど、
すっごい鍛えたくなったぜ!
言葉はほとんどなくて、全部を音楽にのせて
身体で表現してて、
その勢いがすごすぎて、観てると
何かが込み上げてくるのよ、ゴーーーっと勢いよく。
衣装がふつうの服だから、
スカートから、パンツも見えちゃうし、
乳も出ちゃうけど、気にせずものすごく動きまくって、
超ガムシャラ!!!
頭で考えるよりも、体で感じて、フォーーー!ってな。
観てて本当に、気持ちがいいわ〜。
裏方の人たちも、かっこいいんだわ。
たぶん仕掛け全部が電動じゃなくて、手動で、
ものすごい腕っぷしで、装置をガンガン移動させたり、
ロープで、自分が浮いちゃいながら、
体重全部かけて操作してるさまは、もう、たまりまへん。
はぁ〜快・・・感。(by薬師丸ひろこ)
あれも、日本に来ないかなぁ〜〜〜。
くーるーきっとくる〜♪みんなで願いましょ。

そして、
アメリカ自然史博物館で働いている子の案内で、
博物館に初めて行った!
あそこも、いいんですわ!知らなかったんだけどさ。
動物のはく製がたくさんあって、
そのはく製は、アフリカにしかいない動物だったり、
特別な動物たちなんだけど、
そのはく製の背景が、すごくちゃんとした
風景画になってるのよ。
だから、写真撮ると、まるでアフリカの草原の中に、
その動物がいるみたいに、見える!ほんとに見えるの!
ほれ。

一見、どこから絵か、わかんない!


動物はもちろんリアル。当たり前か、剥製だもんね。

ダイナミーーーーーーック!
あと、チョウチョの部屋があってさ。
ものすごい湿気の温室があって、
そこにチョウチョが、ものすごい数いるのよ。
普通に、止まってたり。

まるで、チャーム。

博物館のおばさんの持ってるレモンに、
チョウチョが止まって、チューチューしてたりするの。


みーんな、パタパタ飛んでてさ。
チョウチョをあんな風に見るのは、おもしろかったなぁ〜。
その温室も、博物館の建物の中にあるから、
わりと小さいのよね。
だから、チョウチョと近くてさ。
あの狭さが、とてもよかったなぁ。
またゆっくり行ってみたいと思ったわ。

そして、これは観光というよりも、
社会科見学って感じなんだけど、
雪の舞う中、あるおじさんに会いに行った!
その人は、篠原有司男さんというおじさん。
現代芸術家。っていうのかしら。愛称は、ギュウチャン。
何年か前に、ポカリスエットのCMで福山雅治と一緒に、
モヒカン頭で、白い部屋でさ、
ボクシンググローブに絵の具つけて
バシバシやってた、あの彼よ!
知り合いの人に紹介してもらって、アポを取って、
アトリエにお邪魔させてもらってさ。
まーた、この人がすごいんだわ。
元気元気。
何歳か聞いたんだけど、
「ひみつ!」って言ってた。
調べれば、すぐわかることなのにね・・・。
もちろん、帰ってすぐに調べたら76歳らしい。
ものすごい元気でさ。
小さな体で、ものすごい大きい絵を描くわ、
ものすごい大きい彫刻作るわ。
ものすごい爆発力。

作業着のギューチャン。


アトリエの、大きな作品の前にてザカちゃん。

「人生、おもしろいですか?」の質問に、
「おもしろく、してんだよー。
 じゃないと、やってらんねぇーよぉ!ガッハハハ」
と、江戸っ子口調で言うてはりましたわ。
偽お寿司をおごっていただき、
アトリエで、オレンジを剥きながら、
色んなおしゃべりをしてさ。
アンディ・ウォーホールにも会ったことあるし、
本の推薦文は、岡本太郎さんだし、
もう、歴史の人物級だよね!
すげえなぁ〜。
最後に絵まで描いてくれた!
なんて、ゴキゲンな人なんだろうか!!!

なんとなく、似てる?感じ??

見ず知らずのわたくしたちにさあ。
いやー、すごい勢いと、迫力と、パワー。
とっても、元気をもらったよ。

やっぱり、身体を使うことをしている人って、
好きだわ〜。いいよね。
まずは何の説明もいらなくって、わかりやすくて、
気持ちいい!!
元気もらいまくりの、刺激受けまくりの、
ニューヨーク旅。
最高に充電、むしろ過充電しちゃったかも!?
また、行きたいなぁ〜色んな人がいる街。
むこうでは、携帯を落としたりして(大事件)、
おちこんだりもしたけれど わたしは元気です。
でした!

っしゃ〜い、3月も張り切っていくぜ、
あ、おひなさまたち、こんにちわ−ーーーー!

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
表題に「ゆーないとさん」と書いて、

postman@1101.comに送ろう。

2008-03-03-MON

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