その1076 (2007-01-25)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


職場で「係長!」と言っているのが、よく「ゆかりちゃん!」と聞こえてしまい、つい、返事をしてしまったり、顔を上げて声のした方を見てしまいます。(係長ではない、ゆかりちゃん)


知人が言った。「90歳なの」よくよく聞くと、「今日取材なの」だった。(ママムー)


友人が「うちの虫メガネ」といきなり自分の「虫メガネ自慢」を始めました。「フツー、虫メガネなんか自慢するか?」と訝しく思っていたら‥‥。「うちの娘がね」という、子供自慢でした。(BCE)


テレビでアナウンサーが「隠し子を取得」と言ってました。そんな話題を放送するのか、と慌てた私。「隠し子?」と、隣で一緒に料理していた母に尋ねると「博士号」と、訂正。母は私のききまつがいに慣れている。(k)


テレビのニュースを聞きながら家事をしておりましたところアナウンサーが言いました。「愛のクーデターは2日目を迎えました」なんのこっちゃいと画面を見ると、タイのクーデターでございました。(た)


殺人事件のニュースを途中から見た先輩は「寝込みを襲われ‥‥」を「猫に襲われ‥‥」と聞きまつがい、人を殺すなんてすごい猫がいるなぁ、と思ったそうです。そして「ハシゴをかけ、二階の窓から侵入‥‥」と聞いて、猫なのにハシゴもかけられるなんて!とさらに驚いたところで、はっと聞きまつがいに気がついたそうです。(今や私も中年社員)




品のよい家庭でおっとりと育った友人。お花のアレンジ教室でお稽古中、何やらガラス越しの窓の外でダダダと走る数人の若者。彼らは「中継!」「中継だ!!」と口々に叫んで全速力で駆け抜けて行ったそうです。同時に隣でアレンジしていた女子2人とフラワーショップの店員の男子がいきなり立ち上がり彼らの後を追って、全力疾走。友人は、「まあ、有名人?何の中継かしら〜?」小首をかしげて考えていたところ‥‥。しばらくして帰ってきた3人はものすごく暗〜い顔。肩をがっくり落として曰く、「間に合わなかった‥‥」「前の2人はセーフだったのに‥‥」「きぃーっ!くやし〜」彼らは、ばっちり「駐禁」の切符を切られていたのでした。(近頃やけに多いんだ)


看護師の友人は、学生の頃患者さんに「スポニチ、買ってきて」と頼まれて、満面の笑みで返事をし、売店で購入したスポンジを手に病室に登場し、大爆笑をかったことがある。(たまきママ)


彼女との2回目のデートを終えて立ち寄った喫茶店で、まだ初々しかった私たち2人は無言の状態に陥ってしまいました。このままじゃアカンと無理矢理に話題を絞りだそうとして、「そうそう」といかにも思い出したかのように彼女に話しかけると、同じく話のつなぎに困っていた彼女は「そうですね。それじゃぁ、そろそろ‥‥」と帰る支度を始めてしまいました。そんな彼女とは、来月挙式の予定です。(つろっこ)


聞きまつがいです。昨晩、疲れてぐったりと横になっていると、5歳の息子が「背中押してあげようか」と聞いてきました。とても喜んで「うん、お願い」と答えると、あっかんべーのでき損なったような顔をして「ほら見て」と言いました。「変な顔してあげようか」だったみたいです。(ぬか喜びの父)

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