その1218 (2007-06-16)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


深夜、携帯電話と財布をポケットに突っ込んでコンビニに出かける私。レジのお兄ちゃんが商品を袋に入れている間、少しの時間があった。携帯を見ながら待とうと思って、ポケットから取り出したら、テレビのリモコンだった。まっすぐレジに向けられる我が家のリモコン。「おとうさんスイッチ」とは言えず、走り出していた。(ピタゴラスイッチ)


素敵なホテルへ母とランチに行きました。かっこいいお兄さんに「こちらです」と颯爽とご案内され「どうぞ」と母の椅子を引いてくれた時になぜかお兄さんの靴が片方だけ脱げたのを向かい側にいた私は見逃しませんでした。(ばらしてごめんなさい。また食事に行きます)


海外のまつがいを。夫に届いた海外からの郵便には、川崎港郵便局国際郵便課の但し書きが。「この郵便物は、アメリカからジャマイカに誤送され、同国から‥‥(略)‥‥遅れてお届けすることになり申し訳ございませんでした」アメリカで、JapanとJamaicaを間違えられたのか?(さすがアメリカ間違いもダイナミック)


私は50歳を過ぎたおじさんにもかかわらず、真っ黄色のフリースパーカーが大好き。先日、近所の大型食料品スーパー内をお気に入りのパーカーを着て歩いていた。後からおばさんが呼び止める声が。振りかえると、おばさんは私の目を見て「台所用品はどこにあるん?」「エッエー。店員じゃ、ないんですが‥‥」「アラッ!店員さんじゃなかったのね〜。ごめんなさい」こんな派手な格好をしているのは店員さんしかいないかも、しれませんね。(Hiroyuki)


私が小学生の時のまつがいです。ある日担任の先生が、「明日は大掃除ですから、ぞうきんを忘れずに持ってきてください」と言いました。次の日の朝起きて、「今日ぞうきん持って行かなくちゃいけないの〜。言い忘れてたっ!」と母に報告すると、朝の忙しい最中に母がぞうきんを縫ってくれました。学校に着いて、先生がぞうきんをチェックするのを今か今かと待ちましたが、午後になってもその気配はありません。友達に、「今日はぞうきんを持ってくるように先生に言われたよね?」と言うと、「え〜、そんなこと聞いてないよ」だって。その時に気がついたのです。ぞうきんを持ってくるように言われたのは夢だったのです。あまりに現実に近いと夢だって気づかないのですね。(朝にならないと思い出さないはずね)


とても雰囲気のよい料亭で新年会があった時のことです。お上品な年配の奥さまがたの集まりでしたので一番若輩者でちょっと場違いな私は粗相のないよう気を使っていましたが、大変おいしい料理をごちそうになって大満足で帰ろうとしたときです。入るときに仲居さんがコートを預かってくれて部屋のはしのコートハンガーに並べておいてくれたのですが、いざコートを返してもらおうと思ったら私のコートがない!!アメリカで買ったちょっとデザインの素敵なお気に入りの黒のコートがないのです!仲居さんも慌てふためいて一生懸命探してくれましたが、ないものはない。もしや他の方が持っていってしまったのか?と先に行ってしまった方たちの後をあわてて追っかけていく途中ではっと気づきました。今日は出かける寸前で、黒のコートをやめてベージュのコートに着替えたのを‥‥。部屋に戻ると引き取り手のないベージュのコートが確かにひとつぶらんと残っていました。(奥さま、にはほど遠い)


その昔、干し椎茸のもどし汁を「汚れてたから水、替えといた!」って、得意になって報告した記憶がある。(kousi)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる