その1036 (2006-12-16)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


最近忘れ物がひどくなってきた私。つい先日のこと。まだ雨は降ってなかったが、一応傘を持って出かけました。途中で薬局に寄り、店に入る前に「今日は傘を持ってますよ!」と何度も自分に言い聞かせて入り口の傘たてに傘を入れて入店。そしてレジで会計を済ませたあと、出たのは、別の入り口。当然傘は置いてきました、はい。(wasurennbo)


仕事終わりに夕食の買い物をしに、スーパーへ行きました。商品の積んである細い通路が、その日に限ってヤケに通りにくい。ふと見ると、右手に展内用のカゴを、意味もなく二つ提げていました。いつものように自動ドアの前でひとつ下げ、特売品の野菜を見ながらもう一つ手に取ってしまったようです。(戻すきっかけが難しいの)


車に知らない人が乗りまつがえるなんてことはよくありますが、うちの父は違う人を乗せたことに気がつかないまま発車したことがあります。(10メートル進んでから気づいたらしい)


夏のある日、台所が臭いと騒いでた母。においを頼りに発生源を特定。なぜか空き缶にイカが入っていました。「誰が入れたん!?」って人のせいにしないでください。(t)


たった今、やりまつがいました。ぼんやりインターネットをやりながら、タバコをふかし、缶チューハイを飲み、ポテチをつまみ‥‥のつもりが、ポテチの代わりに、灰皿の中の吸殻を口に。2、3回噛んで、苦さに思わず吐き出しました。(その後はうがい)


学生のときこんなことがありました。終点の駅に着いたあとですぐに折り返す電車に乗ったときのこと。出発して間もなく、血相を変えたおばちゃんが、いろんな人にこう聞きだしたのです。「ちょっと、これ逆を走ってるわよねっ?」2、3人の乗客に聞いた後、ボクの所にもおばちゃんは来てこのセリフを言いました。コ‥‥コワイ。迫力に圧されて他の乗客の人たちと同じように答えてしまいました。「ハイ‥‥逆です」質問の意図が理解できないでいましたが、終点まで来て折り返して走る(逆を走る)という意味ではウソは言っていません。それにスゴイ迫力だったのです。しかし、その後、おばちゃんはなんと、車掌さんのいる後部車両に走っていき、激しくドアをガンガン叩きながらこう言ったのです。「ちょっと止めて〜!この電車逆を走ってるわよっ!」ここでようやくさっきの質問の意味がわかったのです。おばちゃんの「逆を走っている」というのは「終点に着いたあと折り返す」ということではなく、おそらく「逆走している」ということだったのです。自分の思っている進行方向とは逆に電車が走りだしたためにパニックになってしまったのです。印象深い出来事でした。(木村)


踏切内で、猫が電車に轢かれて死んでいたという話を聞いた次の日、道路の真ん中に白い猫の手首が!!すっかり平常心を失いながらも近づいてよく見ると白い軍手が人差し指をつき出して落ちていただけでした。(親指さがし)


ビデオの録画予約をしました。時計よし!チャンネルよし!さぁ出かけるぞ!テレビの電源を切って、いつもの癖でプラグをズボッと抜きました。「‥‥あ」(やり直し)

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