ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<大阪、食と太郎!>

もうかりまっかぁ〜〜〜っ!!!!!
週末に大阪へ行ってきただよ〜。
大阪に行くのは15年ぶりくらい。
友だちたちが、大阪でイベントをやるために、
みんなで車で行く。というので、
便乗して行ってきやしたよ。
出発した夜中、
行きの海老名パーキングエリアで見つけた逸品。


カルビーから出てる「ポテりこ」。
じゃがりこそっくりだけど、生いもなのよ。
生いもってゆーか、揚げいもだけど、
ほんもののいも!
気になって食べてみたら、超うんま〜〜〜!
全然知らなかったわ〜。
カルビーのサイトに載ってないみたいなんだけど、
偽物?じゃ、ないよね??
こりゃ、要チェックやで!
あ、ついつい大阪弁が。

もうね、大阪、なんたるちいやぁ〜でしたよ。
まず、現地のひとたちに連れて行ってもらった
梅田の阪神食品館
地下に、たくさんの食べ物屋さんが入ってて、
その場で立ち食いできるスポットなんだけど、
みんな立って食べてる。
老若男女、みんな立ち食いで、口にかっこんで、
食べ終わったらおしゃべりもせずに、
すぐに帰っていく。
お行儀悪くても、誰もとがめない。
ものすごい光景に、
ゆーな、ちょっとカルチャーショーーーーック!
しかも全部安い!
学食以下のお値段で、500円でおつりくるのが
ほとんど。
どんだけ〜?
大興奮で、イカ焼き、寿司、ねぎ焼、きしめん、
ちょぼ焼、明石焼、たこ焼をそれぞれに買って、
みんなでいろいろ食べ合い。








写真もどれがどれやら。
全部、ちゃんとおいしいっ!
どういうこと!?
粉ものばんざい!

元祖ミックスジュースもね。


うまっ!!!

夜は夜で、大阪屋という新梅田食道街という
ありとあらゆる呑み屋が集結してる、
古いビルの中にある
立ち呑み屋さんの、お座敷席で
これまたびっくりおいしい、
ねぎ焼やら、イカのするめの天ぷら(これが絶品!)やら
もうなんだか忘れちゃったくらい
いろいろおいしいものを、たらふく〜〜〜。
どんだけぇ〜っ!
このお店、朝の7時から開店してるんだって・・・。
大阪、わけわかめ!

夜の難波の街の大阪っぽさに、ちょっとドキドキしながら、
練り歩いたり、おいしい焼きとんを食べたり、
もう、なんなの大阪!
連れてってくれたひとたちが、
B級グルメ好きだからというのもあるけれど、
やっぱりすごい・・・。
このひとたちを、東京で連れていってあげるとしたら
どこかしら、と考えこんでみたけれど、
負けちゃうわ!
くやしいけど、負けちゃいます。
探せばあるはず。静かに探していこう。

日曜日には単独行動で、
今まで見たことないことが不思議な、
小さいフィギュアも持ってるのに、
キーホルダーも持ってるのに
見たことがない、太陽の塔を見に行くことに。
iPhoneがあるから、何もこわいことはない。
地図で探して、地下鉄とモノレールを乗り継いで、
降りるは万博記念公園駅。
ものすごい雲で、かなりお天気があやしい中、
駅を出たら、もうっ!
おった!太陽の塔、おった!!!
「大きい」とは聞いていたけど、
やっぱり生で見るとあまりの大きさにびっくりして、
全身の血がフォーーーッと沸騰して、
毛穴がファーーーーーッと開いて、
駅の前で立ち尽くし、なぜか涙くんこんにちわ。
どひゃーーーーっ!
こういうので、久々に涙が出ちゃった。
しかも、ちょうどそのタイミングで
雨が小降りに降ってきて、涙をごまかす。
こーれーはーーーー、太郎さんっ!
すごいよ、太郎さん!!ありがとう!ありがとう!

太陽の塔から、一瞬も目を離せないままに、
ゆっくり少しずつ近づいてみる。
いる。そこに、いる。



いるわ。やっぱりいるわ。いるんだね。



どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!


はぁ〜〜〜っ。

小走りで、近づいてみるも、
いきなり雨が強くなって、傘を持ってないわたしは
木の下で雨宿りしながらも、
もはやガンを飛ばし合ってるかのように、
ずっっっと目を離せない。
入り口で興奮して買ったコーラで、木の下でひとり乾杯。



いるんだ。
いま、太陽の塔といっしょの空間にいる。
ということが、もううれしくてうれしくて、
どうしよーーーーっ!

ちょっと雨が弱まった瞬間に、小走りで急接近してみるも
また雨が強くなってきて、
今度は、太陽の塔の腕で雨宿り。
おじゃましま〜す。



また雨が弱くなった瞬間に、ついに真下へ!


んもうっ!最高っ!
よく見たら、
右目から涙が出てるみたいになってるじゃないか。
はぁ〜〜〜〜〜。美しい〜っ。

背中側も、ステキじゃないか。
背中側に立ったときに、またしても雨が!
木で雨宿りして、後ろのひととガンの飛ばし合い。



勝手なこと言うようだけどさ、
きっと「見て!もっと見て!」って言ってるんだと、
わたしは受け取ったよ。
だって、ちょっとでも移動しようとすると、
雨が強くなるんだもん。
わかったわかった、見てるよ、ずっと見てるよ。

しかし、どんどんバケツをひっくり返した級になってきて、
木ではとうてい宿れなくなってきたために、
ダッシュで最寄りの売店へ。
「あの〜傘って・・・」
「・・・ないんですよ、残念ながら」
このお店のひとは、この距離で毎日これを見てるって、
どういう気持ちなんだろうか。
当たり前の景色になっちゃってるんだろうか。
いやいや、んなわけはない。
何百回見ても、きっと毎日新鮮だよな?
なんてことを考えながら、塔を見ながらの
5分くらい雨宿り。



ちょっと弱まったすきに、
公園内にある国立民族学博物館
通称「みんぱく」に移動してみることに。

また、すこし離れたところからも、いい。
どこから見ても、いい。すごいねぇ。



そしたらああた!
どんどんどんどん雨が強くなるじゃありませんか!
ほらね!
わかったわかった。見てるよ、見てるけどさ。
ちょっとは他のところも、見させてくれよおぉぉぉー!
わたしのそんな願いは、まったく聞き入れてもらえず、
もう、完ぺきバケツがひっくり返ってる豪雨の中、
超ダッシュで、みんぱくへ。
受付では
「・・・タオルとか、使います??」
と言われるほどの、びしょ濡れ。
ご親切の心だけ受け取って、トイレに入って
トイレットペーパーだと大惨事になっちゃうと予想して、
便器に敷くシートで、ちょっと拭き。
手を乾かすゴーーってマシンで、
ちょっと服を乾かして。

みんぱくも、みんぱくですごいボリューム!
わたしの好みの木彫り人形やらお面が
いっっぱい!
はじめはいちいち写真を撮ったりしてたんだけど、
どんどん、おなかいっぱいになってきて、
途中から早歩き作戦に変更!すごい見応えだった〜。
ミュージアムショップでは、
味わい深いポストカードを買ったり、
14万円のマスクに心奪われたり・・・。


これ、買えちゃうって、すごくない?
そうくるなら、ちょっと考えちゃうよねぇ。

服もすっかり乾いて外へ出てみると、
太陽の塔のごきげんも、すっかり直って、
雨は止んでいた。
再び近づくと、やっぱりすごい。
これは、既になじみがあるからこそ、
こんなに感動するんだね。
期待裏切りまくるもの。すごすぎるよ。
見に行ったことがないひとが、
これを読んで、行ったとしても、
やっぱり同じようにおどろくと思うし、
感動出来ると思うのよ。
そこが、すんごいところなんだな。
万博行ってみたかったなぁ〜。

おや?
正面の顔のおでこの上に、なんかいる!


ほらあ!


キャラスさんが、ちょうど、いたんだよ〜〜。
仲良しなんだね。すげえーーーーー!!
あ、飛んだ!


すうううげええーーーーーーっ!
なんかもう、すごいよかっこいいよ。
太陽の塔、ありがとう。
太郎さん、ありがとう。
そしてやっぱり、敏子さんのことを思い出すね。
ありがとう。
こんなものを作ってくれて、ありがとう。
爆発です。
ベラボーです。

帰りに、「岡本太郎と太陽の塔
という本を買ったときに、
売店で「記念に限定フレームのプリクラあります!」
みたいな張り紙を見つけて、
すかさず、お得意のひとりプリクラ!
ちなみにプリクラはココでできます。
万博公園総合案内所。


誰もやってなくって、閑散としていた・・・。
きっとみんな気付いてない、穴場なんだな。
行った際には、ぜひ。

はああああああ〜。ちっきしょ〜い。
元気出た!人間、がんばるどおおおおおおおおおおおお!
いつか、中に入れる日を夢見て。


入り口の警備のおじさんに撮ってもらいました。
さんきゅう、おじさん! っしゃあぁ〜〜〜〜!

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
表題に「ゆーないとさん」と書いて、

postman@1101.comに送ろう。

2010-07-12-MON
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