その1282 (2007-08-19)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


携帯に留守電が入っていました。「あっ山口さんですか?魚を5匹お願いしたいんですけど‥‥よろしくお願いします」どうも魚屋さんと思い込んでいた様子。どうしよう‥‥と悩んだ結果電話をかけまつがってますよ、と教えてあげました。(隣のお家は山口さん)


まつがい電話の話です。「○○です。私、今度結婚することになりました。式は北九州の△△であげるつもりです。ぜひ参加していただきたいと思います」と、留守電がありました。○○さんというのは、うちの会社にも同じ苗字の人がおられて、新人だったので結婚されているのかどうかわからなかったので、ちょっとどきどきしました。けど、他人でした。(なあこ)


10年くらい前に、家の留守電が入っていたので聞いてみると「あの、こちら○丁目の△△ですけど、きつねうどん3つお願いします」と入っていました。2件目を聞いてみると「先ほど電話した△△ですけど、きつねうどんまだですか?」と。我が家の留守電は子どもの声でちゃんと名前まで言っているのになぜ気づかないんだろう?このお宅は果たして昼食にありつけたのかと心配になりつつ3件目を聞くと「あらぁ、また留守電だわぁ。早くお願いしますよ」結局このお宅がその日の昼食をどうしたのか、いまだにわかりません。(モン吉)


朝、学校へ行く途中に知らない番号から電話がかかってきました。出てみると、「○○ちゃん?忘れ物があるんだけど‥‥」一瞬本当に忘れ物をしたかと焦りましたが明らかに名前が違う!まつがってたことを伝えましたがお母さん、娘さんの番号はまつがわないで!(忘れ物は机の上)


会社にある、十何年も前に購入したレジスターに貼ってあったシールの修理先に電話をすると、一般家庭のおじさまが電話に出られて、「この番号ね、昔はそうだったらしいんだけどね、今はウチの番号。その修理センターの番号はね○○○−○○−○○○○」って即答してくれました。すごいです、きっと暗記しちゃってるんだと思います。(しぽ)


高校受験を控えた年のことです。母の迎えで塾から帰る途中に、携帯に電話がかかってきました。知らない番号だったので、おそるおそる出てみると、「おつかれさまで〜す!」とものすごく元気な男の人の声が。勉強でぐったり疲れていた私は知らない相手に、平然と「どうもお疲れ様です」と答えていました。すると相手がしゃべり出してしまい‥‥。「課長、今、○○さんと、××さんと、△△さんといるんですけど、今から来ませんか?」「あの‥‥すみませんが間違っていますよ」「あ、すみません。(同僚に向かって)間違えちゃったよ〜」電話の向こうはがやがやして、笑い声が聞こえていました。いい感じに酔っ払った大人の世界を垣間見ました。(Cyan)


事務所にかかってきた電話に出ると男性の声で「○○さんではないですか?」「いえ、違いますが」「○○さんはご存知ないですか」「申し訳ありませんが‥‥」変な電話だなと思い受話器を置くと数秒後に同じ人からまた「あの、そちらの電話番号は××ですよね」「いいえ、うちは△△ですが」「そうですか、すみません」そしてその人からの3度目の電話に出ると「やはりそちらの番号は××です!」「いえ、違います」「いや、××ですよ、今かけましたから」というやりとりをした後、はっと気づき「△△は代表番号で、複数回線ありますからなかには××の番号があるかも知れません」と説明すると「きっとそうですよ」と。納得してもらえたらしくそれ以降電話はかかってきません。(ムキになって否定しました)


今、会社に電話がかかってきて、知らないおじいちゃんから「なんで『水戸黄門』を放送してくれないのか」と言われました。TBSと間違えたのだそうです。おじいちゃん、本当に『水戸黄門』見たいんだろうなー。(鈴)

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