その1000 (2006-11-10)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


いつも金曜日は、ピンクかブラックな特集をするのですが、今日ばかりは元祖「言いまつがい」をずばりとお届けいたします。なぜなら今日は通算1000回記念。連載における第1000回というのは1000回に1回しかないわけですから、やはり、ちょっとした記念ですよ。とはいえ、いつものようにお読みください。いつのぞいても、いつものように、いつものおもしろさがある。そんなページが理想です。それでは今日もごゆっくりどうぞー。


学園祭を陣頭指揮しているA先生。校長先生が、他の教職員にA先生を気遣うように言った言葉。「えー、みなさんお気づきのように、A先生はおめでたいんですね」‥‥‥‥。(ほんとはおめでた)


この前、ファミレスに行った時、後ろに座っていたおじさんが、「パンにはやっぱりみつばちだよなぁ」と‥‥。(なおと)


私はもうすぐ結婚するのですが、年下の友人に沈痛な面持ちでこう聞かれました。「マリンブルーにならないんですか?」そんなさわやかな感じなら、むしろなりたい。ちなみにマリッジブルーにはなってません。うふふ〜。(るーじゅ)


母が「あの〜、なんやった?壁に貼るの。あぁ、ペタリストじゃ」と。タペストリーと言いたかったみたいです。大笑いしましたが、言われてみるとペタリストも感じが出ていていいと思います。(えぺさん)


のどがとっても渇いていた時、冷蔵庫を開けながら「まだサイダーある?」と言いたかったのに「まいだーる?」と口が勝手にしゃべった。(疲れてたのね)


先日、彼女とご飯を作っていたとき「あと何分でできるの?」と聞かれ、元気に「ごぷん!」と言ってしまった。(3分と5分が混じった)


弟と『いいとも!』を見ながらお昼ご飯を食べていました。ふと思い出したことがあったので、私は弟に「友達に聞いたんだけど、タモさんて‥‥」と話しかけようとしました。が、出た言葉は「タモさんに聞いたんだけど‥‥」残念ながら、タモリさんにお会いしたことはありません。(くろ)


以前友人の家に電話をかけた際の事。夜遅く、しかも2回目の電話だったので「夜分に度々すみません」と謝ろうとして「夜分に多分すいません」と言ってしまいました。(あや)


若く見えると言ってくれた店員さんに「いえいえ〜、三ケタは超えてますから!」と返事をしてしまった。(三十路って言いたかった)


耳鼻科で看護師をしている姉からの報告。診察介助について、先生が耳を診るときに綿棒を渡そうとして「綿棒です!」と言うつもりが「耳掃除!」と言ってしまった。だそうです。(わびすけ)


野球をやってます。昨日、ライトにフライがあがったので、「ライトー!」と言おうとしたところ、なぜか「サード!」とまつがえてしまい、笑われました。(そういう僕はレフト)


札幌市内の交通がまだ市電中心だった頃、体が大きく若かった父は、雪道で走って飛び乗った電車内で28センチの長靴で、思い切り人の足を踏んでしまった。咄嗟に、父の方が、「あいたたた!」すると踏まれた方が即座に「あっ、どうもすいません!」一瞬の沈黙の後、お互い顔を見合わせて、大笑い。昭和30年代後半の、懐かしい、本当にあった、ダブル言いまつがい。(林)


先日、5歳の娘に向かって「おばあちゃん!」と呼びかけてしまいました。(娘の名はみずき)

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