その1261 (2007-07-29)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


友人の結婚式に出席するためバタバタと支度していたとき。着ていくワンピースをアイロンがけしてなかったと気づき、大慌てで押し入れからアイロンを取り出してコンセントに差し込み、調節つまみをまわそうとしたがつまみがない!ハンドミキサーでした。(なお)


麦茶をつくろうとお湯を沸かしたやかんの中に、まつがって「だしパック」を入れてしまいました。だし汁に転用するにしてはお湯が多いので、さらに2個「だしパック」を追加したつもりが、今度は「麦茶パック」をまつがって入れてしまいました。だしのきいた麦茶ができました。(みーすけ)


職場のすぐ前が公園で、犬を散歩させている人をよく見かけます。中には犬を放して走らせる人もいます。その日も、赤い洋服を着た小型犬が走っていました。雨の降らない日が続いていたので土ぼこりが舞っていました。疾走する犬、舞う土ぼこり。「それにしても速く走る犬‥‥」とよく見ると‥‥赤いラジコン自動車でした。たぶん、疲れていたのだと思います。(かりん)


その日ホテルに泊まった同僚が、テレビを観ようとリモコンのボタンを押しても反応しません。電池切れか?と思ってフロントに電話。「あの、いくらボタンを押してもテレビがつかないんですよ」返事は「そういったことでしたらフロントまでご連絡ください」同僚は首をかしげて、ホテルの案内をもう一度見直しました。フロントは10番。彼女が掛けたのは110番。(村田)


何年か前、久しぶりに帰国した際、姉の家を訪問したときのことです。大型テレビの置いてあるダイニングルームに通され、テレビの画面を遮る位置の椅子にかけ、近況報告などしていましたら、熱心に聞き入っていた姉が、テーブルの向こう側から突如リモコンをサッと取り出し、私の方に向けて操作を始めるではありませんか!「よく聞こえなかったものだから‥‥」って!しばらく会わない間に姉はボケちゃったのかと‥‥。(ミコ)


私達ご近所の4人は、年に2度ほど、日帰りの京都散策を楽しんでいます。いつも計画をたててくれるしっかり者のEさんが駅までの道で「片方のかかとだけズボンの裾がはさまるねん」としきりに訴えるのに対して、「人間って左右の足の長さがちがうねんで」とか「みんなどっちかに体傾いてるねんて」とか口々に言いながら駅に着き、予定通りの電車に乗って、ふとEさんの足元を見ると両方、黒なのですが片方だけ飾りベルトがある‥‥。そうです。体が曲がってるわけでも足の長さがちがうわけでもなくサンダルとパンプスをひとつずつ履いているのでした。そのまま足元をなんとか隠しながら京都まで行ってから靴屋さんを見つけ靴を買ったEさんでした。(大阪のおかんの友達も大阪のおかん)


日曜日は夜の6時半。「あ、サザエさんの時間だ」と思い、テレビをポチ。アメリカに来てもう8年目なのに、まつがった。長年の習慣は恐ろしい。(それでも、やっぱり見たかった)

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