みなさま、約1年ぶりのごぶさたです。 ご覧のようにページの雰囲気をリニューアルして、 「ひとり古墳部」を再スタートすることになりました。 どうぞまたのんびりと、お付き合いください。
さて、2011年、夏の終わりのある日、 「はじめまして」のメールが届きました。 福岡県京都郡みやこ町で開催される 「 古墳フォーラム」に出てもらえませんか? という突然のお誘い。 『京都と書いてみやことよびます。』ほぉ。。。 『みやこ町は、その名の通り、 日本書紀などで「美夜古(みやこ)」と呼ばれた場所で、 古代からの史跡の多い地域にある町です。』うわー面白そう〜。 さっそく「参加したいです!」と返信したのでした。
しばらくして、みやこ町から小包が届きました。DVD・パンフレットなどがたくさん入っています。近代のことや、つい最近の偉人(明治時代以降の偉いひとたち)については、ちょいちょい飛ばし気味になりますが...。やっぱり興味は、古代のこと。「みやこ町の大きな古墳」6分55秒をじっくり観ます。
10分たらずで到着しました。ここも、むやみに力が入った立派でハードな駅。ロボットっていうか、工業っぽいっていうか〜塗装前のガンダムのパーツっぽい感じです。そうだ、トランスフォーマー(映画の)だ!みやこ町もこんな感じ?いや、なんか違うんじゃないかなぁ‥。
駅では、歴史資料館学芸員の木村さんが 待っていてくださいました。新車のエコカーで資料館へ向かいます。しばらく走ると、すっかりのどかな景色に変わっていました。あれこれと目で追いながら、木村さんと少しお話をしました。木村さん「これは、母なる川、今川です」すそ 「へ! 母なる!?」木村さん「はい、英彦山(ひこさん)から 流れている、それはもう大切な川です」すそ 「‥‥。 (私よりずっと若そうなのに、 古風な人なんだなー)」木村さん「ぜひ英彦山を見てもらいたかった! 本当はこの正面に 見えるはずなんですけどね〜 今日はあいにくの天気ですからね〜。 ああ、午後は降らないといいんですが」すそ 「わたしは晴れ女だから 大丈夫ですよ!」木村さん「え、そうなんですか、ははは!」車はゆるやかに丘陵を上がっていき、なんとなく「みやこ町」っていう感じになってきました。