その1040 (2006-12-20)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


カナダで小学生サッカーチームに参加していたとき、監督が「試合前にスパゲティを食べるな」と言いたかったところを、スパゲティとパスタがごっちゃになってしまい、「ドント・イート・パスタゲティ」と言っていた。外人さんも言いまつがいする。(フラン)




アメリカでナースをやっています。先日患者さんが起き抜けで言葉がうまく出てこなくて、「Painmeds(鎮痛剤)」と言おうとして「Mainpeds」と言ったのを、可愛かったので同僚にばらしていたら、同僚が自分の伝説の言いまつがいを教えてくれました。「Youdon'tunderstand,UncleGeorge.(あなたわかってないのよ、ジョージおじさん)」と言おうとして、「Youdon'tuncle-stand,George」と言ったそうな。訳せないな、これ‥‥。(祐)




カナダに住んでいます。友達が口座を開くために銀行へ行ったのですが、とっさに「アカウント(口座)」という単語が出てこなくて、思わず「Bankをオープンしたいのですが」と窓口で言ってしまいました。最初はギョッとした係の人も最終的に理解してくれて無事に口座を開くことができ、その上、銀行を出るときは「銀行を開くときは雇ってね〜」という激励の言葉を背に受けたそうです。(カナダよいとこ)


アメリカに留学中の話です。近所のうまいハンバーガー屋さんに行きました。アメリカでも、日本同様に、注文時にここで食べるのか?それとも、持ち帰るのか?と聞かれます。英語で言うと、「Here?ortogo?」という感じです。この時も、もの凄く親切ではつらつとしたよい感じのバイトの女の子が、笑顔で「Here?」と聞いてきてくれました。その時は、持ち帰りにしたかったので、「Togo」と答えるべきなのですが、日本語環境どっぷり浸ってしまっていた僕は、思わずこう答えてしまいました。しかも、もの凄い笑顔で。「GOHOME!」(家に帰れ!)はつらつとした笑顔の可愛い女の子はたちまち凍り付き、泣きそうになっていました‥‥。その時、自分のいいまつがいにようやく気付き、「ToGo」と謝って訂正しました。レジの女の子には悪い事をしてしまいました。(ヒロミチイト)


仕事で毎日英文メールをやりとりすること1年余り。問い合わせや依頼にはまず「Thankyouverymuchforyourmassage.」の一文から始めていました。いや、感謝したかったのは本当は、あなたのマッサージではなく、メッセージなんですが‥‥。ようやくスペルミスに気付いて見たくないと思いつつ1年分の送信済メールを「massage」で検索したところ、52件がヒットしました。(誰も指摘してくれなかったのは優しさですか?)


オーストラリアに行った時の話です。日本からのお土産の紙風船を見て、「いくら?」と現地の子に聞かれたので、「juyen!」と言いました。わからなそうだったので、何度か繰り返していたら、隣にいた日本人の子につっこまれ、やっと気付きました‥‥。(サンダラーとかつい言ってしまう)


塾で講師をしています。先日、英語のテストを採点していたところ、いろいろとまつがいが発掘されましたのでご報告いたします。「次の英文を日本語に訳しなさい」「Hebecameabaseballplayer.→彼はベッキャムを野球選手にした」「Hewentfishingwithhisfather.→彼はつりで彼の父をつりあげた」(毎日腹筋痛です)


中学のときの英語の先生は、生徒に問題をあてるとき、いつも「え〜、では次の問題をMr.山田くん」と言っていた。(統一しよう)

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