石室としきり石

通常の石室は、
箱形に大きな石を組むことが多いが、
ここでは石を小さく切って積み上げ、
家型(合掌式)の構造をとっている。
千葉県では石が採れず、
遠方の筑波山などから運ぶ必要があり、
地元の石(貝層の化石)を
使った石室はめずらしい。
しかしその石がもろかったため、
積みかたの工夫をしたらしい。

しきり石は、
筑波山から運んだ石を使用している。