北小岩 |
「わたくしの友人が
入れ歯になってしまったと、
大変ショックを受けております」
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小林 |
「それはなんぎやな」
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北小岩 |
「先生はまだ大丈夫なのですか」
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小林 |
「俗に男が衰えていく順番を
ハメマラというが、
歯も目もイチモツも
現役バリバリやな」
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北小岩 |
「さすがでございます。
わたくしの友人は、
実は歯がダメになる前に、
マラがダメになってしまったと
いっておりました」
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小林 |
「男としては、
同情を禁じえんな」
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しかし、先生の表情はどこかにこやかである。
いい思いができない男が増えていくことは、
生まれてから今までモテたことのない
先生にとっては、
とってもシアワセなことなのであろう。
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小林 |
「入れ歯については、
俺のエロ友だちが
研究しとったな。
行ってみるか」
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二人はお互いのお尻に鼻を近づけ。
プ〜〜〜っ!
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小林 |
「臭せえ!」
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北小岩 |
「臭いでございます!」
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いちいちそんなことをする意味があるのか
疑問ではあるが、お互いの屁の臭さを原動力に、
入れ歯研究家・通称入れ歯エッチ氏の
研究所まで走った。
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小林 |
「久しぶりやな」
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入れ歯
エッチ
氏 |
「先生じゃないですか」
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小林 |
「弟子の友人が
入れ歯になるそうなんやが、
落ち込んどるらしくてな」
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入れ歯
エッチ
氏 |
「高齢の方ですか」
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北小岩 |
「高齢というには、
数年前までアソコが
元気すぎるほどでございました。
元気すぎてハードなプレイに
傾倒し、折れた状態に
なってしまわれました」
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入れ歯
エッチ
氏 |
「ぶるぶるぶる。
それを聞くと、私など
精力が並でよかったと安堵しますね。
今、高齢の方用の
楽しい入れ歯が完成したところです」
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北小岩 |
「楽しい入れ歯でございますか。
ぜひ、拝見させていただきたいです」
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入れ歯
エッチ
氏 |
「どうぞ、こちらへ」
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師弟が研究室に入ると、
そこには歯医者さんにあるようなイスがあり、
おじいさんが口を開けていた。
レロレロレロー
「いや〜ん!」
おじいさんが恍惚の表情を浮かべている。
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小林 |
「どういうこっちゃ?」
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入れ歯
エッチ
氏 |
「あれは私が開発した
性入れ歯ですね」
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小林 |
「なぜあんなに興奮しとるんや」
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入れ歯
エッチ
氏 |
「奥歯の入れ歯の上に、
特製の乳首がついているんですよ」
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北小岩 |
「はあ?」
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入れ歯
エッチ
氏 |
「それを舌でレロレロすると、
女性のあえぎ声が出る仕組みに
なっております。
高齢になり、女性と楽しむ機会が
減ってしまった方でも、
昔を思い出し、
悦楽の世界と
戯れることができるのです」
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小林&
北小岩 |
「・・・」
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確かに入れ歯は味気ないものである。
乳首付き入れ歯の是非はともかく、
もう少し人を気持ちよくする入れ歯が
あってもよいことは、確かであろう。 |