ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<母校のオープンスクールへ。>

ッポーーーーーーーーーーウッッッッっっっ!
あたしの持ちネタは、動く歩道の上で後ろを向いてやる
「ムーンウォーク」でした。
小学生のときに発明(大げさ)して、
いまだに、しょっちゅうやってる持ちネタなんだけど、
マイケルさん、残念だーーーっ。
一時はどこに行くにも、
リカちゃんや、ジェニーちゃんではなく、
マイケルのリアルな人形を持ち歩いていた、あたくし。
いろいろありがとう、マイケルさん。
これからも、よろしく。

先日、電車に乗ってたときに、
ふと目に入ってきた広告が。
「オープンスクール」。
自分が幼稚園から高校まで通っていた、
母校のオープンスクールの広告だったのです。
「オープンスクールかぁ・・・」
ってことは、オープンだ。
しかも、週末。
わたしも行けるじゃないか。
オープンなんだし、行くか。

ってことで、みんなを誘って、けっきょく
まちゃりーんぬしか都合がつかなかったんだけど、
2人で行ってきましたよ。
まちゃりーんぬは、卒業以来!
イコール・・・10年ぶり。
高校を卒業して10年経っちゃったということに、
かなりびっくりする、我々。
日常でつるんでいるメンバーが、
当時からずっと同じだから、ついついいつまでも、
当時の気分でいるから、わからなかったわ~。
さすが、アラサー。

駅からの通学路も、店の顔ぶれが
だいぶ変わっていたりして、
10年の年月を感じるなぁ。
不思議と、センチメンタルは感じない。
お、前方から、オープンスクール帰りの
お母さんたちの集団が。
「え?いまの見た?」
「見た見た」
「若くない??」
なんか、若いの!
歳が、たいして変わらないのか???
自分たちと。
まあそのひとたちは、
小学校のオープンスクールに来てたひとたち
だったんだけど、
にしてもよ?
おどろくほど、若くて・・・。
自分たちと、見比べたりして、
なんとも言えない気持ちに・・・。

気を取り直して、校門をくぐり、学校の上履きではなく、
来客用のスリッパに履き変えて、入校。
おそるおそる、職員室に入っていくと、
見知らぬ先生が、数名。
おろおろしてたら、アポを取っていた教頭先生がカム。
「おーっほほっっっほほほ!
 お前たちぃ~あっはははははははははははは!」
手叩いて、大爆笑しているの。
「先生~~~っ!」
「ひっさしぶりだなぁ~っ、あっはははははははは!
 先生、教頭になっちゃったんだよーっ!!!!」
こ、こんなキャラだったっけ・・・。
時間が経過して、先生と生徒じゃなくなると、
こうも、変わるものなのでしょうか。
あまりに、勢いが、はっちゃけすぎというか、
じゃっかん戸惑いつつも、おもしろくって汗かきまくり。
「大人」と「子ども」じゃなくて、
だいぶ「大人」と「大人」になって
対話しているんだけど、
やっぱり、思い出話を始めると、
その思い出を、はじめはちょっと他人事っぽい感じで、
聞いてるんだけど、どんどん当時の感じになってきて、
次第に「大人」と「中人」って感じになっちゃうのが、
おもしろかったなぁ。あの不思議な関係性。

立ち話をしてたら、通る先生、通る先生がいちいち、
「あっらぁ~、なんで来たの?」
「オープンスクールだから」
「・・・」
みんな、すんなりと話しかけてきてくれて、
口をそろえて言うのが
「あなたたちの学年は、すさまじかった・・・」
光栄なお言葉、ちょうだいしました!
そんなことしたっけ~?ってことまで、
先生たちは色々と覚えていてくれてて、
恐縮です。
わんぱくのしがいがあったってもんですよ。
とにかく、やりたい放題、色々なことをしてたからねぇ。
修学旅行みたいな、お泊まりで行った土地で、
勝手に夏みかんをもぎ取って、先生におすそ分けしたことや
(すみません)、
徹夜で色々なおしゃべりをして、明け方になってから
みんなで庭に出て、
「む~かしの 友は~ 今も友~~
 俺とおまえと 大五郎~~~♪」
って、朝焼けの中で大合唱して、
先生たちがびっくりして、飛び起きてきたことやら。
もう、出てくる出てくる。
すっかり忘れてしまっていたことが。
のびのびしてたのよねぇ~。今もだけど。

たくさんおしゃべりをしてから、
ちょっと校内を、フラフラ。
まずは、ウチらバレー部には特に思い出深い、
血と汗と涙がにじんだ、体育館へ!
思わず、体育館のド真ん中で、
「ッポーーーーーーーーーーーーーーウッッッッっっ!」
開放感!
「学校」というものは、本当に開放感があって、
気持ちがいいーーーーーっ!
つい、ブロックをしてみたり。



ゼーゼー言いながら、2人でバレーをしてみたり。
教室の方を回って、色々と客観的に観察してたら、
当時、気づいていなかったことが、
山盛り出てくるんだわ。
このベランダの植え込みで、こっそりトマトとか
育ててみればよかったのになぁ。とか、
こんなデッドスペースあったっけ!?
なんで活用しなかったんだろうか。とか。
「なんで気づかなかったのかねー」
「バカだったんだよ」
まっちゃりーんぬが、バッサリ斬った。
そう、たしかに、バカだった。(今もだけど)
バカだったし、知恵がなかったし、
目の前のことに夢中で、精一杯で、
周りが見えてなかったんだな。
でも、精一杯たのしかったし、
それでよかったのでしょう。
約10年ぶりの母校は、
もっと冷たいのかと思ってたけど、
思いのほか、あったかかった。
うちの学校って不思議で、
卒業生がみんな自分の母校が、大好きだということ。
その証拠に、あたしの同級生は
ひとりは中高の音楽の先生として働いてて、
もうひとり、今年度から
小学校の保健室の先生になってた!
好きだねぇ、みんな。
好きだよぉ、ほんとに。不思議なもんです。
ということで、たのしかったので、
迷惑かもしれないけど、
また行こうと思います。

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
表題に「ゆーないとさん」と書いて、

postman@1101.comに送ろう。

2009-06-29-MON
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