サイバー・KILN製作は順調に
夏至。
このところ移動しながらのゲージツが続いている。
昨日までは山梨増穂登り釜に滞在して、
1日で100枚の陶板創りをやり、
1日乾かしてからそれに色付け。
頭蓋内から先入観も、怖れも消えて、
浮遊状態になった20枚目から
自分でもタマゲル物凄いスピードの制作速度になっていた。
心地よい疲労感でFACTORYに戻って、
サイバー・KILNの外観に耐火塗装仕上げした。
これまたデッカイわい。
すっかり舞い上がってしまい、
自分で操作していたフォークリフトで
左足を鉄鋳物との間に挟んでしまうわ、
クレーンのフックに脳天を打ちつけてしまうわ
痛い1日だった。
KILNの熱線部分とコントローラーの設置は夏の盛りに、
作動は秋の入口になるが、今から楽しみである。
クルクル状態の頭蓋をのせた激痛の左足を引きずって、
明朝は<岐阜羽島>行き。
(株)岐阜工業20000坪の敷地で、
60トンの鉄を使って
23メートルのオブジェを創るのだ。
山本寛斎氏のBIGファッション・イヴェントの
<鉄の馬>だ。
クルクル・ビッコのオレは、ゼニ無しを凌駕する浮遊の旅だ。
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