ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

子どもの耳。

4月もチュジュにちは~~~~!
まじで、4月も中旬なのかい。やばくないかい。
ほぼ日内は、「生活のたのしみ展」にむけて、
そわそわとあわただしい日々であるよ。

最近、4歳仲間の間で話題になったんだけど、
4歳の耳がすごいということ。
英語の発音も、あいかわらず妙にいいよね~。
カタカナも読めない彼らにとっては、
英語のカタカナ読みというものは存在しなくて、
英語の先生とか、「ゆーちゅーぶ」とかで、
耳で聞いたまま、
インプットしてるからなんだろうなぁと思ったわけです。
カタカナを知らないと、そのまま言うしかないもんね。
あと、耳もすごくいいと思う。
自分の耳は、年齢と共に摩耗してるんだなぁって
自覚するときあるもんね・・・。(遠い目)

そして最近気づいたのが、
自分はものすごく目に頼っている、ということ。
子どものアニメとかでも、日本語吹き替えにしているのに、
字幕も同時に出ちゃってるようなときがあるのよね。
そういうとき、ものすごく字幕を観ている自分がいる。
子供番組の歌でも、
歌詞ばかりを追ってしまう自分がいる。
何それ!
しっかりとテレビを観ているつもりはなくて、
子が観ているのを、後ろからとか、
通りすがりに観るくらいなんだけど、
耳ではちがうことをしたり、
考えごとをしているなのかなぁ。
あとは、手っ取り早く理解しようとしちゃってるのかも。
「耳よりも目から得る情報量が圧倒的に多い」
と聞いたことがあるけれど、ほんとうに!
目に頼りすぎている!
目、ごめん。そりゃあ、疲れるわ。
閉じたら、寝るしかないわ。

自分のことはさておき、
まだ目からの情報には「文字」があまりないお嬢は、
仕草とか動きを、
目からしっかりとインプットしているのよ。
たとえば、アニメの中で、お父さんが困ったときに
首をかしげて、両手を「おてあげ」みたいにするのを
観たら。
「こまったときは、こうするんだよね」
って、言いながら、インプットしてる。
それを、すぐに取り入れる。
大人の目には入ってないような、
記憶されないようなちいさな仕草も、
覚えてたりするのが、すごいんだよなぁ。

「えー、そんなところを切り取るんだ!」

とおどろかされる日々ですわ。

少ない材料を、無駄にせずにしっかりと料理する感じ?
日々、感心ですよ。

あとは歌なんて、もちろん歌詞も読めないのに、
耳で聞いただけで、歌うしねー。
お店屋さんごっこで、
「てぶくろはごりようですか?」
って言うんですよ。
それは「レジ袋」なの。手袋ではないんだ。
でも、耳で、自分の知ってる言葉にあてはめたりして、
活用している。
おもしろい!

どこで聞いたんだろう。というシリーズで、
「そのセリフ何?」ということも多い。
先週びっくりしたのは、

「今日たのしくて良い時間が過ごせたのは、
まるちゃんの、おかげだね、ありがとう」

と言ったら

「ああ、だれよりもゆうきがあるってことね。
はいはい」

だって。
何よそれ。そんなセリフがあったのかな?
でもね、考えてみると
「おかげ」と「だれもよりも勇気がある」は
近いところにあって、
一緒に使われることが多いのかもしれない、とも思ってさ。

「あなたのおかげで助かりました」

というセリフがあったとしたら、
それはもしかしたら、
「だれよりも勇気があった」からなのかもしれない。
「はいはい」は余計だけどな!

大人もそうやって、いろんな言葉を芋づる式に出しながら、
お話ししているんだろうね。
もはや無意識だから、よくわからないんだけど、
そうだわ。
そうやって、いろんな新たな発見をさせてもらえるのは、
まるちゃんのおかげだね、ありがとう。


▲なぜ雨に打たれながら、
進入禁止(?)のこれと相撲をとるのか。

ひさびさに畑に行ったら、
できまくっていた、スナップえんどうさん。

さー、気合のゴールデンウィークまで、
あとちょっとおおお。がんばろおおおおおおお。

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