その1097 (2007-02-15)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ちょっと小洒落た和食やさんで、お着物の仲居さんが「デザートをお出ししてよろしければ、そのブザートでお知らせください」と言いまつがいました。(みっちゃき)


こないだ、高級レストランへ彼氏と二人で食事へ。いつもと違う高級感タップリで、オシャレな雰囲気にすっかりうっとり。ひととおりオーダーを終えたテーブルサービスのジェントルマンな紳士が、「それでは、ご一緒にワインなんていかがでしゅか?」となりのテーブルの人まで、笑ってました。(あやか)


居酒屋でサラダを頼んだ友人。店員から「和風ドレッシングと、イタリアンがあります」と言われて、「イタリアンで」とお願いした。けれど、店員が立ち去ろうとした時になったら、急に気分を変えて叫んでました。「スイマセン、わっぱ、や風!」(さつき)


先日、動物がたくさん描いてある絵本を見て私が言い放った一言。「あっ、ほくろうもいる」(もちろんフクロウ)


夜中に腹痛に襲われた私。なんとか治まった翌朝、彼が心配そうに一言。「体調どう?夕べは抱腹絶倒だったね」‥‥日本語って難しい。(ただの生理痛でした)


娘が家庭科の宿題で一食分の献立をつくることになりました。あれがいい、これもいいね、と盛り上がり、一通りアイデアが出揃ったかな、というところでまつがってしまいました、私。「炊きたて卵新鮮なご飯で、たまげこは?」まつがいすぎです。(卵かけご飯)


兄弟水いらずで昼食を食べようと入ったうどん屋でのこと。店員「ご注文は?」弟「俺、うどんと、いなら」兄「おまえ何言いよるんか、恥ずかしいのぉ〜!」弟「いや、『いなり』っち言おうと思ったら‥‥」と店員さんとさんざん笑った後、威厳を保とうとした兄の口から出たのは、「いどんとうなり!」どっちもどっちじゃ〜。(まつがい兄の妻)


専門学校生だった頃、同級生なんだけど2コ年上のとてもきれいなお姉さんがクラスにいまして、憧れの的でした。ある朝、駅から学校までの道のり、偶然に一緒になって並んで歩いていると、「今度のクリスマスパーティーは何を着て行くの?」と彼女。そうとう緊張して心臓バクバクしてるボクは、「うん、タキシードを着ようかな、と思ってる‥‥なんてね‥‥ハハハ」と言うつもりが、「うん、レオタードを着ようかな、と思ってる‥‥なんてね‥‥ハッ!!!」よりによってタキシードとレオタードを言いまつがい‥‥トホホ。顔から火が出そうでした。(りくっち)


私が高校の野球部のマネージャーをしていたころのことです。監督に先輩の居場所を尋ねられたので、「ヨシモト先輩は‥‥」と答えようとしたところ、「よ、よよ、よよよよよよよよよ‥‥」と信じられない速さで「よ」ばっかりがでてきたのです!笑いをこらえながら一息ついて、名前を言おうとしたら「よよよよよ‥‥」とまた同じ現象が‥‥。私は笑いが止まらず、監督は「どうなった?!」というような顔で見ていました。恥ずかしくてしばらく監督から遠ざかっていました。(ちーちゃんママ)


私の母は駅で「ペンチ、ペンチ」と座る場所を探し、針金を切ろうとして「ベンチ、ベンチ」と引き出しをかき回しております。(ぶーふーうーの母)

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