クマちゃんからの便り |
新宿の熱い夜 HELLO! I am KUMA! 『蔓草のコクピット』出版エン会の夕べ アリガトウ。 オレも久しぶりの新宿、六〇年代のジカンが 舞い戻ったような夜だった。 ゲストの唐十郎氏が唄ってくれた《サーカス小屋》。 こんやここでのひと盛り・・・ 見えるともないブランコが ユアーンユヨーンユアユヨン・・・ あれから三十年ほど経ったのだが オレの棲息方法はなんにも変らない。 これからも、来年のミラノでの <極東からのヒカリ展>に向けて ヒカリを求め、ひたすら淡々と激しく過ごしていくのだ。 酒を呑むジカンも少なくなった分、 夜は物語を創って遊ぶようになってきたオレだ。 また、書き溜まったら読んでいただける日が 来るとイイんだが・・・ まだ梅雨の入口、夏の風邪はイケナイ。 みんなも注意のほどを。 『蔓草のコクピット』 (つるくさのこくぴっと) 篠原勝之著 文芸春秋刊 定価 本体1619円+税 ISBN4-16-320130-0 クマさんの書き下ろし小説集です。 表題作「蔓草のコクピット」ほか 「セントー的ヨクジョー絵画」 「トタンの又三郎」など8編収録。 カバー絵は、クマさん画の 状況劇場ポスターの原画「唐十郎版・風の又三郎」です。 |
2001-06-20-WED
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