ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

はじめての海外旅行。

3月も、中旬にちはーっす。
わが家父がお仕事で台湾に行くことが決まり、
せっかくなので後追いで、合流することにした母娘。
まずは娘の、パスポートを取りに行くところからですよ。
証明写真の撮影ボックスって、
どこにあるんだっけ?駅?スーパーの中?
そう思いながら、歩いていたら、発見。

初めての海外旅行の前に、
初めての証明写真。
ワクワクしながら撮影ボックスに入って、
自分の顔を見ながら、大はしゃぎ。
自分の顔って、たのしいおもちゃだよねぇ。
めちゃくちゃ変顔して、ゲラゲラ笑う!
撮影チャンスは、3回。
どういうわけか、本人がモノクロを選ぶ。

1回目は、変顔。
2回目は、ちゃんとした。うん、やればできる。
3回目は、また変顔。

こらこら。
まあ、ちゃんとしたのもあるから、大丈夫。
それを選べばいいよね〜。って言おうとしたら、
すかさず、3回目の変顔をチョイス!
それじゃあ、ただ、
変顔の証明写真ができあがるだけじゃない!
そんなことある?
ただ、おもしろい変顔の、
なぞにモノクロの写真ができちゃったよ。
さすがにわたしも怒るでしかし。
他人の子どもの話だったら、

「いいね〜。やるなぁ〜」

って言うところだけど、そうはいかないよ。
お金だって、決して安くはない金額、
使い道はパスポート以外、ないし・・・!
ってゆーか、変顔は使い道なし!
(いつもパスポートや、免許更新で撮った写真、
余るじゃん?あれみんなどうしてるの・・・?)

真剣に説得して、
まじめなパスポートができました。ほっ。

そうしてたどりついた、台湾。
わたしも初上陸!
近いし、何回でも来る機会もあっただろうに、
どうして今日まで来なかったんだろう?
最高です!
青木さんのコンテンツをザッと振り返りつつ、
最新の『&Premium』が台湾特集だし、
『地球の歩き方』も、やっぱりはずせない。
色んな人に教えてもらった情報を、
地図に書き込んで行く。
子どもといると、予定をガンガンつめつめできないので、
しぼって行かないと。

台湾は、あいにくの雨模様。
しかも、暑いと聞いていたのに、寒いやんけ。


▲飛行機の上から見える、雨雲と、台湾の街。

上陸してすぐに、空港のセブンイレブンで、
タピオカミルクティーをゲット。


▲絶品の本場を飲みたいけれど、
6歳にはそういうのはわからないのだ。
今飲みたいから、飲む。ザッツ・オール。


▲雨なので、傘をさしながら、
たまたまそこにあった公園で、無理やり遊ぶ。

植物がすごい~~~~~~~~~。

そして雨。


▲たまたま、コンドウアキさんのリラックマの
「コリラックマ展」がやっていたので、入る。
知らない土地で、知ってる絵が出てきて、
娘も、安心したみたい。

キティちゃんとか、知ってるキャラクターのものに、
とびついて、

「これがほしい!」

と言う娘。

「これは、日本のものだし、
ここで買うのはちょっと・・・」

と言ってみるも、通じない!
異国の地、安心感って大事なんだなぁ。

本屋さんにあった、磁石の知育玩具にドハマリ!


▲買ってあげたいのは山々だが、
持って帰ることが出来ない。
なぜなら、ものすごく重い。
日本のこういうものよりも、なんか重い。

日本のお祭りのような夜市、
子どもがたのしいゲームもたくさんだし、
とにかくおまけしてくれる!

おまけしてくれすぎて、
最後のほうは、消化に変わったりする。飽きちゃって。


▲玉がなくならない。


▲ピンポン玉を投げたり、バウンドさせて、
コップに入れる。入ったときの快感ったら!
大人が夢中に。

景品も独特の、奇妙さ、かわいさ、
あかんさ。


▲雑種系。


▲これは景品ではない。


▲これも景品ではない。

娘は夏の人の多い縁日がちょっぴり苦手なので、
夜市も人が増える前の、早めに行って大正解。

とにかく、公園があれば、
彼女のごきげんは保たれる。


▲植物とハデな色の組み合わせが、
わたしの目には新鮮で。


▲「あ、クライミングやらなくちゃ」とボケる。

公園では、お友だちもできて。
おもちゃをくれた!


▲透明手。

物々交換で、持っていたものを、あげた。
英語を話す、社交的な子だったなぁ。

横のはファミマの中国茶。
お茶っ葉が入っていて、これがおいしい〜。
日本でもやってほしい。

食べ物もぜんぶおいしい!最高です!
子どもも食べられるようなものを選んで、
なんとかなった!

またいろいろ、追って、
レポートするかもしれません。

雨で水たまりがたくさんだったので、

「水たまりの、ビショ、気をつけてね!」

と言ったら、

「ああ、そうだね、
ビショとやじゅうだね」

と、渾身のダジャレを出した、6歳でした。
愛読書は、『地球の歩き方』313ページの、
旅の中国語コーナー。
シェーシェー、ニーハオはもちろん、
「ツァイ ジエン」(さようなら)
「メイ グアン シー」(大丈夫です、構いません)
といっしょうけんめい、練習しています。

さ、今週もがんばってこおおおおお。
うぉー!

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