KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の八百拾四・・・ゲーム

小林 「パ~ッとしたことはないんか」
北小岩 「パ~ッとしたことは
 ないのですが、
 パ~ンティとしたことは
 ございます」
小林 「なにっ!
 パ~ッとしたことより、
 数億倍ええやないか。
 早く言わんかい!」
北小岩 「申し訳ございません。
 今日、町はずれの空き地で
 ゲーム大会があるのです」
小林 「ほほう」
北小岩 「優勝者には
 町のセクシー軍団の中から
 好きな方を選び、
 その方の生パンティが
 プレゼントされるそうです」

だだだだっ

北小岩くんが言い終える前に、
先生はダッシュで空き地へ向かっていた。
弟子も全速力で後を追い、現場に到着。

司会 「これから
 生パンティ争奪
 イス取りゲームを行います。
 参加者はズボンとパンツを
 脱いでください」
北小岩 「えっ?」

マイム・マイムが流れ、ゲームが始まった。

♪チャチャチャララ プツッ

ダダッ ど~ん

「いてて」
小林 「ざまあみろい!」

先生は瞬間的にお尻の山を固くとがらせる
ケツドリルという大技を持っているので、
イス取りゲームは強いのである。
 
北小岩くんはといえば・・・。

どん ずるん

北小岩 「ああ。
 町相撲横綱の方に
 簡単に押し出されて
 しまいました~」
早々に脱落。
先生はケツドリルを武器に勝ち進み
ついに決勝。
町相撲横綱との一騎打ちとなった。

♪チャチャチャララ プツッ

ダダッ

小林 「ケツドリルをくらえ!」

ばん

小林 「むっ!
 こいつには通用せん!」
町相撲
横綱
「お前こそ、
 ケツバズーカをくらえ!」

どどんどどん

小林 「ああ!
 パンティが逃げていく~」

先生は2メートルほど飛ばされてしまった。

町相撲
横綱
「うひひひひ。
 生パンティは俺様のもんさ!」

町相撲横綱がイスを独占した
その時だった。

うい~ん

町相撲
横綱
「んっ!
 何かがケツの穴に入ったぞ」

ギリギリギリリリリ ギーン

町相撲
横綱
「イスから
 本物のドリルが出てきて、
 ケツの穴を掘られてる~!
 うお~~~!」

うぐぐぐ

横綱は悶絶。
イスから転げ落ちた。

司会 「全員失格で~す!」

先生は決勝で敗れたために、
本物のケツドリルは免れた。
それにしても、このゲーム大会が
何だったのかよくわかりませんね。

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2020-05-10-SUN

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