ほぼにちは。
私がとある病院で看護師として勤めていた頃、
「甲子園の救護班」という臨時の仕事がありました。
関係者として神聖な甲子園に
参加できることがとてもうれしくて
何度か務めさせてもらいました。
救護班の配置場所は
甲子園のそばにある救護所と内野席の下、
つまり球児がグラウンドを出入りする
出入り口のそばにある関係者席。
それと外野席、甲子園の得点板の裏側の救護室でした。
一試合ごとに担当を交替し合って
それぞれの場所に異動しながら
丸一日、甲子園を楽しみました。
(夜勤の次の日はぼんやりと、
寝てしまうこともあった~)
しかし、内野席の下に待機する時は
球児に何かあったときにグラウンドに
駆け付けないといけないので
内野席下担当の時は
「球児に何事も起こらないように‥‥」
と祈りながら見ていました。
医師と一緒なので、ま、看護師としては
そんなに活躍の場はないのですけども。
(テレビに映るチャンスでもあったのですが、
そういう気分になりませんでした)
だいたい夏の大会の時は熱中症で気分が悪くなって
運び込まれる人が多かったですが、
私が勤務していたときにとても印象的だったのは、
お酒を飲み過ぎて、外野席の階段を踏み外して、
頭から血をいっぱい出して
運ばれて来たおじさんでした。
たしか、夕立の雨が降っていて
階段が滑りやすくなっていました。
甲子園の階段は想像以上に急だなぁと思います。
そういう階段が甲子園のよさでもあるのですけども。
甲子園の改造を少しずつ行なっているので、
そういう階段も減ってくるんやろうと思います。
皆さんお気をつけ下さいね~。
(おたんこぶなーす) |