思えば、お国自慢の祭典じゃないか! おらが夏の甲子園。
 

『サンダーバード』は鳴ったのか?!
銚子商の世にも短い校歌はどうなった?


♪くーもーはーわーきー、ほにゃららほにゃにゃ〜。
『ボール、ボール、フォアボール!
 逆転のランナーが一塁へ歩きます。
 さあ、ここで? 交代のようです。
 エースナンバー1、130球を投げたところで
 マウンドを降ります!』

こんにちは、永田です。
山ほどメールが届いています。
むろん、すべて読んでいます。
なんだか甲子園について検索してたら
このページにたどり着いたっていう人も
いらっしゃいますし、
これまで読んでなかったんだけど
甲子園がたのしそうだから
慌ててバックナンバーから
読み直してみたっていう人も
いらっしゃいます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ぜひ、お友だちなどにもお知らせください。
あ、すっかり忘れてたんですけど、
全国49代表用のバナーをつくってあったんです。
こちらです。ブログなどお持ちの方は、
ぜひこちらをペタリとはりつけてください。
さ、今日も大ボリュームですよ!
とはいえ、いきなり全力疾走はよくありません。
まずはくだらない情報で
ウォーミングアップしてくださいな。


甲子園、どうでも情報

ほんとにどうでもいいことですが、思い出しました。
小学生のころ、実家に
1〜3ch(の音だけ)が聞けるラジカセがあり、
テレビと同時につけて、
バッターのインパクトの音だけを
カセットに録っていました。
何十回も‥‥キン! コン! キュイン!
あとでそれを弟と聞いて、ゲラゲラ笑っていました。
もう30年も前のことですから、
記憶が定かではありませんが、
『巨人の星』のオープニングを
真似しようとしていたのかなあ?
塁間を駆ける足音は録れないのにねえ。
(東京都・Sooh)
あの夏の日のバカな思い出。
それはそれで素晴らしいじゃないですか。
ところで、金属バットのヒット音って、
聞いた瞬間に場面と季節をよみがえらせる、
とっても優れたものだと思いませんか?
「どうでも情報」、
まずは小手調べといったところ。



とても、どうでもいいことなんですが、
どうでもいいことを募集しているとなれば
言わずにいられないことがあります。
私は静岡県の、「日本大学三島高等学校」が母校です。
地元では「日大三島」と呼ばれています。
野球のスコアボードや
テレビ画面の高校の名前って
たいてい高校名が漢字三文字で表されますから、
「日大三」となりますよね。
そうすると大問題が発生します。
「日大三高」とかぶるではありませんか!
私はこの夢の共演を毎年楽しみにしているのですが、
いまだ確認できていません。
日大三高はよく甲子園に出るのに、
わが母校はなかなか甲子園に行けないのです。
一度でいい、たった一度でいいから
「日大三 対 日大三」の対決を見てみたい。
(n.k.Auru)
「日大三対日大三」!
おれがあいつであいつがおれで!
全国にはいろんな夢をみている人がいるんだなあ。
などと思っていたら‥‥。



どうでも情報!
静岡県三島市には「日大三島高校」があり、
野球知らなかったけど野球応援行って、
甲子園に注目し始めた高校一年生あたりは
「日大三高」を見て「日大三島」と勘違いします。
(静岡県・さとこ)
まったく同じ日に「日大三島高校」の情報が
ダブって届くんだから、
このコーナーってば、わけがわからないよな。



私の父が姫路工業出身なんです。
私がまだ小学校低学年の頃
姫路工業が甲子園に出て
「お父さんの高校だよ、応援しよう」と母に言われ
会社員だと思っていた父が実は高校生というのに驚き、
東京在住の父が
どうやって姫路の高校に通っているのか、
朝7時半に家を出て1時間目に間に合うのか、
そもそも三十路後半の父が全然高校生に見えず、
非常に混乱した覚えがあります。
(たった)
わははははははは。
子どもの想像力ってほんとあなどれない。
「朝7時半に家を出て1時間目に間に合うのか」
っていう具体的な妄想が最高。
そういう秘密のある夫婦もいいのかも?
「奥様の名前はサマンサ、
 旦那様の名前はダーリン。
 ごくふつうのふたりは
 ごくふつうの恋をし、
 ごくふつうの結婚をしました。
 でも、ただひとつ違っていたのは、
 旦那様は姫路工の高校球児だったのです!」
言うてる場合か。



愛工大名電と聞くと、
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド
「アイアン・メイデン」を思い浮かべてしまいます。
どーでもいい話ですいません。
(Jamy)
いえいえ。
まったくもって正しい連想かと思います。
おまけに、愛工大名電のシャツなどには
堂々と「MEIDEN」書かれていて、
いやがおうにもヘヴィメタルな気分を盛り上げます。
いや、あっちは「MAIDEN」なんですけどね、
ほんとはね。



永田さま、毎日お疲れ様です。
お忙しい最中に
あほなメールを送ってすみませんが‥‥。
日程表を見ていてどうしても
理解できないことがあるんです。
1回戦と2回戦の区別って、
どういう意味があるんですか?
シードでもないし、初戦同士なのに2回戦って?
1回勝った同士も2回戦、一回目同士も2回戦。
わかりません。
(つゆこ)
いや、それはこういうことですよ、
と思って説明しようと思ったら、
すげー、説明、めんどくさい!
ようするにトーナメントだからですよ。
決勝に残るのが2校でしょ。
そのまえの準決勝が4校でしょ。
そのまえの準々決勝は8校でしょ。
そのまえの試合は16校でしょ。
そのまえとなると32校でしょ。
さらにそのまえとなると64校でしょ。
でも、代表校って、49校じゃないですか。
超中途半端じゃないですか。
だから、どっかで、何校かは、
1回多くやってもらわなきゃいけなくて‥‥
あああっ、もう! これ、見て、これ



甲子園って、
スポーツ用品メーカーにも大きな大会です。
例えば、ピッチャーのグラブにある、
各社のマークがテレビに映りますね?
それがCMのような役割をするわけですから。
‥‥という話をスポーツ用品メーカーに
勤める友人から聞いてから、
ピッチャーのグラブが映るたびに、
「今日はM社の人が喜んでるかな」とか
「この試合はS社の人がシメシメと笑ってるかな」
なんて思いながら観戦してます。
(う)
グラブのメーカーは、たしかに気になります。
あくまでもぼくの感覚になりますけど、
なんか、「ZETT」多くない?
個人的に、草野球では「Rawlings」を使っています。
すいません、「どうでも情報」でした。



無闇に珍しい姓の選手とか、
自分と同じ姓の選手の応援を楽しんでしまいます。
珍しい姓、といえば、当時の審判員に、
「西大立目さん」「達磨さん」
という方たちがいらして、
スコアボードにキュウクツそうに書かれた、
「西大立目」の文字を見ると、
イミなく熱狂してました。バカでしょうか。
今年は、「イガラシくん」ていう選手がいて
(この場合、だんぜんカタカナ!
 わかる人は、わかるはずです!)
これまた訳もなくドキドキしてます。バカでしょうか。
「ひゅうまくん」て子もいるけど、
世代的には「イガラシくん」「谷口くん」とか見ると、
ポジションはドコであれ、モウたまりません。
(みえのほまれ)
審判の「西大立目さん」に関しては、
同様の指摘がいくつも寄せられました。
ていうか、「西大立目さん」の情報が
いくつも寄せられるコーナーってどういうんだろう。
ちなみに「イガラシくん」「谷口くん」は
ちばあきお先生の名作野球マンガ、
『キャプテン』『プレイボール』が出典です。
読んでない人はぜひ読んでおくように。
『キャプテン』のほうから読んでおくように。
どうでもいい話をさらに脱線させて恐縮ですけど、
ぼくは『3年B組金八先生』に
「荒谷二中」が出てきたときに、
「墨谷二中」を思い出してしまって困りました。
世界観、違いすぎるっちゅーの。



応援曲はどのぐらいレパートリーがあるのでしょう。
今、福井商業と日本航空の試合を
見ながら書いているのですが
・『狙いうち』(山本リンダ)
・『とんぼ』(長渕剛)
・『ポパイのテーマ』
・『ルパン三世のテーマ』
が流れています。
あまり新しい曲は使わないのでしょうか。
出所不明ですが野球の試合でよく耳にする曲も何曲か。
『タッチ』は時々聞く気がしますが、
『ドカベン』は演奏されないようですね。
まったりした曲調が不人気の理由でしょうか。
(うさみみ)
『ドカベン』を応援曲に!
いいじゃん、いいじゃん、
それ、やってみようよ!
「♪と〜れないボールがあ〜るものか〜
 『かっとばせー、だーれそれっ!』
 ♪か〜まえ〜たミットがう〜けと〜める〜
 『かっとばせー、だーれそれっ!』
 ♪あぁ〜せいしゅんの〜スゥ〜トライクゥ〜」
き、気分出んわ!
だいたい、攻撃中の応援なのに、
なんでキャッチングの話をしてるんだ!
‥‥あ、採用されない理由はそれか?
ちなみに、以前、ちらっと
「『アフリカン』ってどんな曲?」
と書いたところ、
『アフリカン・シンフォニー』のことだと
たくさんの方からメールがありました。
どうもありがとうございます。



熱闘甲子園、もうちょっと長くやってほしい、
と思うのは、私だけでしょうか。
4試合を30分じゃ、さみしいです。
(めい)
同感です。ぼくも10年くらい
おんなじことを思ってます。



学校のある伊達町はくだものの産地。
今は桃が最盛期!
(千春)
どこの高校のことやらさっぱりわかりません。
調べてみると福島県代表聖光学院の情報でした。
これはぎりぎり調べられたのですが、
みなさん、ぜひ高校名を書いてくださいませ。



「甲子園のサイレンは誰かが叫んでいると思った」
という話ですが、私も似たような事考えてました。
女性が「あああああああぁぁぁぁぁああああぁ」って。
(t)
こ、怖すぎるわ!



「せいせいこうぎょうこうこう」問題

ぜんぜん関係ありませんが
今住んでいる大分県の
中津中学校は略して「ちゅうちゅう」です。
「せいせい」とか「こうこう」とかに
対抗してみたかったんです。
(延岡出身びっと)
〜これまでのあらすじ〜
静岡県代表「静清工」の正式名は「静清工業高校」で
「せいせいこうぎょうこうこう」と読む。
熊本には「せいせいこうこうこう」があり、
愛知には「こうこうこう」があり、
山梨には「こうこうこうこう」がある。
‥‥で? 今度はなに?
大分県に「ちゅうちゅう」がある?
もう、なにがなんだか‥‥。



母に「山梨にこうこうこうこうがあるんだって〜」
と言うと、
「あんたも親孝行し!」と言われた。
そうきたか。
あ、どうでもいいですね。失礼しました。
(大阪の肩こり〜)
もう、なにがなんだか‥‥。
バカなことやってないで、試合いこう、試合。
大会第6日目第一試合、
前橋商対熊本工の一戦は、
終盤もつれる好ゲームとなりました。



前橋商(群馬県)5−3熊本工(熊本県)

熊本からです。
今日は朝から大事な熊工の試合。
うちの会社では、業務中ですが
音を消してテレビをつけておいてくれました。
3点を追う9回裏、2アウト満塁。
社員全員がテレビに釘付けで、
魔物の出現を願っておりましたが、
反撃も届かず敗れてしまいました。
昨年は東北高校ダルビッシュ投手に
ノーヒットノーランを達成されちゃったけど、
今年は3点も取った!
よくやったぞ、熊本工業!!
(Z)
最後はほんとに、ヒリヒリしました。
どちらも同じように応援していたぼくでさえ
そんな感じでしたから、両県のみなさんは、
そうとう鼓動を速めたことでしょう。
この大会が終わったあとに振り返ってみて、
ベストゲームのひとつに数えられる
好ゲームだったのではないかと思います。



熊工、よく頑張った!
9回の裏はほんとドキドキして、
代打に出された岩崎くんなんか
真っ白で引きつってたのが
テレビでもよくわかったし、
前橋商業も満塁で追いつめられた時なんかは
すごいプレッシャーだったんだろうなあって。
魔物、働き過ぎです。
特に9回裏、増えすぎ。
甲子園、特に地元の高校が出場していると、
見ずにはいられません。
試合が終わったので、切り替えてゼミにいってきます。
(なおこ)
ぼくの個人的な解釈からいえば、
9回の裏の攻防は「魔物抜き」の
純粋な接戦だったように思います。
あ、でも、ちらっと出たわ。魔物。
最後の最後のショートゴロ。
キャッチした丸山くんが
ちょっとだけ足を滑らせたじゃないですか。
あれ、きっとこいつのしわざですよ。




友達が今日第一試合の熊本工業の出身のため、
仕事中にも関わらず、
インターネット画面を小さくして、
ちょこちょこ見ていました。
9回裏、満塁で1点追加したところまでは
良かったんですが、
一歩及ばず、残念無念! 友達には、
「後輩達をほめてやって!!」とメールしました。
夜の『熱闘甲子園』、見なくちゃ!!
(ひろこ)
「後輩達をほめてやって!」って、いいなあ。
でも、最終回の集中力は
ほんとにすごかったと思う。
そしてもちろん、防ぎきった前橋商ナインも。



祝! 前橋商業勝ちました!!
よくやった。前商ナイン。
9回裏の緊迫した空気の中よくやった!
その瞬間、社員全ての仕事の手が止まって、
テレビに釘付けだったよ。
次も頑張って!
群馬県予選大会決勝では、
我が地元、太田市の太田商業との試合に勝ち、
甲子園出場を手にした前橋商業。
あの試合の時には、野次って、ごめんね。
群馬県代表として、どこまでも突進めぇ〜前商!!
(総務部)
このメールも読んでて心がホンワカしました。
白熱したこの試合の締めは、
ちょっと長めのメールで。



今朝の熊工×前商の試合、
家庭の事情で生では観られなかったので、
録画しておいたビデオをさっき観終えました。
野球中継を録画するなんて
一昨年のタイガースの日本シリーズ以来です。
試合展開は、序盤は両チームともチャンスをモノに
できない場面が続きましたが
その分守備が光ってましたね!
特に前橋商業は試合が進むごとに
甲子園のグラウンドに馴染んできたようで、
外野手の返球、遊撃手の捕球は
好プレーの連続で
熊工贔屓のわたしも熱くなりました!
前橋商業で気になった選手は春山君。
バッティングの構えもダイナミックで、
打席に入るときには
必ず口を大きく開けて何か叫んでるみたいでした。
小柄ながらパワーヒッターだそうで、
『おおきく振りかぶって』の
田島を連想しちゃいました。要注目!
熊本工業では
元吉君のバッティングが目を引きました。
スリーベースヒットを含む4安打で
何度もチャンスをつくっていました。
6回表には前橋商業が2ランスクイズなんて
プロでもほとんど観たことないような
荒業が飛び出しましたね。
いいもの見せてもらいました。
5対2と3点差のまま迎えた熊本工業最後の攻撃。
9回裏、ここまで熊本工業のヒット10本は
すべて左打者から生まれたという事実に
ようやく気づいて
わたしはちょっぴり不安でした。
ところが、9回裏1死からこの試合で初めて
熊本工業の右打者がヒットで出塁!!
満を持してゆるみはじめるわたしの涙腺。
元吉君もヒットでつなぎ、死球も飛び出して
9回裏2アウト満塁点差は3点という、
最高の舞台が整ったわけです。
ここで熊本工業の監督が代打で起用したのが
右バッター‥‥これがわたしの感涙ポイントでした。
しつこいようですが9回裏2アウト満塁点差3点、
この代打が最後のバッターになる
可能性が高いわけです。
そこでこの試合相手投手に
相性のいい左打者ではなく、
敢えて右打者を送り込むという
熊本工業の監督の心意気。
「ウチは左打者ばっかじゃないんや。
 このとっておきの右の代打で
 勝負するんやかかってこんかい」
‥‥と勝手に脳内で大阪弁に変換しましたが、
多分こんな気持ちやったんちゃうかなぁーと
想像することをお許しください。
この一発逆転のドラマが待ち受ける場面で
出てきた右の代打の選手、
フルカウント(心臓止まるー!)から
フォアボールを選んで
押し出し1点をもぎとったんですよ!
2点差まで縮めた点差はこれ以上縮めることができずに
次の打者で試合は終了してしまいましたが、
9回裏2死満塁で見られた熊本工業の監督の心意気、
フルカウントから見せた
熊本工業の監督の心意気の結晶。
久しぶりに熱心に見た高校野球で
たくさんええもん魅せてもらいました。
(譲)
力作のレポート、どうもありがとうございました。
あの押し出しの場面は、ほんとしびれました。
2点差。9回裏。ツーアウト満塁。ツースリー。
ああいう場面になると、ぼくはいつも
ドキドキしながら同じことを思うんです。
「なんでわざわざフルカウントになるんだろう?」
って。
たぶん、これから先もあるんです。
「なんでわざわざフルカウントになるんだろう?」
っていう場面が。



駒大苫小牧(南北海道)5−0聖心ウルスラ(宮崎県)

昨日、父親と2人でニュースを見ていました。
「明日はこちらの4試合が行われます。」
と、画面に今日対戦の8校の名前が。
私の家は千葉で、父親は北海道出身。
「明日は見逃せないなー。
 相手は、聖心ウルスラと鳥取西か‥‥。
 (一度下向いて顔上げて)
 せ、聖心うるすら???」
「うるすら」という響きに反応する父に対して、
「ここ初出場で、元女子校で、
 クリスチャン系だから
 シスターが客席にいるんだよ」と、
上から目線で教えてやりました。
ありがとう、ほぼ日。
(もと)
あはははははは。お父さんびっくりの巻ですね。
ひょっとしたら、全国でこういった、
「なんでおまえがそんなに詳しいの?」
っていう反応を受けた人が多いんじゃないでしょうか。



カタカタ名の高校が出るのは初めてらしいですよ。
解説者が言ってました。
(えい)
へええ、そうだっけ?
じゃあ、聖心ウルスラが記念すべき一校目?
んん? ほんと? そうだっけ?
なんかなかったっけ? ない?
クリーンハイスクール‥‥は、『ドカベン』か。
ブルートレイン学園‥‥も、『ドカベン』か。
あっ! PL学園は?!
あ、アルファベットはカタカナじゃないか。



名前のインパクトにひかれて、
今年はウルスラ学園を応援するぞと
勝手に決めたんです。
試合が始まりました!
今は1回の裏、苫小牧の攻撃。
あー!! 2ベース打たれたーっ!!
うわーっ、1点取られたーあ!!
あっ、でもバッター三振、盗塁も牽制成功だあ!!
すごいぞウルスラ! 頑張ってるぞウルスラ!!
と、ドキドキしながら勝手に応援しまくってます。
(leilei)
「ウルスラ」「ウルスラ」言ってると、
とても高校の名前には思えませんね。
なんかちょっと怪獣みたいですね。
「ゴジラ対ウルスラ」
「モスラ対ウルスラ」
「ウルスラ対キングギドラ」
「ウルスラ対メカウルスラ」
「帰ってきたウルスラマン」
‥‥最後のはただのダジャレじゃないか。



去年に比べると、各アナウンサー・解説者の
「駒大苫小牧」発音が
格段にうまくなっているのを感じます。
去年は字面が理解されないまま噛まれたり、
棒読み早口言葉調「コマダイトマコマイ」だったのが、
今年はきちんと漢字で「駒大苫小牧」と聞こえます。
その一点だけでもよかったねえ、と思います。
(のらねこ)
早口ことばをつくってみました。
「真鯛、甘鯛、駒大苫小牧、
 煙たい、細かい、駒大苫小牧」



駒大苫小牧のユニフォームの右肩に
でんっとにいる北海道くんが可愛くって好きです。
ベンチ前にずらっと並び声援を送る
ナインを右側から映した映像に、
北海道・北海道・北海道・北海道・北海道・北海道‥‥
といっぱいいて、とってもキュートでした。
(まめ吉)
注目の一戦なれど、
試合展開そっちのけで画面の隅を
観察してしまうような人たちによって、
このコーナーは支えられているのです。



聖心ウルスラの選手が
自打球を足に当てて痛がっていると、
敵チーム・駒大苫小牧のベンチから
スプレーを持った選手が出てきて
冷してあげていた!
汚れた大人の社会では考えられない行動。
みんな見習え!
(ばび)
おお、それはいい話だ!
けど、「汚れた大人の社会」は
ちょっと言いすぎじゃないのか!



毎日このページを見て涙ぐんだりしていたのに、
今日の今日まで学校名を読みまつがっていました。
「聖心ウルスラ」が正しいんですね!?
ずーっと、「聖ウラルス」だと思っていました。
なんか惑星の名前みたいで覚えやすい、とすら。
(つか、「心」も抜け落ちてしまっていました)。
ごめんなさい。
今7回裏です。あと2回攻撃が残っています。
相手は昨夏の優勝校とはいえ同じ高校生。
がんばれ! 聖心ウルスラ高校!
(今日はこのあと日本航空もあるのですね)
『惑星ウラルス』。
タルコフスキー監督の未発表作。



どうでもいい情報なんですけど、
駒澤苫小牧のユニフォームの胸の
「駒澤」はうどん屋を、
聖心ウルスラの
「聖心」はそば屋を思い出します。
あの書体‥‥。うぅ昼どき‥‥。
(愛知県・りかりーな)
こらこら、試合に集中しなさい。



きゃ〜〜〜〜〜〜っ!
ほんとにそっくり〜。
駒大苫小牧の香田監督と、本間くん!
ってゆうかクローン?
(りえかえる)
ああ、そうだった!
それを確認するのを忘れてた!
つぎの試合で確認しなくちゃ!



駒大苫小牧VS聖心ウルスラの試合のNHKの解説に、
なんとあのバンビが出てましたよーー!
うわー懐かしい!
(大阪府・みや)
メールを受け取ったときは
「なんだこれ? バンビ? 鹿? どういうこと?」
と思ったのですが、続くメールで解決しました。



解説席に映った人に釘付け。
なんと、かつての甲子園のアイドル、
「バンビちゃん」こと、
東邦高校の坂本選手ではありませんか。
ジャニーズもびっくりの大人気だったアノ人です。
申し訳ないですが、
すっかり普通のおっさんになっていました。
同年代なので、すっかりおばはんの
自分は棚に上げていますが、
時間の流れをしみじみ感じてしまいました。
(うろん)
ああ、そうだった、そうだった。
たいへん古い話で恐縮ですが、
どうやらそれは1977年のこと。
1年生投手として甲子園を沸かせ、
決勝戦まで勝ち進んで大人気だった
東邦高校の坂本投手の
ニックネームが「バンビ」でした。
人々の記憶に残る劇的な決勝戦は
延長10回、東洋大姫路が
安井選手のサヨナラ3ランホームランで
優勝を決めるのです。
ライトラッキーゾーンに
白球が飛び込む瞬間のことを、
いまだにしつこく記憶しているぼくです。
ああ、ついでに思い出しちゃった。
この決勝戦、なんだか知らないけど、
マンガになってたんだよ。
最後の打席に入る安井選手が
「全国の3年生を代表して、おまえを打つ!」
かなんか言って坂本投手をにらんだりするんだよ。
こういう記憶っていったいどこまで残るんだろうか。
「バンビ」と聞いただけで、
さまざまな記憶を引っ張り出しちゃった人が、
ほかにもたくさんいるはず。
坂本投手がおっさんになってるだなんて、
そんなバカな!



ウルスラの子たちは最後の一人になっても
笑顔を忘れない素敵な子達でした。
でも甲子園の土をかき集めるときは
もう笑顔ではありませんでした。
そうだよね、でも、よく頑張った!
(さてらいと)
おお、さてらいとさん。
あなたの先日の実況に
「感動しました」っていうメールが
たくさん来ましたよ。
あいかわらず温かい視線ですね。
あなたは当ページの藤代高校です。
え? 藤代じゃなくて清峰だって?
こりゃまた失礼いたしました。



以前、聖心ウルスラ学園のある
延岡市の情報を送ったものです。
先ほど、試合が終わりました。
残念ながら負けてしまいました。
が。
笑っていましたね、選手のみなさん。
試合中、一点に届かず苦しい展開だったにも関わらず、
微笑を絶やさない彼らの姿。
それを見ていて思い出しました。
そう、延岡の人たちって、
明るくて朗らかでおおらかな人が多かったなぁ〜と。
たった一年という赴任期間だったにも関わらず、
こんなに楽しい思い出が多いのは、
そんな人々に囲まれていたからだったんだと、
彼らの微笑みを見ていて思ったのでした。
こんなに年数が経ってしまった今になってですが、
改めて思い知ったのです。
神話の里高千穂と、水平線まで見渡せる太平洋。
その両方がある町でした。
明るい太陽と、強い風の吹く町でした。
‥‥うん。
気をつけて帰るんだよ〜。
現在は関西に住む私は、
なんだか少しおおらかな気持ちになって、
こんな言葉をかけてあげたくなりました。
(りょんりょん)
いままでまったく耳にしたことのなかった
「ウルスラ」という四文字だけでなく、
さまざまなものを全国の人々の
心に残したようですよ、ウルスラのみなさん!



日本航空(山梨県)8−7福井商(福井県)

日本航空高校応援団についての投稿を読んで、
「『サンダーバード』をバックに! かっこいい!」
と思って口ずさんだら、
途中から『宇宙戦艦ヤマト』のテーマになってました。
でも、『ヤマト』もちゃんと演奏してる!
しかも同点に追いついた! がんばれ、日本航空!!
(ねじ)
当ページの読者にとっては
『サンダーバード』という強烈な印象で
記憶されてしまった日本航空。
期待どおり、
『サンダーバード』も演奏されたそうです。
ていうか、演奏されたのは
『サンダーバード』だけじゃなくて
印象的な曲がいくつも
アルプススタンドから流れたみたい。
しかもですね、演奏されたそれらの曲には
ちょっとした共通点があったみたいなんですよ。
気づきました? それはですね‥‥。



山梨代表、日本航空の
うわさの『サンダーバード』を聞こうとテレビを見る。
『サンダーバード』の他に
『ヤマト』『アトム』『ちょうちょ』など
学校にふさわしい「飛び物」がかかる。
って、え? 『ちょうちょ』?
た、確かに「飛び物」ですけど。
(掘)
ハイ、というわけで、正解は
「空を飛ぶものにまつわる曲が演奏された」でした。
野村さんと板東さん、没シュートです。



昨日日本航空高校の情報を
送らせていただいたものです。
本日の試合心待ちにしておりましたが、
残念ながら今夏の航空高校応援団には
士官服に身を包んで応援の指揮をとる
団員の姿がありませんでしたね。
ビデオでつぶさにチェックしましたが、
士官帽に開襟シャツ、黒のスラックスという一般生徒と
チアリーダーしか見ることができませんでした。
また、『サンダーバードのテーマ』は
2回と5回に演奏されていましたが、
これも3年前と比べ、若干アップテンポで
「勇壮度」は半減してしまいました。
それでも航空高校応援団、
5点のビハインドという絶体絶命の窮地から
見事ナインを救出するとは
まさに‥‥『サンダーバード』! A GO!
(toshi)
わははははははははは。
「勇壮度」という独特のことばに、
『サンダーバード』的なものに対する愛を感じます。
そうかそうか、士官服の応援団は、
今年は発見できなかったんですね。
細やかなチェック、恐れ入ります。



日本航空高校の応援と言えば情報がありますよ。
航空の応援は『サンダーバード』ばかりではなく
サンバのリズムで太鼓(タムタム?)を
叩くのですがその振り付けダンスが凄い!
振り付けはスマップの振り付けも担当した
プロのダンサーなんです!
そしてそのダンサーが学校の講師なんですよ。
その先生曰く
「アルプススタンドの席は狭いので全ての振り付けが
 披露できないのが残念」だそうです。
ちなみにマツケンサンバの振り付けで有名な真島さんも
航空のダンスの講師です。
(山梨県・もっちー)
『サンダーバード』のつぎはサンバ?
とんでもないことになってきました。
主将の新井選手が開会式で
選手宣誓をやることに決まったときさえ
ほとんど投稿のなかった日本航空ですが、
がぜん盛り上がってきましたよ。
ところで肝心の試合のことを
レポートしてくれる人がいないなあ。
大逆転のすごい試合だったのに‥‥。



福井商業vs日本航空、
すごい試合になっているようですね。
ネットでちまちまとスコアボード見てるだけでも、
白熱している様子が伝わってくるような気がします。
これ、テレビの前で手に汗握りながら見たかった。
明日のほぼ日でこの試合のことを書いてきた人の
文章を読めることを楽しみにしています!
(逆転、逆転、また逆転)
いや、それが、驚いたことに、
5点差をひっくり返した試合のレポートよりも
『サンダーバード』情報のほうが多いんですよ。
それが「おらが夏の甲子園」、
おかしなおかしな高校野球コンテンツです。



「日本航空」‥‥じっと見つめて息子が一言。
「社会人野球?」
(にわのわに)
ほら、こういう、
おもしろメールしか来てないんです。



ビンゴ! 残念っ!!
(のらねこ)
‥‥こんなんばっかり。
これ、なんのことかというと、
福井県が負けたことにより
上の日本地図で青いブロックが縦に5つ並んで
「ビンゴ!」になっちゃったということです。
あわてて自分でフォローしますが、
8−7の大激戦、とても見応えありました。
『熱闘甲子園』で知ったのですが、
福井商の先発、林投手は中盤から
右足を痛めていたようですね。
そして、チャンスを確実にものにした
日本航空ナイン、お見事でした。



銚子商(千葉県)7−1鳥取西(鳥取県)

あぁ!! 今日は鳥西の試合の日だわ!
なのに鳥西情報が少ない!!
ということで、無い知識を絞り出して鳥西情報を‥‥。
鳥西は実は22回も甲子園に出場している鳥取の伝統校。
記念すべき甲子園第一回大会の
第一試合にも出場したんですよ!
あっ、全然関係ないですけど、
石川代表遊学館高校の創立者は鳥取県身ですよ。
だから両方応援してまぁす。
さぁ、鳥西!
鳥取魂をみせたってごしない!!
2年ぶり?の初戦突破、
半世紀以上ない2回戦突破を期待しとるけ!
(さいお)
お国ことばでの激励、ありがとうございます。
駆け込み鳥取情報、ほかにもありました。



鳥取西校野球部キャプテンは、
隣の県、兵庫県美方郡香美町香住区
(旧:城崎郡香住町)の出身なのです。
中学卒業する時点で
「どうしても甲子園に行きたい!」
と鳥取西を受験して、
行きました。
(都会じゃ普通かもしれませんが、
 田舎じゃ隣の県の学校を受験する、
 ってすごい事なんです)
今日は香住からバス3台分の応援が
甲子園につめかけてます。
兵庫だけど、鳥取を応援! がんばれ鳥西〜!
(かまやん)
へええ。ってことは、
兵庫県から鳥取西の応援にバス3台も?
結果は、惜しくも銚子商に破れましたが、
終盤まではピリッとしまったいい試合でした。



千葉県代表は銚子商業高校が本日第4試合に登場。
実はこの銚子商業がかつて
夏を制覇した年がありました。
それは今から31年前‥‥。
その年は今の千葉ロッテマリーンズの前身、
ロッテオリオンズも日本一になった年なのです。
ただいまマリーンズ絶不調‥‥。
銚子商業にハッパをかけてもらいたい。
ぜひ1勝を!
そしてマリーンズとともに
日本一という栄誉を千葉県に!!
がんばれマリーンズ!
先輩・澤井くんもがんばってるぞ!
(かもめ@
 マリンスタジアムには自転車で駆けつけます)
こらこら、最終的に
マリーンズの応援になってるじゃないですか。
でも、いまちょっと不調のマリーンズと
(ていうか前半がよすぎた)
昨日、危なげなく勝った銚子商では、
「銚子商にあやかってマリーンズもがんばれ!」
と思ってしまう気持ちも
わからないではありません。



銚子商の校歌、もう一回聞きたいのでがんばれ。
(花)
あああっ、そうだった!
試合、終了まで観てたのに、
校歌聞くの忘れてた!
短いと評判の校歌!。



銚子商の校歌聞きました。本当に短いですね!
サビの前で終わっちゃったって感じでした。
その短さに合わせて選手が全員映るように、
カメラが早く移動してたのも
さすがだなあと思いました。
途中に旗を映してるの見たことありますけど、
銚子商の時には映してなかったですもの。
選手の皆さんにとっては一生に何回あるか
わからない晴れ舞台ですもんね。
ちゃんと校歌の長さを計って
その終わりの時に
端の選手が映るようにしてるんですね。
(ゆき)
ああ、ほんとうに短かったんだ。
聞き逃しちゃったなあ。
ん? ひょっとしたら、
聞いてたんだけど、あんまり短くて
印象に残ってないのかも?



その他の高校情報

東京から沖縄に移り住んで10数年、
はじめは県民一丸となって応援する姿に
びびってましたが、今では一緒に応援しています。
昨日は沖尚が勝って、
よ〜しまだまだ夏は続くぞ! とうれしくなりました。
沖尚が勝つとラジオで必ず流れる歌があります。
『沖縄が熱かったこの日を僕は忘れない』
沖尚がセンバツで県勢
初優勝した試合を再現した歌です。
実況中継のような歌詞がリアルで、
あの感動をもう一度! と
祈るような気持ちになります。
今年も長い夏になってくれるといいなあ。
(沖縄県・みや)
おお、そんな歌ができていたとは。
悲願の夏制覇に向けて、沖尚、勝ち残ってます。
「ちばりよ、オキショー!」



石川代表の遊学館高校の
山本監督のお話をうれしく読みました。
「有力な選手を集めて創部‥‥」というあたりが
少ーし違うのでは?
と感じたので老婆心ながらメールを。
私が聞いた話では、そんなに熱心に
(中学の有力選手を)
リクルートしているわけではないようでした。
お話にありましたとおり、
山本監督は中学野球界のカリスマでいらしたので
全国各地で今も中学校の監督をされている先生方が、
自分のチームの選手を(進学にあたり)
「山本監督にあずけたい!」ということで
自然に有力選手が集まってきた、と聞いています。
某中学の監督であるうちのダンナは、
野球部の指導のいろはを
「山本監督と山本監督率いた星稜中から学んだ」
といっても過言ではないので
遊学館の応援には、
ちょっぴり(かなり?)熱が入ります。
明日、2回戦です!!
(石川県・あっこぷー)
補足情報、ありがとうございます!
続いては、恒例、藤代情報です!



わが母校(茨城県立藤代高校)の
ほぼにちでのアイドルぶり、
うれしい次第でございます。
野球とは関係ないネタで盛り上がっていますので、
さらに輪をかけてヒトネタ。
(ほぼにちのおかげで、
 昔の記憶がよみがえること、よみがえること)
藤代高校の目の前には
国道6号線という大きな道路があります。
つまり、トラック野郎も多いということで、
今はあるか不明ですが
「ユニローズ」という
無人のドライブイン(自動販売機のみ)がありました。
部活に入っていない帰宅部の
溜まり場みたいになっているらしく、
帰宅部は、「ユニロー部」と自らをカテゴライズし、
つるんでいた男子たちのことを思い出しました。
今もいるのかな、ユニロー部!
そんな、ユニロー部たちも
きっと応援していることでしょう! がんばれ2回戦!
(ぷぷるん)
ユニロー部! 最高!
放課後、無人ドライブイン、
ユニローズに集ったユニロー部たちの面々は
そこでつぎのような会話をするのです。
「なあ‥‥進路とか決まった?」
「進路? おまえは?」
「オレ? オレかあ‥‥。
 オレは‥‥‥‥パチンコ大学に行く!」
そんなユニロー部。



ちなみに、私の小学校も地盤沈下してました。
(郷里を離れて三千里)
いったいなんのコーナーだ、ここは!



愛工大名電のユニフォームの件
おっしゃるように、
文字の黄色い影とストッキングの黄色いラインは
センバツ優勝の記念だそうです。
2日前に届いたばかりで、初めて袖を通したと
新聞に出ていました。
(神奈川県・わか)
お、こちらは、ユニフォームおたくの
ユズさんが発見した、
「愛工大名電のユニフォーム、
 開会式のときのやつと
 試合のときのやつが違う!」
という謎についての返答ですね。
つまり、選抜優勝記念のユニフォームが
開会式直前に届いたので、
入場行進ではそれを着たけれども、
試合は着慣れたものを着た、と。
ひょっとしたら、げんかつぎでもあったのかも?
で、つぎはお馴染みの、
ユニフォーム情報です。



こんにちは。ユニフォームおたくです。
「校名どうでも情報」で勢いづく
静清工業のユニフォームが
かっこよく見える理由を挙げてみましたので、
以降の観戦の参考になさってください。
唯一のラケットラインということにも増して、
これまた今大会唯一の、
グリーンをメインにしたもの
であることがまず大きな差別化につながり、
印象を強めていることは間違いありません。
そもそもグリーンをメインにしたユニフォームは
甲子園常連校にもそう多くはなく、
専大北上(岩手)、新発田農(新潟)、
東京農大二(群馬)、二松学舎大附(東京)、
米子東(鳥取)‥‥と、
パッと浮かぶのは、せいぜいこれくらいのものです。
プロの世界でも南海ホークスなき今、
日本の野球場でグリーンを見る機会は
ほとんどなくなっていますから目に新鮮なんですね。
あとは小さな所見を並べてみます。
胸マークの書体はシャープかつ力強く、
太さも適度で、ゆるくアーチを描いた配置も
字数とうまくマッチし、地色との面積比率が絶妙です。
仕上げはパンツのサイドライン。あの細さによって、
復古調のソフィスティケート化の
成功を決定づけています。
帽子のマークと通気孔の縁取りの鮮やかな黄色が
アクセントとして効いていることも見逃せません。
ただ、惜しいのは左袖。
若干の「とりあえず感」が漂う
あのレイアウトはいかがなものかと思われます。
(ユズ)
ユズさん、あんた、すごいよ!
しかも届くメールは1日1通じゃないんだよ!



こんにちは。ユニフォームおたくです。
初戦で負けてしまいましたが
確かにクラシカルなカッコ良さを漂わせる
松商学園のユニフォームで
ぜひご紹介したいのは左袖のマークです。
このマークは、上端に翼が広がり、
二匹の蛇がからまっている杖なのですが、
これはカデュシェス(caduceus)と言って
商業の神様であるヘルメス(=マーキュリー)が
持っていた杖だそうで、古くからある商業高校には
これをモチーフにした校章を持つところが
けっこうたくさんあります。
(松商も松本商業としてスタートした学校です)
ですから商業高校が闘っている試合では、
ユニフォームの袖のみならず応援団旗や
勝利の際にポールにはためく校旗に
カデュシェスの図柄がよく見られます。
(ユズ)
すげーーー! 尊敬するわ。
いつもありがとうございます。
たのしみにしてるの、
きっとぼくだけじゃないですよ。



私の甲子園

朝日新聞大阪本社の近くに住んでいます。
開会式が終わり、その年の第一試合が始まる直前、
ブンブンブン‥‥と大きな音がします。
数分後テレビには、紅白のリボンをつけた試合球が
マウンド付近にポトンと落ちてきます。
そうです、始球式のボールを運ぶヘリコプターです。
甲子園って結構近いんだな。
(とらちゃん)
ああ、ほんとに、あの始球式のボールは、
朝日新聞本社からヘリでやってくるのか!
貴重な情報、ありがとうございます。



私の実家は阪神沿線、お隣の芦屋市です。
学生時代にはよく高校野球を観に行きました。
たまーにテレビに映る応援席ではない観客席に、
ええ感じのおっさんたちが数人います。
そのおっさんたちの会話が私には聞こえます。
「おお、アイツ、足めっちゃ速いな。
 赤星みたいやんけ」
「このピッチャー、ええなあ、
 今の井川よりははるかにええな。
 おお、阪神に来てくれ、頼むわ」
そう、何事も阪神が中心の、
野球好きのおっさんたちです。
でも、私が学生の頃、必ず聞こえてきたキメ台詞、
これだけは今年は聞こえてくることはないでしょう。
「うわ、このチーム、めっちゃ強いわ、
 こことやったら、
 阪神、絶対負けるな、な、な」
「もう、阪神、PLと総取っ換えやな、そうしよ」
高校球児も大変ですが、
死のロード中の阪神も大変です。
星野監督もこの期間本当につらかったそうです。
ちなみに私はこのおっさんたちの一人である
父に反発して巨人ファンになりました。
そして、父に「裏切り者」と言われながら
東京で働いております。
(MIKA)
観たことないのに目に浮かぶような、
ボヤくおっちゃんたちの風景。
お父さんとの話も、いいですね。



父は、高校野球で日本地図を覚えたらしいです。
どの高校がどこから来たのか、
見ているうちに自然に覚えていった、と。
なので、プロ野球中継を見ていても、
選手のみならず監督やコーチ、解説者まで
「この人は何県の○○高校出身」と
ピタリと言い当ててしまう、
あまり役に立たない技を持っています。
『栄冠は君に輝く』は、幼い頃、そんな父に
「ピアノで弾け」と命じられて
よく弾かされていました。
もちろん、楽譜も何もないのに‥‥。
それでも聞いた音を頼りに
鍵盤をなぞっていくうちに
弾けるようになりました。
すでに私にはこの歌のメロディーが
植えつけられていたので
案外簡単に弾けた記憶があります。
父が初めて携帯電話を手にした5年前に
着信音を好きな曲に設定してやろうと思い
父に、「どの曲にする?」と聞いたところ
迷わず「栄冠は君に輝く」と返ってきました。
ついでに、私の携帯も父からの電話には
『栄冠は君に輝く』が
着信音となるように設定しました。
嫁いだばかりの頃、酔うと饒舌になる父は
夜中でもしょっちゅう
『栄冠は君に輝く』の着信音と共に
「元気でやってるかぁ〜。
 ちゃんとご飯作ってあげてるかぁ〜」
と現れました。
寝てるところを起こされて不機嫌に対応した後、
改めて寝ようとしても、
「♪チャ〜 ラッチャラッチャ チャ〜ラ〜♪」
と陽気に鳴り響く着信音を思い出すと
何故か涙がこぼれてしまい、
隣で寝ているダンナに気づかれないように
布団の中で号泣したこともありました。
先日定年退職したばかりの父、
「これで心おきなく高校野球が全試合観られる」
と、うちわを片手にホクホクの笑顔です。
来年は、父自身も目指した甲子園に
連れていってやろうと思っています。
(ぱあこ)
じーーーーーん、と、しました。
どうもありがとう。
さ、ぬばたまのさんの甲子園情報です。



みなさんからの投稿を
お待ちしております!
投稿はこちらからどうぞ!

甲子園球場へいらっしゃるなら。
byぬばたまの

古くから続くコーナー
「今日のダンナ」の常連投稿者として
一般の読者にもファンの多い「ぬばたまの」さん。
なんでも、甲子園球場のすぐそばに
住んでいらっしゃるということで、
甲子園球場周辺のレポートをお願いしちゃいました。

第14回「甲子園と京都」

永田様、みなさま、こんにちは。
ほぼ日では「京都に知り合いの宿をつくろう」が
更新されていましたね。

実は京都と甲子園球場の距離は
意外に近いのです。
昼間は甲子園で手に汗握り、
甲子園近辺を散策し、
京都の街中を散策し、
夜は「知り合いの宿」でほっこりと、
という素敵な計画も
十分実現可能です。

甲子園球場から阪神電車の甲子園駅までは
歩いて2〜3分。
そこから梅田駅までは特急なら12分、
急行でも15分。
梅田駅とJR大阪駅は
一つ屋根の下にあります。
その間の移動に要する時間は
切符購入なども含め約10分。
JR大阪駅からJR京都駅までは
在来線新快速で27分。
「旅館 銀閣」までは
JR京都駅から歩いて4分。

どうかすると
甲子園球場を出て1時間後には
「旅館 銀閣」に到着できてしまうのです。

ところで、サカベさん情報に
京都の氷のお話がありましたが、
甲子園球場で氷といえば、はずせないのが
「かちわり氷」です。
その昔、赤道を越えても腐敗しないということで
長距離航路に欠かさず積み込まれていたという
六甲山系の清らかな水。
その六甲山系の天然水を二日間かけて凍らせ
甲子園球場の三塁側内野席下で砕き
袋に詰めて販売されているのが
「かちわり氷」です。
当然、味はついていません。
なぁんだ、と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんね。
でも、この「かちわり氷」、
あついスタンドではとても重宝します。
中身は天然水を凍らせたものですから
とけても手がベタベタすることはありません。
小さくなった氷のかけらを口に含むもよし。
とけきるまで首筋などに当てて
涼をとるのもよし。
氷水になったものを
渇いたのどに流し込むもよし。
思い思いの方法でお楽しみください。

お盆休みに入られた方も多いことでしょう。
くれぐれもお体大切にお過ごしください。ではまた。
(ぬばたまの)
Illustration:澤田 圭
2005-08-12-FRI
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