ほぼ日 - ほぼ１グランプリ

デタラメに格闘技っぽいことばを景気づけに叫んでみました。
こんにちは、「ほぼ日」の永田です。

ある日、わけのわからんことを思いつきました。
そのわけのわからんことを職場の人間たちに話したところ、一瞬「？」という顔をされましたが、やがて大きな盛り上がりの輪が広がりました。

そこで、このような仰々しい催しを、開催する運びとなりました。
できれば、このはじまりのところでどなたにもスッと飲み込めるようなだいたいの説明をしてみたいと思います。

ある日、思ったのはこういうことでした。

「オレは本当に『ポテトチップス』が好きだなあ。
あと、『納豆』も、何度食べても好きだなあ。
ん？　どっちが好きなのかな？
どっちか選ぶとしたら、どっちかな？
あと、好きといえば『野球』もずっと好きだなあ。
んん～～‥‥ん？　んんん？
『ポテトチップス』と『野球』なら、どっちが好きなんだろう？
そんなの選べないか‥‥
いや、選べないことはないぞ？」

この「好きなものを並べてどちらかを選ぶ」というおかしな試みそのものをまるごと周囲に話したところ、たいへんおもしろい現象が起こったのです。

「そんなの、こっちに決まってるじゃん！」と、いろんな人たちがてんでに違うことを言うのです。
しかも、その人の「好きなもの」を並べていくと、どんどん愉快にややこしいことになっていくのです。

「いや、生ビールにまさるものはないでしょ！」
「じゃ、ふとんと生ビールなら、どっち？」
「うわっ！　ふとん！　どうしよっ！」
「あたしは○○が一番かなぁ」
「それをいうなら△△でしょう！」
「えー、××に決まってるじゃないですか！」

──そのようにして当企画は萌芽をみたのです。
名づけて、「ほぼ１グランプリ」！

「好きだ！」「最高だ」「強い！」「いいなぁ」
そういったものをズラリと並べて、一番を決めよう！
どうやって？　みなさんのジャッジによって、です！

さかのぼること三日前、当企画のエキシビションマッチとして、私たちは以下のようなバトルを提示し、みなさまに自由なジャッジをお願いしました。

「青空」、圧勝！
「マグロ」、脂身むなしく、リングに沈む！

刺身、寿司、ネギトロ、ツナと死角のないように思えた「マグロ」でしたが、開始早々、「青空」の類い希なる包容力でもってすべてを包み込み、試合は終始、青空のペース。
けっきょくは数倍のポイント差をつけての「青空」の圧勝ということになりました。

「青空」、お見事！
「マグロ」、大丈夫でしょうか‥‥。

と、いう感じで、エキシビションマッチは無事終了！
このようにして大会が進んでいくということがおわかりいただけましたでしょうか？

さあ、以上を、これから繰り広げられる大いなる闘いの序曲として、本日、いま、ここに、「ほぼ１グランプリ」の開催を宣言します！

それでは、厳選を重ねた、 16のファイターの紹介です！
いでよ、最強のファイターたち！
元気で出て来れんのかーーーっ！！！

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